「BitTrade(ビットトレード)旧Huobi Japan(フォビ)で口座開設する方法を初心者向けに知りたい。また、取引方法や手数料なども教えてほしい。」
こんな悩みを解消します。
※本記事では、Huobi Japanを「Huobi」と記載します。
本記事の内容
- BitTrade(Huobi)とは【手数料や取扱通貨】
- BitTrade(Huobi)の口座開設方法【4ステップ】
- BitTrade(Huobi)の取引方法【入金から解説】
- BitTrade(Huobi)の評判やよくある質問
この記事を読み終えれば、BitTrade(Huobi)の口座開設ができ、実際に取引を始められるようになります。
評判を記載しているので、BitTrade(Huobi)で口座開設をするか迷っている方は客観的な意見も取り入れて判断できるでしょう。
BitTrade(ビットトレード)旧Huobi(フォビ)とは
(BitTrade)
BitTrade(Huobi)は中国の仮想通貨取引所です。
2018年12月17日に日本法人「Huobi Japan」を設立したため、日本人でも口座開設ができるようになりました。
なお、2023年1月6日Huobi Japanはサービス名を「BitTrade(ビットトレード)」に変更すると発表。(2023年6月13日追記)
BitTradeの特徴の1つに、取引所トークンの「フォビトークン(HT)」が取引可能で、フォビトークンを保有することで手数料の割引を始めとしたサービスが予定されています。
2023年6月時点では取り扱い仮想通貨は29類あり、下記のとおりです。
- ビットコイン(BTC)
- フォビトークン(HT)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)※BTC建て
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- トロン(TRX)
- クオンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オントロジー(ONT)
- リスク(LSK)
- シンボル(XYM)
- モナコイン(MONA)
- エイダ(ADA)
- エンジン(ENJ)
- ポルカドット(DOT)
- アイオーエスティー(IOST)
- ビットコインSV(BSV)
- ジャスミー(JMY)
- オーエムジー(OMG)
- コスプレトークン(COT)
- テゾス(XTZ)
- ディープコイン(DEP)
- パレットトークン(PLT)
- フレア(FLR)
- アスター(ASTR)
BitTradeの手数料一覧
BitTradeの手数料を見ていきましょう。
まずは取引所での取引手数料です。
ETHを日本円で取引する際の取引手数料は下記の通りです。
- メイカー:0.012~0.15%
- テイカー:0.036~0.15%
手数料は微々たる数字ですが、他の仮想通貨取引所であるbitbankのETHの取引手数料は下記の通りです。
- メイカー:-0.02%
- テイカー:0.12%
仮にETHでNFTを取引すると考える場合には、BitTradeよりbitbankを利用した方が低い手数料でNFTを取引できるでしょう。
日本円の入金手数料は下記の通りです。
- 銀行振込:自己負担
- クイック入金:0円
クイック入金なら0円で入金できますが、最低入金額が1,000円から、住信SBIネット銀行からのみなど、制限があります。
住信SBIネット銀行の口座を所有している方はクイック入金を利用すると手数料を抑えられるのでおすすめです。
日本円の出金手数料・送金は下記の通りです。
- 日本円の出金手数料:324円
- 送金手数料:0.00005BTC(ビットコインの場合)
出金手数料は少し高く設定されており、出金する際は手数料の安い取引所に送金してから出金する方が安く抑えられます。
BitTradeの特徴【3選】
BitTradeの主な特徴は下記の通りです。
- 仮想通貨をすべて板取引できる
- 取引高が少ない
- セキュリティ面で安心できる
1つずつ解説していきます。
豊富な通貨ペアで板取引できる
BitTradeの取引所は、全29銘柄・62銘柄ペアを板取引できます。(2023年6月13日追記時点)
板取引とは、販売所を介さずにユーザー同士で取引する方法であり、販売所で払う割高な手数料を払わずに取引を行えるメリットがあります。
Coincheckを始めとした従来の仮想通貨取引所は、板取引可能な仮想通貨がビットコインしかないため、様々なアルトコインを板取引できるのは大きなメリットです。
現在でも数多くの銘柄が板取引できることから、今後の銘柄も増えていくと予想できるでしょう。
取引高が少ない
日本人が開設するBitTradeでは、他の仮想通貨取引所に比べて取引高が少ないデメリットがあります。
2020年の決算報告による預り金比較
- BitTrade:約7億7,000万円
- Coincheck:145億9,000万円
- bitFlyer:481億9,000万円
預かり仮想通貨比較
- BitTrade:39億4,000万円
- Coincheck:547億8,000万円
- bitFlyer:2,180億6,500万円
