【最新版】仮想通貨のPolygon・MATICについて徹底解説

今回は、仮想通貨における「Polygon」「MATIC」について徹底解説します。

これらの2つの単語は、将来性の高い重要なキーワードです。なので、この記事を読んでぜひ皆さんの生活にご活用ください。

また、Polygon・MATICの将来性についても解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。

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はじめに:Polygonとは?【MATICについても解説】

まず早速、「Polygonとは何か」「MATICとは何か」について解説していきます。

Polygonとは一言で説明すると、「イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題を解決するためにつくられたプロジェクト」のこと。

スケーラビリティ問題とは「ユーザー数が増大することによって起こる問題」で、処理が遅延する不具合や手数料の高騰などの問題を含みます。

ブロックチェーンの代表格であるイーサリアムでの問題を解決しようとしているのが、画期的な存在であるPolygonなんです。

実際、Polygon上での取引は少額の手数料のみで簡単・快適に行うことができます。

Polygonは2017年に開発がスタートし、当初は「MATIC」と呼ばれていました。しかし、2020年にメインネットをローンチしてからは「Polygon」へとリブランディングされたという経緯があります。

今でもPolygonが発行する独自トークンはMATICという名のまま販売されているので、こちらの名前も押さえておきましょう。

ただ、2021年11月現在では日本国内の仮想通貨取引所でMATICを扱っているところはありません。そのため、MATICを購入するには海外の取引所か分散型取引所(DEX)を利用しなければなりません。しかし、海外の取引所を利用する際にも日本国内の取引所は必要になるので、あらかじめ用意しておくことをおすすめします。)

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では、より具体的にPolygon・MATICがどのような特徴を有しているのかを詳しくみていきましょう。

Polygon・MATICの特徴は?

ここからはPolygon・MATICの具体的な特徴を、大きく3つのポイントに分けて取り上げます。

  • イーサリアムのセカンドレイヤーのひとつである
  • ガス代が安価(低コスト化を実現している)
  • Polygon独自のコンセンサスアルゴリズム(PoS)がある

ひとつずつ見ていきましょう。

1.イーサリアムのセカンドレイヤーのひとつである

Polygonの1つ目の特徴は、イーサリアムのセカンドプレイヤー・ソリューションであるという点です。

前述したように、イーサリアムは人気のブロックチェーンですがスケーラビリティ問題があるため、問題視もされています。

その解決策として存在するのが、複数のソリューションを提供するPolygon。これにより、イーサリアムの英子システムをサポートしています。

2.ガス代が安価(低コスト化を実現している)

また、仮想通貨やNFT上における取引時のガス代(手数料)が安価であることも特徴のひとつです。

ガス代が高いことはあらゆる面から問題があります。ここでは主なものとして2つの問題を見ていきましょう。

・ユーザービリティ問題

・環境問題

まずは、ユーザービリティの問題です。これは簡単な話で、手数料が高いとユーザーが資産を売買することに抵抗を持ってしまいます。なので、手数料は低い方がいいとされています。

また、環境問題についても目を背けてはなりません。環境負荷は仮想通貨における「マイニング」という作業に必要な電力が原因で起こるもので、その結果温室効果ガスが排出され、地球温暖化が加速してしまうという問題です。

(ただ、イーサリアムもこの問題に対応する準備しています。具体的には「Proof of Stake(PoS)」という仕組みを採用し、大型のアップデートすることで電力効率を良くするプランが進行中です。)

以上の理由からも、ガス代は安ければ安い方がいいことになります。そして、その問題を解決してくれるのがPolygonです。Polygonはセカンドレイヤー技術によってイーサリアムとの互換性を保ちながら、イーサリアムよりも低コストで高速な処理ができるようになっています。

3.Polygon独自のコンセンサスアルゴリズム(PoS)がある

3つ目の特徴は、Polygonがコンセンサスアルゴリズムを有しているという点です。

Polygonイーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションという役割でありながら、イーサリアムから独立したコンセンサスアルゴリズム(PoS)を有しています。

先ほど述べたようにイーサリアムがPoSを導入すればどうなるかわかりませんが、今の段階ではPolygonの独自の強みと言えそうです。

以上が、Polygon・MATICの3つの特徴でした。次に、Polygonのこれまでの価格推移について見ていきましょう。これから投資するつもりの人は要チェックです。

Polygon・MATICの価格推移【2021年11月現在】

注目度が高いPolygonですが、これまでの価格推移はどういったものなのでしょうか。

今回はPolygonがローンチされた2019年から2021年までの推移を見ていきます。

まず、2019年4月にPolygon、そして独自トークンであるMATICの両方がローンチされました。世界的に有名な仮想通貨取引所の大手であるバイナンスでのIEOを経てローンチされましたが、その当時はこれといった値動きはありませんでした。

ただ、2021年に急激な変化が訪れます。2021年を迎え、その2月頃から価格が少しずつ上昇し始めました。そして、4月から5月にかけて値動きがより活発になり、高騰します。

最終的には2.9ドルにまで価格が上昇。2021年の始値が0.017ドルだったことを考えると、その異常な価格上昇が見えてくると思います。

ただ、170倍ほどにまで高騰したMATICでしたが、5月から7月にかけて価格が下落していきました。

しかし、その下落も長くは続かず、8月末には復調。Polygonは再び、価格上昇のトレンドを形成している最中です。

以上が、Polygon・MATICの価格推移の歴史でした。ローンチから2年ほどしか経っていないため、値動きは激しいですが、注目する価値は十分にあると考えられます。

Polygon・MATICの将来性について

ここまで詳しくPolygonやMATICについて詳しく解説してきましたが、ここではその将来性について考えていきます。

これからも注目するべき価値があるものなのか、ぜひこの機会に考えていただければ幸いです。

結論からお伝えすると、Polygonには十分将来性があると考えています。その理由を3つの観点から解説するので、ぜひご覧ください。

DeFiがPolygonに参入し始めている

近年、多くのDappsやDefiがさまざまなセカンドレイヤーソリューションに移行しています。その理由は、イーサリアムのスケーラビリティ問題が原因です。

何度も言うように、この問題を解決したセカンドレイヤーが「Polygon」でさり、今後もあらゆる場面で活躍することでしょう。

イーサリアムに対して優位性がある

前述したように、Polygonはイーサリアムの弱点を補った形で台頭してきたもの。そのため、最も普及しているブロックチェーンのイーサリアムが廃れない限り、Polygonが亡くなる危険性もないと考えられます。

似たようなセカンドレイヤーはありますが、他よりもこの点でメリットがあります。

NFTと関連性がある

また、NFTと関連性があるのもPolygonの魅力。

実際、PolygonはNFTゲームに特化した部門の「Polygon Studios」を立ち上げたことを発表しています。本サイトでも多くの記事で解説していますが、NFTゲームは仮想通貨と同じくらい注目されているフィールドです。低コストかつ高速で取引できるPolygonとNFTゲームとの組み合わせは成功する可能性が高いと考えられます。

まとめ:イーサの次はPolygonでMATICを買おう

今回はイーサリアムのセカンドレイヤーとして注目されている「Polygon」とその独自トークンである「MATIC」について徹底解説しました。

日本国内ではまだ購入できないので、それまでは情報収集に徹するのもアリですよ。この記事を読んでPolygonが気になった方は、これからもニュース記事をチェックしていいただければと思います。今回は以上です。

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