「NFTマーケットプレイスのFoundation(ファウンデーション)ってなに?」
「Foundation(ファウンデーション)に招待してもらう方法を知りたい」
こんな悩みを解消します。
本記事の内容
- Foundationは招待制のNFTマーケットプレイス
- Foundationのメリットデメリット
- Foundationの招待してもらう方法
この記事を読み終えれば、Foundationの概要を理解でき、招待してもらう方法がわかります。
参入障壁が高い分、招待してもらえれば自身のNFTライフがより楽しくなり、作品が売れやすくなるでしょう。
Foundation(ファウンデーション)とは
Foundationは、ほかのユーザーから招待してもらった人しかNFTを販売できないマーケットプレイスです。
主にNFTアートを多く取り扱っていて、招待された人しか出品できない分、NFT1つ1つの希少性が高いのが特徴です。
販売は招待された人しかできませんが、購入は招待制ではないため誰でも購入ができます。
購入形式はオークションなので、お金をかけて希少性の高いNFTを購入する富豪に勝たないと基本的には負けてしまいます。
購入に使う仮想通貨は、一般的なNFTマーケットプレイスと同じETHで取引されます。
「オークション形式だとお金持ちだけが購入できる世界じゃないか、私たちが購入できる可能性がないじゃないか」と思い方もいるかもしれませんが、まだ可能性はあります。
Foundationは二次流通が可能なので、1度Foundationで購入されたNFTも別のマーケットプレイスで再び流通されれば購入のチャンスが訪れます。
招待制という独自の方法でNFTを売買するFoundationの特徴を解説していきます。
主な特徴はこの2つです。
- 詐欺が生まれにくいマーケットプレイス
- 質の高いNFTが多い
1つずつ解説していきます。
詐欺師が生まれにくいマーケットプレイス
Foundationは招待制のため、詐欺目的でNFTを販売する詐欺師が参入するのが難しいマーケットプレイスです。
当然ながら、詐欺目的の人を招待する人は誰もいないですよね。しかも、詐欺師を招待してしまうと履歴が全て残るので、招待した人が誰かわかってしまいます。
招待した自分の価値も下がり、せっかくクローズドな空間で販売できるチャンスを自分で剥奪することになるので、安全なNFTしか販売されていない環境が作られます。
招待リンクの売買も禁止されているため、厳重なゲートです。
詐欺が多いNFTや仮想通貨の世界で詐欺を徹底的に防げる健全なマーケットプレイスになっているのが魅力的です。
質の高いNFTが多い
クローズドな空間で販売されているNFTしかないと、質の高いNFTしか販売されていません。
世界最大規模のNFTマーケットプレイスのopenseaのように、誰でも出品できる市場で将来的に価値のあるNFTを見つけるのは至難の業ですから、投資家目線で見るなら非常に投資しやすい環境が整っています。
逆に出品する側になると、招待してもらえば質の高いNFTを出品できる一方、周りも質の高いNFT出品者しかいないので競合が強いことを意味します。
ただ、競合が多いといっても招待されて出品しているユーザーはまだまだ少ないですから、招待のカギをくぐり抜ければ購入してもらえるチャンスが高いです。
ビジネスで考えるならば、質の高いNFTを簡単に探せるマーケットプレイスになっているため、どんなNFTが価値のあるものなのかを勉強する方法としても利用できるでしょう。
Foundationを使うメリット
Foundationを使うメリットは下記の通りです。
- クローズドな空間なので注目されやすい
- 実績として使える
- 高値で売れやすい
1つずつ解説していきます。
クローズドな空間なので注目されやすい
先ほども説明しましたが、招待リンクをもらえれば自分のNFTを注目されやすい環境に販売することができます。
注目されやすいと、購入してもらえる確率も高まるので収入につながりやすくなるのがメリットです。
最も市場規模が大きいopenseaだと、出品者が数多くいて自分のブランド力や認知度がないと売れづらいのが現状です。
自身の認知度が低いと、質の良いNFTを作成している人がいても埋もれてビジネスチャンスを逃してしまいます。
しかしFoundationを使えば、出品されているNFTをすべて確認でき、自分のNFTが注目されやすい環境を作れます。
実績としてつかる
Foundationは招待してもらえれば「自分の出品しているNFTは質が高い」と認められたと同じです。
つまり、今後別のマーケットプレイスでNFTを販売する際の実績や指針にもなると思うので、売れなくても実績を獲得した経験になります。
