
プレイして稼げるNFTゲームのほとんどは、NFTや仮想通貨の扱い方を知らない人にとって敷居が高いものです。
ましてやNFTや仮想通貨が浸透していない日本ともなれば、とっつきにくいと感じる人がほとんどでしょう。
こうしたNFTゲームの敷居をできるだけ減らし、日本人が始めやすくなっているのが、今回紹介する「LineFi(ラインファイ)」です。
この記事では、LineFiの特徴や始め方、攻略法などをまとめて解説します。
✅LineFiはLINEアカウントがあれば無料で始められる
✅LINEでシェアしたり、TwitterでツイートしたりすることでLFG・LMTトークンを得られる
✅所有しているアニマルNFTによって稼ぎ方が異なる
✅より稼ぐにはNFTやアイテムを購入する必要がある
LINEの使用率が高い日本人向けのNFTゲームに興味のある方は、本記事をぜひ読んでみてください。
LineFiの特徴

(LineFi)
LineFiとは、日本人の80%以上が利用しているコミュニケーションツールLINEを利用して稼げるブロックチェーンゲームです。
LineFiをとおして特定のアクションをおこなうと、以下2種類のトークン(仮想通貨)を取得できます。
・LFG(LineFi Game Token):無制限に発行されるゲーム内トークン
・LMT(LINE Metaverse Token):発行数が限られているガバナンストークン
手に入れたトークンはゲーム内でアイテムを購入するのに利用するほか、ゲーム外で日本円に換金することも可能。
普段から使っているLINEでの簡単な操作で稼げるため、NFTゲームに慣れていない人でも始めやすいでしょう。
LINEだけで無料プレイできる
LineFiを始めるのに必要なのは、LINEアカウントのみです。
稼ぐにはアニマルNFTを用意しなければなりませんが、ほかの人にLineFiをシェアするだけで利用期限付きのNFTを入手できます。
ゲームをシェアした人数が多いほど利用期限が伸びるので、無料で長期間プレイすることもできるでしょう。
なお、トークンをゲーム外に持ち出したり、NFTの取引をしたりするには、仮想通貨ウォレットが必要になります。
持っているNFTによって稼ぎ方が変わる
LineFiで利用するアニマルNFTにはクマやネコなどの種類があり、どのNFTを利用するかによって稼ぎ方が異なります。
動物の種類によっては、LINE以外のツールを利用して稼いだり、ほかの人からトークンを盗んだりすることも可能です。
マーケットなどでNFTを購入する際は、どのように稼げるか把握したうえで動物の種類を考える必要があるでしょう。
ただし、無料で手に入れられるアニマルNFTはカエルに限られているため、稼ぐ方法は限定されます。
マルチチェーンに対応
2023年5月時点でLineFiは下記のブロックチェーンに対応しており、ゲーム開始時やゲーム中にチェーンを選択できます。
・イーサリアム(Ethereum)
・アービトラム(Arbitrum)
イーサリアムは利用者が多いメジャーなチェーンですが、トークンやNFTの取引・売買でかかる手数料が数百円〜数千円と高め。
アービトラムはイーサリアムに比べて利用者が少なく敷居が高いですが、手数料は数十円~数百円程度です。
チェーンによってゲーム内のキャンペーンや機能が異なる場合もあるので、実際のゲームやSNSを確認しながらチェーンを選ぶとよいでしょう。
どちらのチェーンにすればよいか迷った場合は、いったん両方のチェーンで無料プレイしながら様子を見てもいいかもしれません。
LineFiの始め方・遊び方
ここでは、LineFiの始め方から、無料のNFTを入手するまでの流れを解説します。
ゲームを始めるにはLINEアカウントが必須なので、もしLINEを利用していない場合はこちらのページからアプリをインストールしましょう。

(LINE)
アカウントの作成方法や使い方については割愛します。
ブロックチェーンを選んで開始する
ゲームを開始するには、2通りの方法があります。
・公式ページの「Play」ボタンからゲームを起動する
・ほかの人から共有されたリンクをタップする
公式ページからゲームを起動した場合はLINEアカウントを聞かれるので、「LINEにログイン」ボタンからログインページに移動して、ログインしてください。

ログインに成功するとウォレットの接続を求められますが、アプリの開き直しまたは再読込をすれば、ウォレットを接続せずにゲーム画面を表示させられます。

共有されたリンクから起動した場合は、LINEアカウントの認証を承認するだけでゲーム画面に移動します。
LineFiをシェアする
ゲーム開始直後はNFTを持っていない状態なので、ひとまず無料の動物NFTを入手するためにLineFiをシェアしましょう。
ゲームの最初に出てくるポップアップまたはゲームメニューの「招待」から友だちの招待(=シェア)を実行してください。

