Polygonの手数料「MATIC」の購入方法は?送金・ブリッジする方法も解説

2021年になってイーサリアムの価格・手数料が高騰している中、Polygonネットワークで取引したいと考えている人が多いのではないでしょうか。

Polygonネットワークを利用する際には、手数料として支払うMATICが必要になります。

しかし、2021年現在MATICは日本の取引所で取り扱われていないため、はじめて買うとき戸惑うかもしれません。

そこで本記事では、MATICの購入方法および入手方法について解説します。

この記事でわかること

  • MATICの各購入方法の概要
  • 各購入方法のメリットデメリット
  • 各購入方法の手順

この記事を読めばMATICを手に入れるまでの流れがイメージできるようになるでしょう。

[冒頭定型文 ]

MATICの購入・入手方法

Polygonで利用するためのMATICを入手する方法は次の3つに分けられます。

  1. 取引所でMATICを購入する
  2. 持っている仮想通貨を換金する
  3. ほかのネットワークから移動する

広く知られていてわかりやすいのは1ですが、2で紹介する方法は手間が省けて簡単です。

まずは1の方法で取引所のサポートを受けながら暗号資産に慣れていき、仕組みを理解してから2や3の方法に触れていくとよいでしょう。

1.取引所を経由して送金する

はじめて仮想通貨に触れる場合は、この方法で購入するとよいでしょう。

なぜなら、取引所で仮想通貨を売買するのは初心者にとってわかりやすいからです。

日本円でMATICを買うには2つの取引所に登録しなければなりませんが、登録自体にお金はかかりません。

仮想通貨を現金化するためにも取引所は必要なので、まだ持っていないのであれば取引所に口座を作っておきましょう。

2.Polygonの仮想通貨を買って換金する

仮想通貨を購入してスワップ(換金)する方法もあります。

JPYCという仮想通貨を買えばウォレットに直接入金されるため、送金する手間もかかりません。

ウォレットの使い方を把握しているのであれば、この方法がおすすめです。

もちろん、JPYC以外の仮想通貨もスワップできます。

3.ブリッジした通貨をスワップする

イーサリアムメインネットやバイナンススマートチェーン(BSC)など、別のネットワークに存在する仮想通貨を使う場合は、Polygon(Matic mainnet)へ通貨を移動します。

こうしたネットワーク間でおこなう移動のことをブリッジまたはクロスチェーンと呼びます。

同じMATICを持っている状態でも、どのネットワークで所持しているかによって利用できる範囲が変わります。

Polygonのガス代としてMATICを使用するのであれば、仮想通貨をブリッジしましょう。

もともとスワップするための仮想通貨がPolygonにあるなら、ブリッジする必要はありません。

MATICを受け取る前準備

上記いずれの方法を選択しても、MATICを受け取るためにはウォレットが必要になります。

ウォレットの準備は、すべての手順の大前提。

Polygonに対応しているウォレットを持っていなければ、仮想通貨を購入する前に用意しておいてください。

対応ウォレットをすでに持っている場合はそれで代用しても問題ないでしょう。

MetaMaskを入手する

これからウォレットを入手するのであればMetaMask(メタマスク)がおすすめです。

日本のNFTマーケットプレイスではMetaMaskのみ対応しているところもあるため、ほかのウォレットをすでに持っているとしても作る価値はあります。

別記事でインストール方法を解説しているので参考にしてください。

>>【動画で分かる】OpenSeaでMetaMask連結設定をする手続き解説マニュアル

ネットワークを追加する

MetaMaskの初期状態ではPolygonの資産を扱えないので、ネットワークを追加しましょう。

「設定→ネットワーク→ネットワークの追加」で以下のように設定を入力してください。

ネットワーク名Matic Mainnet
新規 RPC URLhttps://polygon-rpc.com/
チェーンID137
通貨記号MATIC
ブロックエクスプローラーのURLhttps://explorer.matic.network/

