OpenSea Dealsの使い方: NFT取引について詳しく解説

Web3の市場が拡大するにともない、NFTも注目を浴びています。

その中でOpenSea Dealsは重要なプラットフォームとなっていますが、多くの人がその使い方を完全には理解していないかもしれません。

この記事ではOpenSea DealsのAからZまでを徹底的に解説します。ぜひ最後までお読みください。

ザックリ解説!
  • OpenSeaって何?
  • OpenSea Dealsではどのような準備が必要?
  • OpenSea Dealsはどうやって使えばいいの?
  • NFTの探し方はどうすればいいの?

OpenSeaの概要

OpenSeaは世界最大のNFTのマーケットプレイスです。このプラットフォームはEthereum、Solana、Polygonなどのブロックチェーン、さらにERC-721やERC-1155といったEthereumの規格にも対応しています。

OpenSeaでの取引は非常にシンプルで、ユーザー間でNFTを交換することが可能です。多様な機能と広い対応範囲により、OpenSeaはNFT取引の中心的なマーケットとなっています。

本記事で解説するのは、OpenSeaのNFT交換機能「OpenSea Deals」です。Dealsでは、コレクター同士、P2PでNFTを交換できるとのこと。取引をオファーする際に、WETHを加えることも可能なのだといいます。

OpenSea Dealsの準備

OpenSea Dealsを利用する前に、いくつかの準備が必要です。仮想通貨の用意、ウォレットの作成、ウォレットへの送金、そしてOpenSeaとの接続をおこないます。

ウォレットの選択肢は多く、MetaMask、Coinbase Wallet、Bitski、Wallet Connect、Fortmatic、Arkane Network、Dapperなどが利用可能です。

ウォレットを作ったら、OpenSeaに接続しましょう。やり方はこちらの記事をご覧ください。

OpenSea Dealsの使い方

OpenSea Dealsの使い方として、以下の3点について解説します。

OpenSea Dealsの使い方
  • 取引内容の設定
  • 取引の確認と送信

取引内容の設定

Dealsの利用を開始するにあたり、必要なものは以下のうちから1点。OpenSeaのユーザー名が分かれば問題有りません。

Dealsで必要なもの
  • 取引したい人のウォレットアドレス
  • ENS名
  • OpenSeaのユーザー名

取引を行うには、プロフィールアイコンにカーソルを合わせ、「取引する」を選択。

ウォレットアドレスかユーザー名、もしくはENS名を入れ、相手のコレクションから、取引で受け取りたいNFT(最大30個まで)を選択します。

その他任意の設定で、WETHを追加したり、取引の有効期限、特定の条件も設定可能です。期限内に承認がない場合や設定した条件に一致しない場合、取引は成立しません。

次に、自分が持っているコレクションの中から、相手に譲渡するNFTを選択して完了です。

オファー機能の活用

OpenSea Dealsでのオファー機能の活用として「作成方法」と「受け入れ」について解説します。

オファーの作成方法

オファー機能はNFTに対する購入希望額を提示し、売り手との交渉を開始するための手段です。OpenSeaで気になるNFTを見つけたら、その詳細ページに移動して「Make Offer」または「提案する」ボタンをクリックします。

次にオファー価格を設定し、使用する仮想通貨を選択。

設定が完了したら、価格、期限、手数料を確認して「Submit Offer」または「提案を送信」をクリックします。売り手がオファーを承認すれば、取引は成立し、NFTの購入が完了です。

ただし、期限が切れたり売り手が拒否した場合、オファーはキャンセルされます。

オファーの受け入れ

オファーが届いた場合、メール通知やNFTの詳細ページで内容の確認が可能です。承認する場合、詳細ページで「Accept」ボタンをクリックします。

その後、MetaMaskなどの使用ウォレットで承認操作をおこない、必要なガス代を確認してください。ガス代に問題がなければ「確認」をクリックし、オファーの承認が完了です。

オファーをキャンセルする場合も、まずはNFTの詳細ページでオファー内容を確認します。その後、同ページ内の「Offers」セクションから「Cancel」をクリックします。

必要に応じてウォレットでキャンセル操作をおこない、オファーがキャンセルされてNFTが元の状態に戻ると、対応完了です。

OpenSeaでのNFTの探し方

OpenSeaでのNFTの探し方として、以下の4点について解説します。

OpenSeaでのNFTの探し方
  • ジャンル別でチェック
  • 出品状態で調べる
  • 価格を設定する
  • 特性で探す

ジャンル別でチェック

OpenSeaはアートからスポーツ関連まで、多岐にわたるNFTジャンルを取り扱っています。まずはOpenSeaの検索バーでジャンル名を入力して検索しましょう。

もしくは、OpenSeaのホームページには各種カテゴリーが表示されていますので、そこから興味のあるジャンルを選ぶ方法も。選択すると、そのジャンルに関連するNFTが表示され、閲覧可能です。

さらに、ジャンルに特化したソーシャルメディアやコミュニティをフォローすると、新着や人気のNFTに簡単に出会えます。

出品状態で調べる

価格、新着順、人気順といったソート機能を活用すると、希望に合ったNFTを効率的に見つけられます。OpenSeaには各コレクションごとにページがあり、そのページで出品中のNFTの確認も可能です。興味のあるコレクションページを訪れ、出品中のアイテムをチェックしてみてください。

また、出品者のユーザープロフィールページを通じても、その人が出品しているNFTを一覧で見られます。気になる出品者がいれば、そのプロフィールを訪れて出品情報を確認しましょう。

ウォッチリスト機能を活用すると、気になるNFTを追加しておいて後で確認できます。この機能を使えば、出品状態のNFTを見逃すことなく、効率よく探せます。

価格を設定する

OpenSeaは価格帯で検索が可能で、検索バーでキーワードを入力した後、価格フィルターを活用し希望の価格帯に絞り込めます。

また、オークション形式のNFTも存在します。これらは入札によって価格が決まるので、予算に合ったNFTが見つかるかもしれません。

さらに、価格交渉もオプションとして利用可能です。オファー機能を使って出品者と価格を交渉し、予算に合わせてNFTを購入できる可能性があります。

価格は市場の需要と供給により変動するため、価格の変動を定期的にチェックすることも重要です。ウォッチリストを活用すると、価格変動を簡単に確認できます。

ウォッチリストを定期的にチェックすると、予算に合った価格での購入タイミングを逃さずにすむでしょう。

特性で探す

レアリティランクでの絞り込みでは希少性が高いNFTの特定が可能です。また、特性を用いた検索では特定の属性や能力値に焦点を当てNFTを見つけられます。

興味のあるジャンルに特化して探したい場合は、カテゴリで絞り込む機能も便利です。アート、音楽、ドメイン名など、多くのカテゴリからNFTを探せます。

さらに、「All NFTs」ページでは多様なフィルターを活用して、特定の条件に適合するNFTを見つけられます。NFTの画像データやメタデータを調査して、その特性や詳細情報を確認する方法も利用可能です。

まとめ

OpenSea Dealsを効果的に利用するためには、いくつかのステップが必要です。

最初にウォレットを作成・接続し、次に仮想通貨を用意して取引に備えます。

また、オファー機能を活用して、取引をより柔軟におこなえます。

オファーの作成と受け入れの方法も理解すると効率的に活用できます。

NFTを探す際には、ジャンル、出品状態、価格、特性などを基準に選ぶと良いでしょう。

以上の情報を押さえ、ぜひOpenSeaで取引してみてください。

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