上記の通りで、国内の大手取引所と比べると圧倒的に少ないです。
預かり金や預かり仮想通貨はユーザーの取引数に比例しており、取引数が少ないと希望する注文が通らなかったり売りたいときに売れなかったりするデメリットがあります。
短期で売買をして利益を得たい人にとっては不都合になるので注意が必要です。
セキュリティ面で安心できる
BitTradeの設立元であるHuobiはセキュリティ面で高い評価をされており、同じセキュリティ対策をしているHuobi Japanも安心できる取引所と言えるでしょう。
具体的には、オフラインのウォレットでユーザーの仮想通貨を管理するのはもちろん、秘密鍵の管理を分散させてリスク分散を徹底しています。
また、2019年に第三者機関からもセキュリティ面で高い評価を受けているため、仮想通貨最大のリスクである取引所のハッキングに対して安心できる取引所です。
Huobiの口座開設はコチラBitTradeの口座開設方法【4ステップ】
BitTradeの口座開設方法を4ステップで解説していきます。
- アカウント登録をする
- 認証コードを入力して登録を完了する
- 個人情報・本人確認書類を提出する
- 二段階認証をする
1つずつ解説していきます。
アカウント登録をする
アカウント登録をする手順は下記の通りです。
- BitTradeの公式HPにアクセスし、「無料口座開設」をクリックする
- メールアドレス・パスワード・紹介コードを入力する
※紹介コードはある方のみ
認証コードを入力してアカウント登録を完了する
登録したメールアドレス宛に認証コードが送られてくるので、セキュリティ認証をしてアカウント登録を完了させましょう。
個人情報入力・本人確認書類を提出する
BitTradeでは個人情報や本人確認書類の提出が必要となります。
入力する個人情報は氏名、性別、住所、生年月日など一般的に入力する項目です。
なお、BitTradeでは20歳以下の方と75歳以上の方は口座開設ができないため、注意しましょう。
本人確認書類に使用できる書類は下記の通りです。
- 免許証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 在留カード(外国籍の方専用)
- 特別永住証明書(外国籍の方専用)
- 個人番号カード
- 健康保険証
本人確認書類の提出方法は2つあります。
- かんたん本人確認:スマホで顔写真と動画を送信する
- 本人認証:登録した住所にハガキが送られてくるので、ハガキを受け取って本人確認をする
ハガキの有無が違いになりますが、ハガキでの確認をしない「かんたん本人確認」は口座開設の審査後すぐにBitTradeを利用できます。
一方、ハガキでの確認はハガキを受け取るまで利用できないことを把握しておきましょう。
二段階認証をする
口座開設ができたら、必ず二段階認証を行いましょう。
二段階認証をすることで、ハッキングや詐欺による被害を軽減できるため、必須です。
二段階認証を行うには、まずスマホアプリの「Google Authenticator」をダウンロードします。
ダウンロードが完了後の手順は下記の通りです。
- BitTradeのトップページ右上にある登録したメールアドレスタブから、「セキュリティ」をクリック
- 二段階認証の欄から「設定」をクリック
- 「Google Authenticator」でQRコードを読み取る
- シークレットキーは紙などでも保存
- 6桁の認証コードをBitTradeで入力して「設定」をクリック
- メールで認証を行う
これにて口座開設と二段階認証が完了しました。
6桁の認証コードを入力する時は、60秒以内に入力しないとコードが変わってしまうため、素早く行いましょう。
BitTradeの審査には少し時間がかかるため、すぐに取引ができるわけではないことを注意してください。
Huobiの口座開設はコチラBitTradeの取引方法
BitTradeで仮想通貨取引をする方法を解説していきます。
BitTradeはCoincheckのような使いやすい設計がされており、仮想通貨取引を始めた方でも使いやすく、下記の手順を踏んで行えば簡単に取引を行えます。
- 日本円を入金する
- 取引をする
- 日本円を出金する
1つずつ解説していきます。
入金方法
Huobiの入金方法は「クイック入金・銀行振込」の2種類がありますが、住信SBIネット銀行の口座を所有している方は、入金手数料がかからないクイック入金がおすすめです。
今回は2種類とも入金方法を解説します。
クイック入金で入金する
クイック入金を利用する際の手順は下記の通りです。
- BitTradeトップページ右上の「資産管理」欄の「入金」をクリック
- クリック入金を選択し、住信SBIネット銀行をクリック
- 入金額を入力して、「入金する」をクリック(最低入金額は1,000円)
- 住信SBIネット銀行の指示通りに進める
クイック入金した金額が反映されるには2~3時間ほど時間がかかりますが、その場で入金できて取引を始められるのは大きなメリットです。
銀行振込で入金する
銀行振込を利用する際の手順は下記の通りです。
- BitTradeトップページ右上の「資産管理」欄の「入金」をクリック
- 表示されている口座に銀行から日本円を振り込む