これでPolygonネットワーク内のトークンが表示されるようになります。

画面上部にあるネットワーク名をクリックすれば、接続するネットワークを変更することも可能です。

方法1:取引所で購入する手順

取引所でMATICを購入する方法について順を追って説明していきます。

海外にある取引所でMATICを購入できますが、日本円が使えません。

そのため、日本の取引所で買った仮想通貨を使って海外の取引所でMATICを買う流れになります。

ここでは国内取引所をCoincheck、海外取引所をBINANCEと想定し、MetaMaskへ送金するまでの手順をお伝えします。

CoincheckBINANCEの登録を済ませてから読み進めてください。

なお、セキュリティ的に不安な要素を減らすためにも、それぞれの取引所には別々のパスワードを設定しましょう。

コインチェックの口座開設はコチラ

1.Coincheckへ日本円を入金

まずは登録したCoincheckへ日本円を入金します。

取引所のメニューから「日本円の入金」を選択すると振込先口座が表示されるので、指示されたとおりに振り込みましょう。

正しく振り込めれば取引所の残高が追加されます。

ただし、住信SBIネット銀行へ振り込む際には「振込依頼人」に指定された数字を入力する必要がある点に注意してください。

2.仮想通貨を購入

日本円を入金したら、販売所または取引所で仮想通貨を購入します。

販売所はわかりやすくて購入しやすいですが、取引所のほうがスプレッド差で手数料が安くなる場合が多いため、取引所に挑戦してみるといいかもしれません。

ここで購入する通貨の銘柄には、MATICと交換できるBTCやETHを選ぶとよいでしょう。

ちなみに、決まった銘柄なら送金手数料が無料になる取引所も存在します。

たとえば、GMOコインではビットコインの送金手数料が無料なので、BTCを購入すればお得です。

3.仮想通貨をBINANCEへ送金

CoincheckからBINANCEへ、購入した仮想通貨を送ります。

BINANCEで送金先アドレスを確認し、Coincheckの送金画面でアドレスと金額を入力して送金しましょう。

BINANCEで送金先アドレスを確認するには、ウォレット内の「フィアットと現物」画面で入金する通貨を選び、ネットワークを選択したら表示される「アドレス取得」ボタンを押してください。

違うネットワークのアドレスを取得してしまっても、Coincheckで入力した場合はエラーになるため、送金ミスの心配はいらないかもしれません。

とはいえ、はじめてのアドレスに送金する際は少額から送り、着金が確認できてから全額送ることをおすすめします

4.海外取引所でMATICを購入

BINANCEに仮想通貨が届いたら、いよいよMATICを購入します。

「トレード」からコンバートもしくはクラシックを選び、MATICを購入しましょう。

(コンバートの画面)

(クラシックの画面)

コンバートは販売所、クラシックは取引所と考えて差し支えないでしょう。

交換するペアには送金してきた通貨とMATICを選択し、枚数を入力して売買してください。

5.MetaMaskへ送金

購入したMATICはBINANCEに預けられている状態なので、ウォレットへ送金します。

ウォレットの「フィアットと現物」で通貨の一覧からMATICを探して出金を選択すれば、出金画面が表示されます。

出金画面でネットワークを「Polygon」に選択し、MetaMaskのMatic Mainnetへ送金しましょう。

送金先アドレスはMetaMask上で確認することが可能で、アドレス部分をクリックすればコピーできます。

方法2:MATICに換金する手順

日本円と同価値である仮想通貨JPYCを購入し、スワップ(換金)するまでの流れを解説していきます。

日本円でMATICを購入する場合、方法1より手間が少ないでしょう。

ただし、JPYCの最低購入額は1万円なので、少額のMATICを購入したいときには向かないかもしれません。

数十円から数千円相当のMATICがほしいのであれば、方法1で購入するとよいでしょう。

なお、Polygon上に換金できる仮想通貨がある場合は、JPYCを購入せずにスワップしても問題ありません。

1.JPYCを購入する

JPYCは日本円で購入できるうえ、MetaMaskのPolygonへ直接送金できます。

下記のページで販売しているので、銀行振込で購入手続きをおこないましょう。

https://jpyc.jp/

送金先ネットワークは「Polygon(Matic)メインネット」を選択してください。

送金先アドレスにはMetaMaskのアドレスを入力します。

フォーム入力を完了して銀行へお金を振り込めば、翌営業日までに送金完了メールが届くでしょう。

2.着金を確認する

着金の確認には2通りの方法があります。

Polygon Web Wallet v2では、MetaMaskを接続すればウォレットページでJPYCの残高が確認できます。

MetaMaskでJPYCの数量を見られるようにするには、表示するトークンの追加が必要です。

ネットワークをPolygonにしたうえで、MetaMask画面の下の方にある「Import tokens(トークンの追加)」を開き、次のコントラクトアドレスを入力してください。

0x6ae7dfc73e0dde2aa99ac063dcf7e8a63265108c

(このコントラクトアドレスはPolygon用です。ほかのネットワークにトークンを追加する場合は公式ページのフッターで確認してください)