シェアを実行すれば卵が手に入り、即座にカエルのNFTであるFofoが生まれます。
一回シェアするごとに使用期限が10日延長されるので、多くの人にシェアしてみましょう。
無料NFTを入手するにはシェアだけで十分ですが、もし友だちが招待を受けてくれればLMTを入手できるなどの特典もあります。
ウォレットを接続してNFTを購入
無料以外の動物NFTを入手したい場合は、ウォレットと仮想通貨を用意してNFTを購入してください。
ウォレットを利用したことがなければMetaMaskをインストールし、仮想通貨取引所でETHを購入して送金しましょう。
MetaMaskについては下記の記事で解説しています。
(自リンク)NF Times|【NFTアート取引】MetaMask(メタマスク)とは?デジタル財布の使い方を徹底解説!
2023年5月31日時点では、公式ページやゲーム内でGenesis Eggが販売されています。

Genesis Eggは、無料NFTであるFofoを除いたいずれかの動物が生まれる可能性のある卵です。
1つ0.1ETH(招待による割引あり)なので、十分なETHを用意したうえで欲しい数を入力し、取引を実行しましょう。
また、イーサリアムチェーンではゲーム内にマーケット機能があり、好きなアニマルNFTを選んで購入できます。

LineFiで稼ぐ4つの方法

2023年5月時点では、主に5つの方法でLFGおよびLMTトークンを稼げます。
稼ぐ方法 | 必要なNFT |
招待して稼ぐ(Invite to Earn) | ・不要 |
LINEで交流して稼ぐ(LINE to Earn) | ・FoFo(無料・非売品) ・RaRa ・BeBe ・DnDn ・AKI |
ツイートして稼ぐ(Tweet to Earn) | ・CiCi ・AoAo |
盗んで稼ぐ(Steal to Earn) | ・WiWi |
チャットして稼ぐ(Chat to Earn) | ・メッセージボトル ・フィッシュネット |
方法によって必要なNFTが異なるので、NFTを購入する前にそれぞれの稼ぎ方を把握しておきましょう。
招待して稼ぐ

LineFiをシェアして友だちを招待できれば、招待成立時にLMTがもらえます。
また、招待した友だちと一緒にLINE to EarnやTweet to Earnを実施すると、LFGの追加ボーナスを得られるチャンスも。
招待できた人数が多いほど稼ぎやすくなるので、なるべく多くの友だちに声をかけて利益率を最大限まで高めましょう。
招待を受ける人がいなければ当然稼げないため、ほかの方法と比べて難易度は高いです。
LINEで交流して稼ぐ

LineFiのホーム画面にある「LINEで稼ぐ」ボタンからリンクをシェアすることで、12時間後にLFGを獲得できます。
無料のNFTで実践できるうえに、シェアした時点でトークンを得られるため、一番取り組みやすい方法です。
シェアしてから12時間以内に友だちがリンク先に移動するとガチャを引くことができます。

友だちがガチャを引けば、自分と友だちのお互いがLFGのボーナスを得られます。
同じ人に対して何度でもシェアできるため、友だちと協力してシェアし合うとよいでしょう。
ツイートで稼ぐ
この方法は、LINEではなくTwitterを利用して稼ぐことができます。
LineFiとTwitterアカウントを紐づけ、ハッシュタグ「#LineFi」を付けてツイートすることで、12時間後にLFGを得られます。
12時間経過する前にツイートを削除するとLFGを得られないので注意しましょう。
また、1分以内にツイートを連投してもカウントされません。
盗んで稼ぐ

ほかのユーザーが稼いだLFGを盗み、自分のものにできます。
自分のアニマルNFT(WiWi)のレベルが高いほど盗める確率が高くなり、相手のアニマルNFTのレベルが低いほど盗むLFGの量が増えます。
相手のアニマルNFTよりも自分のWiWiのレベルが低かったり、フェンスアイテムを利用されていたりすると、確実に失敗してしまいます。
チャットして稼ぐ

2023年5月にイーサリアムチェーンで実装された、不特定の2人でLMTトークンを稼げる方法です。
一方がメッセージボトルを投げ、もう一方がフィッシュネットを使ってボトルを拾うことで、チャットで会話できるようになります。
チャット開始から24時間後になるとボトル拾得者はボトルをバーン(=消滅)できるようになり、バーンを実行することでお互いにLMTを獲得できます。
ボトルのレア度やチャット回数に応じて獲得量が増えるので、LFGで購入したボトルで始まったチャットで積極的に対話すれば効率よく稼げるでしょう。
フィッシュネットは無料でも手に入りますが、ボトルを購入すると手に入るゴールデンを使用すれば、レア度の高いメッセージボトルを高確率で拾えます。
LineFiでより稼ぐための攻略ポイント
無料プレイでLineFiを遊んだ場合、1日で稼げる金額はおよそ数十円程度です。
しかし、初期費用をかけて運用できれば、1日の稼ぎをさらに増やせます。
以下で攻略ポイントを解説するので、より稼ぎを出したいのであれば、ポイントを抑えて運用してみてください。
ただし、稼げるトークンは価格が変動するため、損する可能性があることを念頭に置きましょう。
各ステータスについて理解する

