メタバースでコンテンツやライブを公開しているプロジェクトが徐々に増えてきています。

そのため、これからメタバースを体験したいという人も多くなってきているでしょう。

しかし、メタバースごとにアバターを新規作成したり、体の特徴をパラメータで細かく調整したりするのは面倒ですよね。

この記事では、画像データを使って簡単にアバターを作成できる「Ready Player Me」の使い方を解説します。

メタバースに使えるアバターをサクッと作りたい方は、ぜひ本記事を読んでみてください。

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Ready Player Meとは

Ready Player Me

Ready Player Me(略称RPM)は、メタバースで利用できる3Dアバターを、無料で簡単に作成できるプラットフォームです。

作成したアバターを利用できるメタバースおよびアプリの数は、2022年12月時点で4800を超えています。

(参考)Ready Player Me|Partner Apps & Games

また、Ready Player Meが対応していないメタバースでも、アバターのモデルデータをglb形式で出力して持ち込むことが可能です。

異なるメタバースでも同じ見た目のアバターを使えるため、メタバースにおける自分の姿を確立させることができるでしょう。

写真から3Dアバターを作成できる

Ready Player Meで注目すべき機能の1つは、写真などの画像データをもとに3Dアバターを作成できることです。

自分の顔写真を撮影して読み取らせることで、数分とかからずに原型となるアバターが作られます。

あとは細かいパーツを調整するだけで、あなただけのアバターが誕生します。

なお、画像データを使わずにサンプルデータを利用することもできます。

期間限定コスチュームやNFTコラボも

無料で着用できるデフォルト衣装のほかにも、期間限定で手に入るコスチュームや、NFTで販売されているモデルなどがあります。

たとえば、ハロウィン期間中にエアドロップが実施され、参加者にはハロウィン衣装が配布されました。

Trantor|Ready Player Me x StarryNift Halloween Giveaway

NFTについては、ほかのNFTプロジェクトとのコラボで作成されたものや、有名なアーティストの協力を得て制作されたものが販売されています。

Ready Player MeのNFTページで、販売されているNFTコレクションの一覧が見られます。

コラボ先のNFTコレクションを保有しなければ買えない場合もあるので、そういった条件が満たせないNFTはOpenSeaなどの2次販売で購入するのも1つの手です。

商用利用が可能

Ready Player Meは商用利用が認められています。

商用利用するにはパートナー登録が必要ですが、申請すれば誰でも無料で参加することが可能です。

パートナーになれば、商用アプリやゲームにReady Player Meのアバターを利用したり、サブドメインを取得できるといった特典が用意されています。

ただし、Ready Player MeのアバターをNFTコレクションとして販売するのは禁止されています

(参考)Ready Player Me|Developer Documentation

3Dアバターの作り方

3Dアバターを作る手順を解説します。

Ready Player Meのサイトにある「Enter Hub」ボタンから、アバター作成を開始しましょう。

ちなみに、画面右上の「Sign up」ボタンからアカウントを作成することができます。

アカウントを作成しなくてもアバターを作れますが、長期的に使いたい場合はアカウントを作成しておくとよいでしょう。

アバター作成後に、アカウントを作って紐づけることも可能です。

1.ボディタイプを選択する

最初に、以下からボディタイプを選びます。

・Masculine(男性)

・Feminine(女性)

・Don't specify(特定しない)