実際、「Foundationに招待された実績のあるNFTクリエイター」と表記されていたら注目を浴びやすいでしょう。
自身でSNS活動をしている場合は、プロフィール欄の実績になりますし、openseaで出品する場合も認知されるきっかけになります。
NFTでより活躍したい人は自身のブランド力をつけるためにも、招待リンクをもらって市場価値を高めていきたいところです。
高値で売れやすい
Foundationに出品されているNFTは高値で購入されやすいです。
なぜなら、出品されているだけで価値の高いNFTになるから。
しかも、価値の高いNFTは海外のセレブリティから注目されます。オークション形式で販売すれNFTの価格は勝手に上昇していくので一気に大きな収益を得られるチャンスが生まれるのです。
購入者側から見たら海外のセレブリティとオークションで戦わないといけないので、購入するハードルが高いかもしれませんが、出品者にとってはとてもありがたいことです。
二次流通も可能で、1度購入されたら再度販売されても持続的に収入が入ってきます。
海外のセレブリティやNFT投資家が二次流通したとなれば、さらに価値がつく可能性も高いです。
Foundationを使うデメリット
Foundationを使うデメリットは下記のとおりです。
- 招待された人しか出品できない
- ほかのマーケットプレイスに比べて手数料が高い
1つずつ解説していきます。
招待された人しか出品できない
最初にして最後の難関ですが、招待された人しか出品できないデメリットがあります。
ただ、招待制にすることで健全なマーケットプレイスを作れているので、「デメリット」というと少し語弊があるかもしれません。
招待してもらう方法は後述していますが、NFT出品を始めたばかりの人にはかなりハードルが高いです。
なにも実績なしにFoundationに入るのは不可能に近く、まずはopenseaを始めとした別のマーケットプレイスで購入してもらう経験を積む方が良いでしょう。
NFTを販売したら、SNSなどでも拡散して自身の認知度を上げていかないと、自然に招待リンクをもらうことは厳しいです。
NFTはまだまだ発展途上の産業ですし、Foundationは狭き門です。
招待リンクをなかなかもらえなくてもあきらめずコツコツ実績と認知を拡大していきましょう。
ほかのマーケットプレイスに比べて販売手数料が高い
Foundationは販売手数料が15%と、ほかのマーケットプレイスに比べて販売手数料が高いデメリットがあります。
主要なNFTマーケットプレイスと比べてみると下記の通り。
- Foundation:15%
- Opensea:2.5%
- Rarible:2.5%
- SuperRare:3.0%
以上の通り、Foundationが圧倒的に高いですよね。
NFTが100万円で売れても15万円は取られてしまいます。
Foundationは説明した通り高額で購入される確率が高いので、利益が大きければ大きいほど手数料の額も大きくなります。
手数料を把握していなくて後からもったいなさを感じないためにも、手数料を引かれた後の利益を考えておきましょう。
NFTクリエイターがFoundationに登録する方法
Foundationに登録するまでの手順は下記の通りです。
- 仮想通貨取引所で口座開設
- MetaMaskに登録
- FoundationとMetaMaskを連携
- 招待リンクを使用してFoundationに登録
1つずつ解説していきます。
仮想通貨取引所で口座開設
NFTマーケットプレイスに作品を出品するには、ETHで手数料を支払う必要があります。
ETHは仮想通貨取引所で購入できるので、口座開設をしておきましょう。
国内取引所のおすすめ仮想通貨取引所
- Coincheck
- bitflyer
- bitbank
大手を選んでおけば安心です。
口座開設をしたら、手数料分のETHを購入しましょう。
MetaMaskに登録
ETHを購入しただけでは手数料を払えないので、ウォレットと呼ばれるデジタル上のお財布に送金しないといけません。
ウォレットは種類がありますが、MetaMaskは1番利用者が多く安全です。
登録するには、PCを開いてブラウザ画面の右上にある「拡張機能」からMetaMaskを検索してインストールしてください。
一般的にはGoogle chromeを利用します。
MetaMaskを登録したら、ETHを送金します。
MetaMaskから送金するときは、MetaMaskの残高画面にある送金ボタンから手続きを進めましょう。
選択している仮想通貨が利用できる送信先のアドレスを入力すれば金額の入力欄が表示されるので、金額を入力して確認を終えたら送金完了です。
FoundationとMetaMaskを連携