アニマルNFTのパラメータは、稼げるトークンの量に直結します。
下にステータスの説明をまとめているので、それぞれのステータスについて理解するようにしましょう。
表中に書かれている病気やミントについては後述します。
ステータス名 | 概要 |
Charm・Greed | 値が高いほど行動時のトークン取得料が増える。 FoFo以外はLvが上がるごとに上昇。 |
Luck | Luckが高いほどMoodが減少する確率が下がる。 FoFo以外はLvが上がるごとに上昇。 |
Mint | 新しいアニマルNFTをミントするのに利用した回数。 NFTごとに3回まで。 |
Lv | アニマルNFTのレベル。 LFGやLMTを使って上げられる。 |
Energy | 1消費して行動することでトークンを獲得できる。 最大10まで自然回復し、回復量はLvによって上昇する。 |
カウント(Line、Tweet、STEAL) | トークンを獲得するために行動した回数。 回数が増えると病気に感染する確率が上昇する。 |
Mood | 行動したときに得られるトークン量に影響する。 ・50以下:獲得量が90%に減少 ・20以下:獲得量が10%に減少 Lvが上がると100まで全回復する。 |
HP | アニマルNFTの体力。 病気にかかると5減少し、トークン獲得量も少なくなる。 0になるとアニマルNFTが消滅する。 |
いずれのステータスも重要ですが、マーケットの一覧で表示されるCharmやGreed、Luck、HPはとくに注意してください。
病気にかかるリスクに注意する
シェアやツイートなどの行動をすると、一定の確率で病気にかかります。
病気にかかるとHPが5減少し、行動によってトークンを得られなくなります。
病気にかかっているアニマルNFTには割れたハートのアイコンが表示されるので、ホーム画面やNFT一覧の表示に目を配りましょう。
1週間待てば自然治癒できますが、待てない場合はアイテムによって回復することも可能です。
NFTをミントする

Lvが4以上のアニマルNFTを2体用意することで、新しいアニマルNFTをミント(作成)できます。
ミント時に利用した2体のアニマルNFTは消滅せず、72時間のクールタイムが経過したら再度ミントに使えます。
ただし、ミントに使える回数1体につき3回までなので、無限にミントできない点に注意しましょう。
アイテムを有効活用する

ゲーム内のショップで購入できるアイテムによって、トークンを稼ぐ効率を高められます。
ゲーム内ではアイテムの効果が表示されないので、下の表を参照してください。
アイテム名 | 効果 |
四葉のクローバー | アニマルNFTの病気を治す。 1回使うとなくなる。 |
普通の缶詰 | Lvを上げるごとに発生するクールタイムを1日短縮する。 1回使うとなくなる。 |
風車 | 風車を使用すると、1回の行動でEnergyを全消費して、消費量に相当するトークンを獲得できるようになる(WiWiを除く)。 有効期間は3日間。 |
双眼鏡 | WiWiで盗めるトークンの量や、相手のアニマルNFTのLvを確認できる。 1回使うとなくなる。 |
フェンス(木製、石製、鉄製) | フェンスを使用すると、WiWiの盗みからトークンを守れる。 所有しているアニマルNFTのLvによって、防御できるWiWiのLvが変動する。 ・木製:所有NFTの最大Lvまで、3回 ・石製:最大Lv+1まで、5回 ・鉄製:最大Lv+2まで、7回 一定回数防御するか、3日経過すると効果がなくなる。 |
おもちゃ(アヒルのおもちゃなど) | アニマルNFTのMoodを10上昇させる。 それぞれのNFTに対応するおもちゃはこちらのページを参照。 1回使うとなくなる。 |
まとめ:LINEを使った稼ぎ方に要注目
LINEで共有されたリンクから起動するだけで始められるLineFiは、ブロックチェーンやNFTの初心者でも始めやすく、進めやすいブロックチェーンゲームです。
アイテム販売やLv上げなど、稼いだトークンを消費する仕組みも備わっているため、価格が一気に暴落する心配も少ないでしょう。
リリースされてからの開発にもスピード感があるので、興味のある方はLINEのオープンチャットやTwitterのアナウンスをチェックしてみてください。
ちなみに、SNSを利用したブロックチェーンゲームとしては、今回紹介したLineFi以外にも「TwitFi」などが挙げられます。
Twitterで稼げるTwitFiについては別記事で解説しているので、よければそちらも読んでみてください。