ここで選んだボディタイプによって、カスタマイズのときに使えるパーツが変わります。

Don't specifyを選択した場合、容姿から自動的に性別を判断するようです。

2.アバターの元となる画像を提出する

アバターを作成するときに使う画像データを提出します。

「Take a photo!」で自分の顔をカメラで撮影しましょう。

カメラが接続されていなかったり、持っている画像データを使いたい場合は、その下にある「or pick a file」を選択してください。

「Continue without a photo」を選ぶと、既存のサンプルモデルをもとにアバターの作成を続けられます。

いずれかの方法を選んでしばらく待つと、自動的にアバターができあがります。

3.細かいカスタマイズをする

出力されたアバターをそのまま使うこともできますが、必要であれば自分好みにアバターをカスタマイズしましょう。

肌の色や顔のパーツ、服装などを変えられるので、気になる部分を変更してみてください。

カスタマイズを終えて「Enter Hub」ボタンを押せば、あなたのアバターが完成します。

4.アバターの完成

アバターが完成したら、自動的にホーム画面に移動します。

さらにアバターを作成したり削除したい場合は、メニューの「My Avatars」から入れる管理ページでおこなえます。

なお、アカウントを作成してログインしていなければ、2体以上のアバターを作ることはできません

メタバースとの接続方法

メタバースとReady Player Meを連携させ、アバターをインポートする方法を解説します。

アバターの連携方法はほぼ共通ですが、インポート時の細かい操作はメタバースによって異なります。

そのため、この記事では日本でも利用者が多いVRChatにインポートする想定で説明していきます。

なお、メタバースに接続するときはReady Player Meへのログインが必要です。

1.接続するメタバースを選択する

Ready Player Meのホーム画面メニューにある「Discover Apps」を選択すると、連携できるメタバースの一覧が表示されます。

一覧の中から接続したいメタバースを探し、選択してください。

接続するメタバースが決まっているのであれば、タブを「All Apps A-Z」に切り替え、カテゴリーを絞って探すとよいでしょう。

一覧が完全に表示されるまで数分程度の時間がかかるため、ページを開いてからしばらく待つ必要があります。

2.アバターをアプリに接続する

メタバースを選択すると、そのアプリの概要が表示されます。

「Connect avatar」ボタンを押して、接続したいアバターを選択してください。

しばらく待った後に、ボタンが「Avatar connected」に変わったら接続成功です。

接続に成功したアプリはMy Avatars画面にも表示され、アプリのロゴをクリックしてすぐに概要ページを見られるようになります。

3.モデルをインポートする

アプリに接続できたら、「Import to」ボタンを押してモデルデータをインポートしましょう。

VRChatの場合は、ボタンを押した後に表示される画面でVRChatにログインし、接続を承認すれば、10~15分後にアバターのインポートが完了します。

「Get app」ボタンからアプリを開けるので、アバターがインポートできているか確認してみましょう。

ちなみに、接続するメタバースによっては、ログインするだけでインポートできなかったり、エラーになったりすることがあるかもしれません。

そういった場合は「How to Connect」にタブを切り替えてインポート方法を確認してみてください

その他の機能

Ready Player Meでは、以下の機能も利用できます。

・VR用アバター(頭と手のみ)の作成

・3Dアバターを用いた画像キャプチャ

・モデルデータのダウンロード(データ出力)

上に挙げた機能の使い方についても、それぞれ解説していきます。

VR用アバターの作成

Ready Player Meでは基本的に3Dの全身アバターを作成しますが、頭と手だけのVR用アバターも作成できます。

体のデータがないためファイルサイズが軽くなり、自分の体を表示しないVRアプリやメタバースで利用できます。

VR用アバターを作るときは、VR用アバターページにアクセスしてください。

基本的な作成手順は、全身アバターを作成する場合と同様です。

作成する際にReady Player Meアカウントでログインすれば、すでに作っている全身アバターをもとにすることもできます。

画像のキャプチャ

作成したアバターを被写体にしたキャプチャ画像を取得できます。

アバターのプロフィール画像やサムネイルを作る際に活用できるでしょう。

「My Avatars」でキャプチャしたいアバターを選び、右上にあるメニューアイコンから開けるメニューで「Capture」を選択すればキャプチャの設定画面が開けます。

画像の左側にあるテンプレートを選択すると編集できるので、好きな表情やポーズ、背景を決めて保存してください。

作成した画像はダウンロードしたりシェアする事ができます。

モデルデータのダウンロード

ダウンロードしたいアバターの右上にあるメニューアイコンから、選択したアバターのglbファイルをダウンロードできます。

「Download avatar .glb」ボタンを押せばglbファイルのダウンロードが始まります。

「Copy .glb URL」を押すとglbファイルをダウンロードできるページのアドレスがクリップボードにコピーされるので、ほかの人にダウンロードページを共有することも可能です。

メタバースとの接続がうまくいかなかったり、Ready Player Meが対応していなかったりするメタバース・アプリでアバターを利用したいときにダウンロードしましょう。

また、glbファイルは編集できるので、UnityやBlenderなどのアプリで独自のカスタマイズを施すことも可能です

販売している5つのNFTコレクション

Ready Player Meが販売している、5つのNFTコレクションを紹介します。

・Ready Player Me Punks

・Head5

・METAFASHION GM PUNKS!