銀行振込は手数料がかかってしまいますが、住信SBIネット銀行の口座を保有していない方は銀行振込で入金しましょう。
取引方法
入金が完了したら、実際に取引を始めましょう。
本記事では、安い手数料で取引ができる取引所で解説をします。
取引する手順は下記の通りです。
- BitTradeトップページの画面右上「取引所」をクリック
- 取引したい通貨ペアを選ぶ
- 左上から「買い・売り」を選ぶ
- 「指値・成行」を選択
- 取引する数量を入力
通貨ペアは、BTC/JPY=取引通貨/決済通貨で表されます。
上記なら、BTCの買い注文ならBTCを買って日本円を払う
BTCの売り注文ならBTCを売って日本円を獲得する、といった流れになります。
「指値・成行」の選択は、指値が自分で価格を指定する注文で、成行は価格を指定しない注文を表します。
指値注文の手順
- 指値を選択
- 価格を指定
- 注文数量を指定
- 通貨を買う
指値注文は契約が成立する前なら「注文一覧」画面で「×」を推せばキャンセルできます。
成行注文の方法
- 成行を選択
- 金額を入力
- 通貨を買う
- 注文画面を確認して購入する
成行注文は価格を指定しないため、相場によっては自分が想定していた以上の価格で購入してしまうケースもあります。注意しておきましょう。
日本円を出金する方法
BitTradeで出金するときは、出金先の銀行口座やウォレットアドレスを登録する必要があります。
また、出金金額によって振込日が異なり、200万円以下なら銀行営業日の朝9時までに申請をすれば当日に受け取り可能です。(手数料は324円)
スマホアプリで出金する手順
- BitTradeトップページから「出金銀行口座管理」をクリック
- 銀行口座を登録
- 戻って「資産管理」をクリック
- 「出金」をクリックし、「JPY」を選択
PCで日本円を出金する手順
- 銀行口座を登録する
- BitTradeトップページ右上「総資産」→「資産管理」をクリック
- 「JPY」を選択して出金
BitTradeの評判
BitTrade(Huobi)の評判をSNSで集めてみました。
BitTrade自体が使いやすい設計になっており、実際に利用しているユーザーからも使いやすさが高く評価されています。
一方で、やはり取引高が少ないことから、取引板の薄さが懸念点でもあります。
BitTradeに関するよくある質問
BitTradeに関するよくある質問をまとめました。
- 日本円の振り込みはできる?
- 未成年でも口座開設できる?
- 出金申請はキャンセルできる?
- アカウント登録できない時の対処法は?
- ETHを取引するには向いている?
1つずつ解説していきます。
日本円の振り込みはできる?
BitTradeでは日本円の振り込みが可能です。
振り込み方法は上記で解説した通り、クイック入金と銀行振込の2種類があるのでチェックしておきましょう。
ビットコインを購入する際は、日本円で購入すると手数料が無料になる特典が付いています。
未成年でも口座開設できる?
未成年と75歳以上の方は口座開設ができません。
日本の仮想通貨取引所では、BITBOXを除き未成年での口座開設ができないので、未成年の方で仮想通貨を始めたい方はBITBOXや海外仮想通貨取引所を利用するのが主な方法になります。
出金申請はキャンセルできる?
出金履歴画面で「キャンセル」が表示されている間はキャンセル可能です。
時間が経つと振り込まれてしまうので、早めに行いましょう。
アカウント登録できない時の対処法は?
アカウント登録できない時の対処法は、運営に問い合わせてみるのがよいでしょう。
登録したメールアドレスに登録メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダに入っていないか確認し、登録したパスワードは忘れないようにメモしておくのが良いです。
万が一パスワードを忘れてしまった場合も、運営に問い合わせてみましょう。
ETHを取引するには向いている?
BitTradeでETH/JPYを取引する場合には下記の手数料がかかります。
- メイカー:0.012~0.15%
- テイカー:0.036~0.15%
対してbitbankだと下記の通りです。
- メイカー:-0.02%
- テイカー:0.12%
ETHを取引する際は、他の仮想通貨取引所と比べると少し高いので、あまり向いていません。
BitTradeの口座開設まとめ
本記事では、BitTrade(Huobi)の口座開設方法や取引方法などをまとめました。
口座開設方法をおさらいすると以下の通りです。
- アカウント登録をする
- 認証コードを入力して登録を完了する
- 個人情報・本人確認書類を提出する
- 二段階認証をする
BitTradeは取引高は他の大手取引所に比べると少ないものの、取引できるアルトコインの種類やセキュリティの高さは誇れるものがあります。
ただ、NFTを取引する場合は、BitTradeよりbitbankの方が低い手数料で取引できるため、BitTradeを利用すると少し損をしてしまいます。
通常の仮想通貨取引をする方は、スマホアプリにも対応しており、手軽に口座開設を始められるので、口座開設にチャレンジしてみましょう。
Huobiの口座開設はコチラ