コントラクトアドレスを入力すれば、ほかの項目は自動入力されるはずです。

3.QuickSwapでスワップする

JPYCが手に入ったらスワップしてMATICを入手します。

Polygon上でのスワップには、速くて手数料が安いQuickSwapがおすすめです。

https://quickswap.exchange/#/swap

FromにJPYCを、ToにMATICを設定してスワップを実行しましょう。

方法3:ほかのネットワークからブリッジする

ほかのネットワークで保有している仮想通貨をPolygonへ移動させ、Polygon上でMATICに変える方法について解説していきます。

とはいえ、ネットワークの種類は日々増加しているため、すべてのネットワークについて詳細に説明するのは難しいです。

開発が進んでネットワークが増えることもあれば、なんらかのトラブルでブリッジができなくなることもあるでしょう。

イーサリアムネットやバイナンススマートチェーンを例に説明していますが、ブリッジできるかどうか情報を集めてから取引を始めるようにしてください。

イーサリアムからのブリッジ例

どのネットワークから移動するかによってブリッジに利用するサイトは異なります。

イーサリアムから移動するのであればPolygon Web Wallet v2のブリッジ機能を利用するとよいでしょう。

https://wallet.polygon.technology/bridge/

ウォレットを接続し、送る仮想通貨の種類と個数を入力すればブリッジできます。

ブリッジに成功してPolygonへ仮想通貨を送れたら、方法2と同様にQuickSwapでMATICにスワップしてください。

ブリッジ前する前にスワップすると手数料が高くつきやすいため、なるべくブリッジしてからスワップしましょう

ブリッジする前にスワップする必要がある場合も

すべての仮想通貨がブリッジに対応しているわけではないため、ブリッジできるものにスワップしなければならないときもあります。

Polygonで扱えなかったり、ブリッジできなかったりする通貨はスワップしてからブリッジしましょう。

たとえばバイナンススマートチェーンだけでしか使えない仮想通貨をMATICにするには、以下のような経路を通ります。

  1. ApeSwapでBNBにスワップ
  2. AnySwapでブリッジ
  3. QuickSwapでMATICにスワップ

スワップやブリッジがおこなえるDeFiアプリやクロスチェーンサービスは多々あるので、換金できる場所を探してみてください。

購入するときの注意点

MATIC、ひいては仮想通貨を購入するときに注意したい点が3つあります。

  • 送り先のネットワークやアドレスが間違えていないか確認する
  • スワップや送金など、仮想通貨の取引には手数料(ガス代)がかかる
  • 取引の完了には時間がかかる場合がある

送り先を間違えたり、手数料が足りなかったりすると余計な損失につながりかねません。

とくに、取引をはじめて間もないときは、気にしすぎだと感じるくらい注意するとよいでしょう。

ネットワークやアドレスを確認する

仮想通貨を送るときは、送り先のネットワークやアドレスが正しいことを確認してください。

もし送り先が間違っていると、最悪の場合どこにも届かなかったお金は消失してしまいます

取引所であればアドレスを入力した時点でエラーになることが多いですが、ウォレットの送受金では注意が必要でしょう。

まずは少量で試し、着金したのを確認してから送りたい金額にすると安心です。

スワップや送金には手数料がかかる

仮想通貨をスワップしたり送金したりする際には、手数料を払わなければなりません。

とくに気を付けたいのは、取引をするときに発生するガス代。

Polygonのガス代は数円から数十円程度ですが、取引するネットワークによっては1回の取引で1万円以上かかる場合もあります。

商品を購入するためにお金を支払う際にもガス代がかかるので、二度手間にならないよう商品価格より多めにお金を用意しましょう。

ちなみにガス代は、ブロックチェーンの取引を処理する人(マイナー)へ送られる報酬になります。

仮想通貨の取引には時間がかかる

購入や送金といった仮想通貨の取引は瞬時におこなわれず、少し時間がかかります。

実行する処理内容やネットワークによって、数秒で済むこともあれば数十分かかることもあるでしょう。

すぐに通貨を使いたくても移動に時間がかかる可能性があるため、スケジュールに余裕をもって取引しましょう。

まとめ:MATICを購入してPolygonでの取引を始めよう

MATICは以下の方法で購入できます。

  • 国内取引所で入金し、海外取引所でMATICを購入する
  • JPYCを購入し、MATICにスワップする
  • ほかのネットワークで購入した通貨をブリッジしてからスワップする

Polygonを利用した取引にMATICは必須。

MATICをほかの仮想通貨へ換金することも考慮しながら、多めのMATICを用意して取引を開始してみてください。

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