【BŌSŌ TOKYO】2月イベントレポ〜圧倒的な熱量を生むWeb3コミュニティを解剖〜【Web300】

こんにちは!NF times(エヌエフタイムス)の古田島です!

Web300では定期的に「Web300 COMMUNITY EVENT」を企画・主催しています。
今回は2023年2月17日に行われた「圧倒的な熱量を生むWeb3コミュニティ!BŌSŌ TOKYOを解剖!!!」の模様をレポートしていきたいと思います。

「暴走族×サイバーSF」をテーマにした日本発のNFTプロジェクト「BŌSŌ TOKYO」。
2022年8月にスタート以来、クラブでのリアルイベントや渋谷スクランブル交差点をジャックした広告を展開するなど、そのマーケティング手法に注目が集まっています。

さらに、クリエイターやアーティスト活動をしているホルダーも多く、BŌSŌ TOKYOは非常に熱量の高いコミュニティを形成しているのも特徴的となっています。

そんなBŌSŌ TOKYOのOperation Leadを務めるTOM(とむ)氏をゲストに招き、BŌSŌ TOKYOが密度の高いコミュニティを作れているわけや、目指している未来についてセッションを行いました。

■登壇者のTwitter
TOM(とむ)氏(@Tom_BOSOTOKYO
BŌSŌ TOKYO(@BosoTokyo

Web300 COMMUNITYとは

Web3事業を展開するSTARS株式会社(代表取締役社長:大池知博)とNFT専門メディアのNF times(運営:株式会社boom now、代表:西川勇佑)は上場、大手企業社長役員100名と新しい世代の若手100名の参加でスタートする新しい形の経済コミュニティ『Web300』の運営を開始。

Web300 COMMUNITYのコンセプトは、各界隈のプロフェッショナルの人たちをお呼びして最先端の厳選された情報やノウハウやネットワークを提供し、その情報やネットワークを元にWeb3の事業や既存の事業に活かすこと。

詳しくはこちら↓

目次
  • トークセッションのサマリ
  • ①BŌSŌ TOKYOとは?
  • ②プロジェクトで特に重要にしている点とは?
  • ③コミュニティのカルチャーはどのようにして生まれたのか?
  • ④コミュニティを盛り上げるために重要なポイントとは?
  • ⑤BŌSŌ TOKYOから生まれた「YAO」とは?
  • ⑥2023年のNFT市場の予想とBŌSŌ TOKYOの未来は?

トークセッションのサマリ

今回のセッションの主なテーマについて記載したいと思います。
①BŌSŌ TOKYOとは?
②プロジェクトで特に重要にしている点とは?
③コミュニティのカルチャーはどのようにして生まれたのか?
④コミュニティを盛り上げるために重要なポイントとは?
⑤BŌSŌ TOKYOから生まれた「YAO」とは?

①BŌSŌ TOKYOとは?

「BŌSŌ TOKYO」とは日本発の世界に向けていくメタバース世代のアイデンティティ・ブランドを目指しているNFTプロジェクトです。

アイデンティティ・ブランドとは、さまざまあるメタバース空間においても、BŌSŌ TOKYOのNFTを持っていれば、自分のアイデンティティを証明する「ブランドアバター」となるということ。

さらに、BŌSŌ TOKYO独特の世界観を構築する上で、チームメンバーも一流のクリエイターが多く関わるプロジェクトになっています。

デザイナーにはアニメ「マクロス」シリーズや「創聖のアクエリオン」などのイラストレーションを手がけた天神英貴氏が参画し、クリエイティブディレクターには「泡パーティー」や「Burning Japan」、「ドライブインフェス」、「RPGレストラン」など、数々の話題を呼んだパーティークリエイターのアフロマンス氏が就任。

アフロマンス氏がBŌSŌ TOKYOの世界観を作り、それを体現するために天神氏がアバターのキャラクターデザインを行う。
いわば、最強タッグのもとで生まれるクリエイティブを、どのように展開し、プロジェクトを成長させていくのか。

こうしたBŌSŌ TOKYOのプロジェクト全体を統括しているのが、オペレーションリードを担うTOM氏の役割になっています。

②プロジェクトで特に重要にしている点とは?

BŌSŌ TOKYOとして動き出したのは2022年6月。
ちょうどベアマーケットに入りかけのタイミングで、先行き不透明な市況感から「プロジェクトの展開は難しい時期でもあった」とTOM氏は当時を振り返ります。

「その当時は、ベアマーケットを鑑みてフリーミントやプライスを低めに設定したNFTプロジェクトが多かった印象でした。一方、BŌSŌ TOKYOとして目指す先々の目標に対し、一定以上の資金を集めていく必要性も感じていました。そこで、マーケティング責任者であるRoc氏の考えに合わせ、NFTコア層へはもちろんですが、『暗号資産の取引経験がある』という人に向けてアプローチしたんです。当然その中には、NFTを購入した経験がある方や、経験ない方も含まれています。BŌSŌ TOKYOのNFTに興味を持ってもらい、『最初にお迎えいただく』ためにもUtilityやクオリティの高さという価値の掲示を意識しました」

