繊細なタッチと10代の若々しく清楚な雰囲気の作品で人気を集めるNFTアーティスト「Ayaka」さん。
Ayakaさんはなんと16歳の学生だそうです。
今回は、Ayakaさんはどのような思いを込めてアート作品を作っているのか、学業と共にクリエイター活動を続ける秘訣は何なのか、ということをお聞きしました!
これからNFTクリエイターになりたい方やNFTアートファンの方には楽しめる内容となっていますので、ぜひ最後まで記事をご覧ください。
この記事をざっくり要約!
- Teen's collection SWEETのテーマは「悩みを抱えた10代を可愛い色使いで描く」
- Ayakaさんは通学中にコレクションのデザインを考えている
- NFTアーティストに必要なのは続けていくやる気
NFTコレクション『Teen's collection SWEET』とは?
ーNFTコレクション『Teen's collection SWEET』のご紹介をお願いします。
Ayaka:テーマ、コンセプトは「悩みを抱えた10代を可愛い色使いで描く」です。
10代の方はもちろん、「青春を思い出したい」という大人の方にもおすすめです。
ー作品をPRできるものがあればお願いします。
Ayaka:こちらの作品は『Teen's collection SWEET #0038』です。
『Teen's collection SWEET』コレクション特有の10代の青春でちょっとふわっとした不安な気持ちを表しています。
Ayakaさんはどんな人で、どんな活動をしているのか?
ーAyakaさんのプロフィールを教えてください。
Ayaka:私は関東エリアの高校に通う16歳の女子高生です。
高校では美術部に入っています。子供の頃から絵を描くのが好きで、スケッチブックにたくさん絵を描いていました。
高校生になって、iPadを購入してからはデジタルの作品をたくさん描くようになりました。
ーなぜNFTに参入しようと思ったのですか?
Ayaka:2021年の年末に家族でテレビを見ていたときにNFTの特集をやっていて興味を持ったのがきっかけです。
将来絵を描く仕事をしたいと思っていたので、自分の作品をマーケットプレイスで販売できるというところに魅力を感じました。
それで、父にNFTやOpenSeaのことを調べてもらって、2022年1月にはNFT活動を始めました。
ー現在の活動についてお聞きします。どのくらいの頻度で作品を制作していますか?
Ayaka:NFTを始めた頃は時間に余裕があったこともあり、1日1作品制作していました。今は忙しくなったので毎週2〜3作品程度を制作しています。
1日のスケジュールですが、平日は朝7時に家を出て電車で通学します。授業が終わったら美術部の活動をして、その後塾へ行くので家に帰るのは20時くらいです。その後はまた家で学校や塾の課題をします。
NFTのデザインは通学時の電車の中でアイデアを考えて土日にまとめて描いています。実際にイラストを描き上げるのは1時間くらいです。
(Ayakaさんの作業風景)
Ayakaさんの作品制作の裏側とは?
ーTeen's collection SWEETはまさに「悩み多き年頃」を表していると思います。この作品はなぜ生まれた経緯を教えてください。
Ayaka:『Teen's collection SWEET』の前に『Teen's collection』というコレクションを作っています。『Teen's collection』では10代のキラキラした青春を表現しています。
『Teen's collection SWEET』では、『Teen's collection』の違う一面が見られるコレクションを作りたいと思いました。
SWEETは優しさという意味もあり、友達を思う優しさ、家族を思う優しさなど、「優しさからくる悩み」を表現しています。
このコレクションはジェネラティブではなく、一つ一つ手で描いています。
ーAyakaさんが影響を受けている作品はありますか?また、日常のどんな部分からインスピレーションを受けていますか?
Ayaka:「Heikala(@heikala_art)」さんというイラストレーターの線がとても滑らかで、憧れています。
日常では、駅で通り過ぎて行く人々の洋服を観察したり、図書館で何十年も前の古いファッション雑誌を読んだりすることからインスピレーションを得ています。
ーTwitterではどのようなことを発信していますか?また、コレクターさんや他のNFTクリエイターさんとはどのようなコミュニケーションをとっていますか?
Ayaka:TwitterではOpenseaへの出品の告知や、ロードマップの発表、コレクションの宣伝、NFTGiveawayイベントの告知など、NFTに関わる広報は全てTwitterで行っています。
普段の何気ないツイートやリプライでコレクターの方々と絡んで、少しでも親しくなれればと思っています。また、作品の情報だけでなく、私自身の日常も少し発信しています。
他のクリエイターの方との交流についてですが、自分がいいなと思った作品についてはクリエイターの方に伝えています。逆に、自分の作品を褒めて頂いたり、初めの頃は販売方法についていろんな方からアドバイスをいただいたりしました。
NFTコレクションを運営する上での悩み事を相談することもあります。
これからのNFTはどうなっていくのか?
ーNFT業界の課題はなんだと思いますか?
Ayaka:私が感じるのは、NFTに触れるのは初心者にとって難しいということです。最初のNFTを出品して販売するまでが、かなりハードルが高くて、始めるのが大変だと感じました。
私の場合、色んな人に協力してもらって出来ましたが、一人でやるのは無理だったと思います。
ーNFTブームが去った後も生き残れるクリエイターとはどのようなクリエイターだと思いますか?
Ayaka:とにかく続けることができるクリエイターだと思います。続けていくやる気と、気合い(笑)が大事です。
NFTのブームが来ることは、多くの人に関心を持ってもらえるので嬉しいことですが、ブームが去った後は関心がなくなる方も中にはいると思います。
なので、ブームに囚われず、コツコツ日々活動していくことが大切だと感じています。
ーこれからクリエイターになる人にアドバイスをお願いします!
Ayaka:まず、楽しい気持ちを持ち続けることが大切だと思います。私は、忙しすぎるときや疲れているときには、無理して描かないようにしています。
自分にしか描けない絵は何かを考え、コレクションのコンセプトをじっくり練ることから始めると良いと思います。
私も、既存のコレクションの作品数をどんどん増やしていくことを直近の目標にして頑張っていきます。
まとめ
この記事のまとめ
・Ayakaさんは現役の高校生で、学業の合間にNFTクリエイターとして活動している。
・通学中などに、デザインを頭の中で形にしてから作品を一気に描き上げる。
・Teen's collection SWEETは「悩み多き年頃」の優しさからくる悩みをあらわしている。
・NFTクリエイターとして生き残っていくには、日々コツコツ活動していくやる気が必要。
Teen's collection SWEETは、「悩みを抱えた10代を可愛い色使いで描く」というのがコンセプトで、10代の方だけではなく、「青春を思い出したい」という20代以上の方にもおすすめできる作品となっています。
Ayakaさんは学業の傍ら、時間を上手に使ってNFTクリエイターとして活動しています。
まだ16歳という若さながら、NFTという新しい分野に好奇心を持ち、アーティストとして活動するのは大変かもしれません。
しかし、SNSを駆使したり、他のアーティストから情報を仕入れたりして活動しているということがわかりました。
全くの初心者からでも情報を仕入れながら活動することで、NFTアートを販売することは難しくありません。
当サイトでは簡単にNFTアートをOpenSeaで販売する方法についても記事で紹介していますので、是非ご覧ください!
AyakaさんのTwitter:@FluffyTeensArt
OpenSea:Teen's collection SWEET