Foundationにアクセスして、左上の「Connect Wallet」をクリック。
接続するウォレットを選択する画面になるので、MetaMaskを選択します。
選択肢したら、署名を済ませましょう。
設定が完了して「Crete」が表示されたら連携完了です。
招待リンクを使用してFoundationに登録
ここからは招待リンクをもらえないと進めないので、招待リンクを獲得してから始めましょう。
招待リンクをもらえたら、リンクにアクセスします。
すると、プロフィール編集画面に切り替わり、下にスクロールすると「Verify your profile」が表示されるのでクリック。
クリックすると、Twitterが起動してツイートする段階まで自動でなるのでツイートします。
ツイートしたら、ツイートのURLをコピーしてプロフィール編集画面に戻ります。
戻るとURLをペーストできる画面になります。あとはペーストをしてTwitterとの認証を完了刺されば登録完了です。
Foundationに招待してもらう方法
Foundationを使用するために必要な招待リンクの獲得方法をいくつかご紹介します。
招待リンクが取れなければ一生販売できませんが、1度招待をもらえれば大きな収益を上げられるチャンスです。
招待をもらうのは誰でも挑戦可能な上にリターンが大きいので、諦めずに取り組む価値があると思います。
具体的な方法はこちら。
- 知り合いを通じて招待してもらう
- 招待リンクがもらえるガチャを引く
- Foundation代行サービスを利用する
1つずつ解説していきます。
知り合いを通じて招待してもらう
1番リスクも少なくて簡単な方法は知り合いを通じて招待をしてもらう方法です。
もし知り合いでFoundationを利用している人がいれば、積極的に交渉をしてみましょう。
とはいっても、知り合いにFoundationを利用している人なんて滅多にいないですよね。
そこでおすすめの方法は、SNSを通じて今NFTクリエイターとして活躍しているクリエイターの方に積極的に絡んだり実績を出したりして認知をしてもらう方法です。
認知をしてもらえば、今後活躍しているNFTクリエイターの方がFoundationに招待してもらったときに、さらに自分を招待してもらえる可能性を生めるからです。
可能性は決して高くないですが、やってみる価値はあると思います。
利用するSNSは、TwitterやFacebookが1番盛り上がっていておすすめです。
招待リンクがもらえるガチャを引く
実は「Foundation Invites Capsule Toy」という、Foundationの招待券が入ったガチャがあります。ガチャで当てれば何もコネを使わずに招待券を獲得できるかなり可能性のある方法です。
公式サイトはこちら→CryptolessNFT.com – 仮想通貨不要のNFT作成代行サービス - CryptolessNFT.com
招待リンクもなくなったら補充されているため、コツコツ続けていれば誰でもあたる確率はありますね。
お金やコネを使わずに運だけで招待されたい!という方には便利なサービスです。試さない理由はないので、ぜひ利用してみてください。
Foundation代行サービスを利用する
Foundationに出品を代行してくれるサービスを利用する方法もあります。
たとえば「CryptolessNFT.com」というサービスは、NFT販売を代行するサービスの1つです。
OpenseaやRaribleといった主流なマーケットプレイスはもちろん、Foundationにも対応しています。
費用はそれなりにかかりますが、大きなリターンを求めるなら検討しても良いでしょう。
(Foundationはそれなりに費用が高いと聞きます)
出品の流れも簡単ですし、日本語にも対応しているサイトですので、これからNFTデビューする方は試しにopenseaで代行してもらうのも良いかもしれません。
FoundationでNFTを売買してみよう
今回はFoundationマーケットプレイスの概要や売買をする方法について解説しました!
- Foundationは招待制のクローズドマーケットプレイス
- 詐欺が起きにくく、価値の高いNFTが揃っている
- Foundationに招待してもらう方法は知り合いに頼む方法やガチャなどもある
Foundationは現在主流のopenseseaとは違って招待制なので、玉石混交な中から将来的に価値のあるNFTを見つける必要がありません。
なぜなら、Foundationに招待されているクリエイターのNFTは質やブランド力が高いものばかりだからです。
クリエイターとして入る難易度は高いですが、購入者は招待がいりません。
興味のある方はぜひ覗いてみるのも良いでしょう。