こうしたなか、特に重要にしているのはアフロマンス氏が創り出したBŌSŌ TOKYOの世界観です。

元々、天神氏とTOM氏がNFTのデザインをどうしていくかを議論していた時に、海外で有名なAzukiやBAYCといったトッププロジェクトはデザインにオリジナリティがあったので、暴走東京もオリジナルをつくるという方向になりました。

ただ明確なデザインの勘所が掴めず、チーム全体で共通のイメージを持てていなかったとのこと。
そこにアフロマンス氏がジョインし、テーマとして出してきたのが今のBŌSŌ TOKYOの世界観でした

「アフロマンスさんは、NFTをゼロから勉強してくださって、それこそNFTランキングに入るプロジェクトの特徴やデザインを全て抑えるくらい研究し、我々が目指す最適なプロジェクトのイメージを具現化してくれました」(TOM氏)

③コミュニティのカルチャーはどのようにして生まれたのか?

どこもやっていない独特の世界観をBŌSŌ TOKYOで体現するため、さまざまな思案の上でたどり着いたのが日本の暴走族というテーマでした。

そして、アフロマンス氏がBŌSŌ TOKYOの世界観を表すものとして言語化したのが「電上電下唯我独尊」というスローガン。
このスローガンには、色々な制約から開放されたweb3の世界やメタバース空間を縦横無尽に駆けめぐり、新たなフロンティアに向かって走り出すという想いが込められています。

そのほか、「電下無敵」や「超現実世界」など、サイバーパンクを感じさせる言葉のチョイスはまさに秀逸だといえるのではないでしょうか。

また、BŌSŌ TOKYOのTwitter上ではバイクのエンジン音のような「┣¨┣¨┣¨」という表現も非常にユニークです。
カタカナで「ドドド」だと目に付かないかもしれませんが、あえて「┣¨┣¨┣」という形にすることで、アイキャッチとなり、BŌSŌ TOKYOのブランド認知につながるというわけです。

④コミュニティを盛り上げるために重要なポイントとは?

BŌSŌ TOKYOのコミュニティは“パリピ感”を思わせるほど、エッジのきいたフィジカルでのイベントやクラブカルチャーも取り入れているのも特徴のひとつです。

アフロマンス氏がリアルイベントのプロフェッショナルということもあり、BŌSŌ TOKYOの世界観にあるフラッグなどを制作し、NFTプロジェクトを盛り上げる画策を行ったそうです。

「暴走族ならではの“同族意識”をNFTプロジェクトに持ち込み、さらには先述した造語を作ることで共通認識を持たせることで、コミュニティがひとつになっていったと考えています」

⑤BŌSŌ TOKYOから生まれた「YAO」とは?

YAOとはBŌSŌ TOKYOのユーティリティのひとつ。

日本の漫画やアニメなどのクリエイターはレベルが高く、新しいものを生み出す力を持っているゆえ、それを世界に発信していくサポートをする「クリエイターDAO」のような建て付けになっているそうです。

「BŌSŌ TOKYOのホルダーはクリエイティブに対する感度が高く、理解度もすごく早い。ホルダーの方や日本のクリエイターを巻き込み、どんどん新しいプロジェクトを生み出していく仕組みを考えています」

そんなYAOですが、コミュニティデザイナーはシリアルアントレプレナーのけんすう氏が就任し、コミュニティの活性化を図っているとのこと。

そのなかで出てきた課題は、いきなりホルダーとクリエイターが手を組んでプロジェクトを立ち上げるのは、非常にハードルが高いということでした。

なので、まずはクリエイターたる活動やマインドを体験してもらうべく、Discord内で画像生成AIを使ってAIアートを制作し、コンテスト形式でさまざまな作品を出し合うことに取り組んだとTOM氏は言います。

「出品されたものの中から、投票で展示会に飾る作品を決めていったんですが、予想以上にクオリティが高くて。これはイベントとしてやってしまえば盛り上がるだろうと思い、ホルダーの方々が描いたAIアートを展示するイベント『AI羅武遊』を2022年9月に代官山で開催したんです」

今後はYAOから、BŌSŌ TOKYOの世界観を作るクリエイターを1名選出し、新たなプロジェクトを立ち上げていく構想があるとのこと。

「BŌSŌ TOKYOとは別にYAOから生まれるプロジェクトに参加できるユーティリティを付与したNFTコレクションの展開も考えています」

⑥2023年のNFT市場の予想とBŌSŌ TOKYOの未来は?

2023年は仕込みの時期として、TOM氏は「どうプロジェクトを動かしていくかを念頭に置いている」と話す一方、大事になっているのがコミュニティの醸成であり、「いかにBŌSŌ TOKYOに関わるファンやホルダー、クリエイターらの熱量を高めていくかに注力していく」とTOM氏は語ります。

リアルでのミートアップやイベントも織り交ぜながら、2023年もコミュニティの活性化に取り組んでいくそうです。

「そのほか2023年は3Dモデルを配布し、メタバース上でのイベントを計画していたり、NFT系やマスアダプション系の企画だったりも関係各所と絶賛詰めている段階で、お披露目できる段階になったらアナウンスできればと思っています」

最後にBŌSŌ TOKYOの熱量について、TOM氏に黒板へ書いてもらいました。
「共に挑戦し続けること、暴走すること」

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