ふるさと納税でNFT?最近話題の関連ニュースについて徹底解説

今回は、ふるさと納税とNFTが関連する注目すべきニュースを1つ、ピックアップして紹介します。

この記事を読めば、年末のふるさと納税でお得にNFTアートをGETできるかもしれないので、ぜひ最後までご覧ください。

また、NFTについてよく知らないという方は当サイトの別記事で解説しているので、参考にしてもらえれば幸いです。

では、早速いきましょう。

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はじめに:ふるさと納税とは?

まず簡単に「ふるさと納税とは何か」について正しく理解しておきましょう。

ふるさと納税とは納税手段の1つで、市区町村への「寄附」を通して税金が払える仕組みです。

通常、自治体に寄附をした場合には寄附金額の一部が控除されるという仕組みですが、ふるさと納税では自己負担額(2,000円)を除いた全額が控除の対象になります。

よくある勘違いとして「ふるさと納税は自分の生まれ育った故郷にしか寄付ができない」と思われがちですが、そうではありません。

自分の意思で応援・サポートしたい地方自治体を自由に選ぶことができるのがふるさと納税です。もちろん、自分の地元・故郷へ寄付することも可能ですよ。

そんなふるさと納税ですが、自治体を選ぶときには以下の2つのポイントに注目しましょう。

・返礼品

・寄付金の使い道

ふるさと納税の魅力の1つに「返礼品」があります。これにより、払わなければいけなかった税金の一部でご当地食材をいただけたり、自分の欲しかったものを手に入れることが可能です。

返礼品は自治体によって異なり、本当に多種多様なものが用意されています。

また、「寄付金の使い道」にも注目しましょう。自分の寄付したお金が自治体でどのように使われるのかをしっかり把握した上で、後押ししたいと思えるような自治体を選ぶことが重要です。

(ふるさと納税で有名なサイトの多くでは、寄付金の使い道をこちら側が設定できるようになっているので、「地方活性化」「子育て支援」など自分の応援したい項目にチェックしましょう。)

以上が簡単なふるさと納税の説明でした。ここからは本題の「ふるさと納税×NFT」の注目ニュースを見ていきましょう。

注目ニュース:ふるさとチョイスがLINEブロックチェーンを採用

では、ここからはふるさと納税とNFTが関連した注目すべきニュースを紹介します。

そのニュースとは、ふるさと納税サイトのふるさとチョイスが新プロジェクトとして、NFTアートを配布するキャンペーンを実施することが11/24に明らかになりました。さらに、このNFTではLINEの独自ブロックチェーンである「LINE Blockchain」が基盤技術に採用されたということで、大きな注目を集めています。

このキャンペーンは「Power of Choice project ~私たちの選択が、地域事業者の力になる。~」という名前で実施され、新型コロナウイルスで被害を受けた地域の事業者や生産者を支援することが目的です。

実際のNFTアートはプロジェクトのオリジナルキャラクターである「チョイタ」をモチーフに、47都道府県それぞれのデザインが用意される予定になっています。

NFTアートの配布は以下の2つの項目を満たせば、誰でも受け取ること可能です。

  • 期間中に1万円以上のふるさと納税をする
  • NFT受け取りに関するフォームを入力

また、NFTアートの受け取りにはLINEが提供するデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」のアドレスが必要。ただ、一度受け取れば「NFTマーケットβ」でNFTアートの二次流通が可能になる予定です。

ただ、注意点もあるので必ずチェックしておきましょう。

ふるさとチョイスのNFTに関する3つの注意点

ふるさとチョイスで配布されるNFTアートの注意点を見ていきましょう。注意点は以下の3つです。

・1アカウントにつき1体のみ配布

・二次流通で生じるふるさとチョイスの収益も寄付

・NFTアートが高騰するかは不透明

1つ目は、ふるさと納税の金額に関わらず、もらえるNFTアートは1アカウントにつき1体とのこと。前述した項目を満たすことでNFTアートを受け取ることができますが、それ以上に寄付額を増やしても、もらえるNFTアートの数は増えません。

例えば、「2万円寄付したから2つもらえる」ということではないことを押さえておきましょう。

2つ目の注意点として、二次流通で生じたふるさとチョイスの収益も全額寄付にまわされるという点です。

これは、NFTマーケットプレイスで二次流通する際の注意点です。

NFTはアーティストを援助する手段として注目されており、具体的にはアーティストの手から離れた状態での作品の売買で生じるお金の一部を受け取り続けることができます。

今回のふるさとチョイスも例に漏れず、その利益を寄付に回すことが決定しています。

もちろん、ユーザー間での取引でしょう自体利益の一部だけですが、全額自分の懐に入るわけではないので注意しましょう。ただ、これはNFTアート全般に言えることなので、特に問題視する必要はありません。

最後、3つ目の注意点はこのNFTアートが高騰するかは不透明だという点です。

「NFTアート=儲かる」と思われる方も多くいるかもしれませんが、作品自体に価値があることが前提です。

なので、オリジナルキャラクターである「チョイタ」が世のニーズを満たすかどうかわかりません。

そのため、第一の目的として「地方の方々に寄付する」という心持ちでいることが大切だと思います。

ふるさと納税とNFTの将来性について【結論:今後も増えてくる】

ここからは、ふるさと納税とNFTの将来性について考えていきます。ふるさとチョイスの新プロジェクトは非常に画期的。なぜなら、「地方自治体の方々を応援する」という目的達成のために、合理的な手段としてNFTアートが用いられているからです。

ふるさと納税は年々注目されており、年終わりの1つのイベントとして捉えられ始めています。プラットフォームの利用のしやすさもあり、多くの人々が利用するお得に納税する手段となりました。

また、NFTも将来性が非常に高い市場です。なぜなら、NFTはビットコインなどの仮想通貨に用いられているブロックチェーンという新時代の技術が採用されており、そこから派生して「NFTアート」「NFTゲーム」などのジャンルに進出しています。

まだ日本ではあまり普及していませんが、世界に目を向ければNFTの注目度に驚くことでしょう。

「ふるさと納税×NFT」の将来性は、今回のふるさとチョイスの成功次第かもしれませんが、お互いに注目度の高いジャンルであることは間違い無いので、情報感度を高くしてニュースを見ておく必要があります。

おわりに:ふるさと納税を通してNFTアートを入手してみよう

今回は、ふるさとチョイスがふるさと納税を通してNFTアートを配布するという新プロジェクトについて解説しました。

このような取り組みは一度始まってしまえば、どんどん他の分野にも浸透するものなので、日本国内でもNFTの重要度が増す良いきっかけになると思います。

また、これまでNFTについてよく知らなかったという方も、ぜひこの機会にふるさとチョイスのNFTアートを手にしてみてください。

NFTを理解する1番の近道は、実際に自分の目で見て、手で動かすことです。まずは無料で始めてみてはいかがでしょうか。

今回は以上です。

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