【Opensea】NFTアートをオファーで購入する方法を解説!ガス代・手数料も理解できる

この記事で分かること

  • オファーとはどのような購入方法か
  • オファーをするときの手順
  • オファーで発生するガス代・手数料

NFTアートの購入方法としてオファーというものをご存じですか?

初心者の方からすればOpenseaのアカウントは作成してもそこからどのようにNFTアートを買えばいいのか分からないということが多いと思います。

Openseaは世界最大級のNFTマーケットプレイスなので、日本人に向けたものではなく、少し操作が難しく感じたりするのも当然のことです。

そこで、NFTアートを購入する方法の1つであるオファーについて詳しく説明していきたいと思います。

また、この記事を読んでいただければNFTアートを購入する上で発生するガス代や手数料についても理解していただけるはずです。

ぜひ、最後までご覧ください。

[冒頭定型文 ]

3つの購入方法

そもそもオファーとは何なのかということを、その他の2つの購入方法と共に説明します。

固定価格

1つ目は固定価格での購入です。

固定価格と呼ばれていますが、簡単に言えば表示された価格のまま即購入するという形式です。

イメージとしてはメルカリなどを思い浮かべるとわかりやすいと思います。

Openseaにおいては、Buy now(購入する)というボタンがあって販売されていれば固定価格です。

オークション

2つ目はオークションでの購入です。

オークションは期間内に最高価格を掲示した人が購入できるという形式です。

オークションはNFTアートの取引においてはかなりメジャーな方法になっています。

身近なもので言うとヤフーオークションのようなものです。

オファー

3つ目はこの記事で説明していくオファーでの購入です。

オファーはこちらから現オーナーに購入したい希望の額を掲示するという形式です。

オーナー側が買い手の詳細情報を見て購入者を決定します。

オファーとオークションの違いは、買い手が希望の額を掲示することまでは同じですが、オファーでは絶対に最高額の人に売らなくても良いという点です。

「この人にNFTアートを売れば、今後自分が得しそうだ」と考えたら購入額がそこまで高くなくても売るという手もあります。

NFTアートをオファーで購入する手順

まず、NFTアートをオファーで購入する方法について説明します。時間としては約3分で完了します。

1.オファーを選ぶ

オファーをしたいNFTアートの販売ページで「Make offer」をクリックします。

そして、詳細を確認する画面でチェックを入れ、次にオファーしたいWETHの数量を入力し、チェックを入れて「Convert ETH」をクリック。

ここで、ウォレットにオファー価格のWETHがあれば「Make offer」のボタンをクリックできて3.の手順、無い場合は2.の手順に移ってください。

2.ETHをWETHに変換

Uniswapが起動するので、「トークン選択」からETHを選びます。

そして、WETHに変換したい分のETHの数量を入力し、ウォレットに接続をクリック。

ETHが入っているMetaMaskを選択し、ウォレットのアカウントを選択し、「次へ」、「接続」、「ラップ」、「確認」の順でクリックします。

次の画面でETHからWETHに自分が指定した分だけラップされたと書かれていれば交換は完了です。

3.オファーする

2.の手順を踏んだ方は再び1.と同じようにオファーしたいWETHの数量を入力して、「Make offer」をクリックします。

すると、MetaMaskが起動するので、トランザクション手数料を確認して「確認」と「署名」をクリックします。

画面の下の方に「Your offer was submitted successfully!」が表示されればオファーが正式に完了です。

4.オファーの承認を待つ

オファーは売り手によって購入者が選ばれるため、絶対にオファーが通るとは限りません。

そのため、オファーの承認のメールがOpenseaから届いたらそのNFTアートが自分のコレクションになったということになります。

ちなみに、プロフィールから「Collected」の画面に移ると購入したNFTアートが確認できます。

(補足)オファーのキャンセル

途中でNFTアートのオファーをキャンセルしたいということもあると思います。

そういった場合は、ItemページからOffersの自分がオファーしたNFTアートの「Cancel」をクリックします。

その後、ガス代を確認し、「確認」をクリックすればキャンセル完了です。

ただし、ETH作品のキャンセルでガス代を取られるのはもったいないので、オファー期限まで待つことをオススメします。

オファーにかかるガス代・手数料

NFTアートをオファーで購入する際にはガス代や手数料がかかります。簡単に言えば、自分が欲しいNFTを手に入れるための必要経費のようなものです。

オファーする際には、たとえ不成立であってもガス代と手数料はかかります。

ガス代はメルカリの出品手数料のように決まった額ではなく、時間帯や新プロジェクトのリリース時期などにも左右されます。

ガス代をできるだけ避けるためには、まず安くなる時間を知りましょう。時間帯としては日曜日、月曜日の夕方などに安くなりやすいです。

また、Gwei.atなどのツールの活用によって様々なマーケットプレイスにおける各アクションにかかるガス代を一覧で見ることができます。

とはいえ、ガス代にはある程度の額がかかるので、平均より少しでも安ければオーケーという気持ちでNFTアートを購入しましょう。

NFTアートを購入するときの注意点

ここまでオファーの方法などについて説明してきましたが、NFTアートを購入する際には注意しなければならないこともあります。

作品の価値の下落

NFTアートの高額での取引例として、アーティストのBeeple氏のNFTアートが75億円で落札されたり、小学生の自由研究の作品がとんでもない金額で取引されたりというものがありました。

このような出来事により、NFTアートは大きなスポットライトを浴びました。

現在はNFTアートはかなり人々の関心を集めていて、作品の価格はとても上がっていると考えられています。

ですが、今後の市場の動き次第ではNFTアート作品の価値が落ちるということは十分にあり得るので、自分が本当に欲しい作品を買うことをオススメします。

偽物のNFTアートも存在する

OpenseaなどのNFTマーケットプレイスでは実際偽物のNFTアートもいくつか出回っています。人気の作品に多い印象です。

取引に慣れていない初心者の方は偽物を購入してしまう可能性が高いです。

偽物を避けるためには、owners(所有者数)とvolume traded(総取引量)を見ましょう。偽物の場合はこれらの数が非常に少なくなっています。

また、有名なNFTコレクションには公式マークがついているものもあります。例えば、CryptoPunksやThe Sandboxなどです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

NFTアートの購入方法の1つであるオファーについてお話してきました。

オファーの手順だけでなく、NFTアートを購入する時に注意すべきことも分かっていただけたと思います。

オファーは不成立だとしてもガス代と手数料がかかってしまうことから、NFTアートを購入したいと思った際には慎重にオファーするようにしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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