・Snake Collection

・Exoskins Collection

これらのNFTを保有しているウォレットをReady Player Meに接続することで、アバターにNFTを着用させられるようになります。

また、NFTを持っているとコラボ元のプロジェクトで特典が得られるものもあります。

Ready Player Me Punks

Ready Player Me Punks

世界で最初のNFTアートコレクションといわれる「CryptoPunks」とのコラボNFTとして、3Dアバターのコレクション「Ready Player Me Punks」が発売されました。

Ready Player Me Punksをミント(購入)するには、専用ページでCryptoPunksを保有しているウォレットを接続する必要があります。

パンク風のロボット姿が特徴で、ミント時に保有していたCryptoPunksによって色などの特徴が異なります。

ミントしたNFTのアバターは、glb形式の3Dデータとして出力することも可能です。

Head5

Ready Player Me|NFT

deadmau5(デッドマウス)とのコラボNFTとして、頭に装着できるウェアラブルNFT「Head5」が販売されています。

deadmau5はカナダ出身の電子音楽プロデューサーで、Web3やメタバースと積極的にコラボしています。

彼がイベントの際に被っているネズミの被り物をモチーフにしたHead5は、1つのウォレットで5個まで購入することが可能です。

なお、NFT保有者には新しく展開されるdeadmau5プロジェクトなどで特典が得られるとされています。

(参考)head5

METAFASHION GM PUNKS!

Artisant|Pixelord fashion drop

「METAFASHION GM PUNKS!」は、Pixelord氏によって作成されたNFTコレクション「GM PUNKS」をもとに作られたウェアラブルNFTコレクションです。

Pixelordとdigital.fashion.princess、2人のアーティストの協力によってMETAFASHION GM PUNKS!が作成されました。

このコレクションには、以下の4つのNFTが含まれています。

・Punks Afloat

・Meta Raver

・GM, Metaverse!

・Head-up, Punks!

2022年12月時点では、Punks AfloatとMeta Raverの2点がArtisantというNFTマーケットプレイスで販売されています。

Snake Collection

DRESSX|Watersnake

脱皮して見た目を変えるヘビに触発されてReady Player Meが制作した「Snake Collection」が、NFTマーケットプレイスのDRESSXで販売されています。

Snake CollectionのNFTは以下の6種類があり、女性用3種類と男性用3種類に分かれています。

・Watersnake

・Green Mamba

・Silversnake

・Emerald Python

・Royal Blue Python

・Silver Python

これらのNFTはReady Player Meで着用できるだけでなく、DRESSXのアプリを用いて実際の自分が着用している姿を見ることもできます。

Exoskins Collection

DRESSX|Exoskins Collection

イタリア初のデジタルファッションハウス「Blade Runway」が発表した「Exoskins Collection」も、Ready Player Meに対応しているNFTコレクションです。

Exoskins Collectionには、白を基調としたEXOSKIN Iと、黒を基調としたEXOSKIN IIが含まれています。

コレクションはDRESSXで販売されており、Snake Collectionと同様にアプリで試着などが可能です。

まとめ:写真で作れるアバターを試してみよう

Ready Player Meを利用すれば、カメラで撮った顔写真をベースにした無料アバターを、数分程度で作れます。

アバターを作るだけなら何も用意しなくてよいので、自分の写真から作られるアバターを試してみましょう。

作成したアバターは4800を超えるメタバース・アプリと接続できます。

気になるメタバースを見つけたら、ぜひ作ったアバターをデビューさせてみてください。

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