SolanaのNFTマーケットプレイス「Magic Eden」の概要と使い方を解説

SolanaのNFTコレクションであるOkayBearsが高騰するなどの影響を受け、SolanaのNFTが注目されるようになりました。

OpenSeaがSolanaに対応したため、OpenSeaでSolanaのNFTを取引したという人もいるでしょう。

しかし、SolanaのNFTを取引するのであれば、Magic Edenも利用することをおすすめします。

この記事では、NFTマーケットプレイスであるMagic Edenの概要を紹介し、NFTを売買する方法を解説します。

この記事でわかること

  • Magic EdenがどんなNFTマーケットプレイスなのかがわかる
  • Magic Edenで利用できる機能がわかる
  • Magic EdenでNFTを出品方法や購入方法がわかる

取引件数の多いNFTマーケットプレイスの使い方を知りたい方は、本記事を読んでみてください。

[冒頭定型文 ]

Magic Edenとは

Magic Eden

Magic EdenはSolanaのブロックチェーン上にあるNFTマーケットプレイスで、2021年9月からサービスの提供を開始しています。

NFTの売買以外にも、インサイト分析やゲームなどの機能を利用できるのが特徴です。

月に1000万人以上が訪問しており、Solana上のNFTマーケットプレイスの中では飛び抜けて利用者数が多いです。

SolanaのNFTに興味があるなら利用したいマーケットだと言えるでしょう。

取引件数がOpenSeaを超えている

2022年5月28日に確認したDappRadarのデータによると、Magic Edenのトランザクション件数は、取引金額トップを誇るOpenSeaより多くなっています。

Magic EdenOpenSea
取引総額(VOLUME)約5500万ドル(約70億円)約2億ドル(約254億円)
トレーダー数(TRADERS)約11万人約17万人
平均取引額(AVG. PRICE)約183ドル(約23,200円)約225ドル(約28,600円)
トランザクション件数(TRANSACTIONS)約230万件約65万件

(参考:DappRadar

入札や出品、売買がおこなわれるとトランザクションが発生するため、トランザクション件数が多いということは取引がさかんであることがわかります。

Magic Edenの利用者数がOpenSeaに追いつけば、取引金額がOpenSeaを上回ることも十分ありえるでしょう。

SOLを利用して取引する

Magic Edenで取引する際には、基本的にSOLトークンを使用します。

Solanaではガス代や手数料の支払いにもSOLを利用するため、ほかの仮想通貨を用意する必要はありません。

なお、Binanceなどの海外仮想通貨取引所やLiquid by FTXでSOLを購入することが可能です。

自分のNFTを出品するには審査が必要

Magic Edenでは、承認されているコレクションのNFTは簡単に売買できますが、承認を受けていないものは取引できません。

すでに作成しているNFTコレクションを販売する場合も、ローンチパッドで新しくNFTコレクションを立ち上げる場合も、審査を受けて通過する必要があります。

ローンチパッドで承認される確率は数%程度とされているため、プロジェクトをよく練ったうえで申請しなければNFTの発行は難しいでしょう。

承認されるのが難しいぶん、Magic Edenで販売されているコレクションは信頼を得やすいというメリットがあります。

Magic DAOで運営に参加できる

Discord上で活動しているコミュニティMagic DAOに参加すれば、Magic Edenの運営に関わることが可能です。

たとえば、機能の追加や改善などを決定する際におこなわれる投票に参加できます。

また、DAOでの活動に応じた報酬や、ローンチパッドの優先購入権(ホワイトリスト割り当て)といった特典も得られます。

Magic DAOに参加するには、Magic TicketのNFTが必要です。

Magic Ticket

Magic Edenの主な機能

Magic Edenで利用できる機能を、4つに分けて紹介します。

  • NFTの売買(Marketplace)
  • インサイト分析(Insights)
  • ゲームで遊ぶ(Eden Games)
  • コレクションの承認申請(Creators)

新しいコレクションのNFTを生成できるローンチパッド機能もありますが、今回はNFTの売買に含めています。

NFTの売買

Magic Edenに承認されているコレクションのNFTを販売したり購入したりできます。

承認されていないNFTは販売できないため、ほかのサービスで生成・購入したNFTを販売できない場合もあるので注意してください。

NFTの販売方法には、以下の方法があります。

  • 提示した価格で販売(一般的な取引方法)
  • オファーされた価格への同意
  • オークション販売
  • ローンチパッドでの公開

インサイト解析

コレクションの統計一覧

コレクション単位のランキングを閲覧したり、ウォッチリストに登録したコレクションの情報を確認したりすることができます。

1日、7日、30日のいずれかを選択し、その期間内の取引総額やフロア価格(=コレクション内の最低価格)などを調べられます。

売れているNFTコレクションのリサーチや、投機のための価格調査などをおこなうときに、インサイト解析の機能が役に立つでしょう。

ゲームで遊ぶ

Eden Gamesゲーム一覧

Magic Eden内にある「Eden Games」では、プラットフォーム内でゲームを遊ぶことができます。

無料で遊べるゲームもありますが、NFTを購入してプレイすることでお金を稼げるものが多いです。

このことから、Magic EdenにはNFTゲームや関連するNFTに興味があるユーザーが集まりやすいと考えられるでしょう。

公式ページには、すべてのSolanaNFTゲームの二次取引量のうち90%以上がMagic Edenで発生しているとの記載があります。

(参考)Magic Eden|about

コレクションの承認申請

申請管理画面

Magic Edenで販売する承認を得るために申請することができます。

申請には、上場(リスティング)、ローンチパッド、オークションの3種類があり、それぞれ申請方法が異なります。

自分のNFTを販売したいときは、Magic Edenのメニューにある「Creators」から申請を始めてみましょう。

なお、上場審査の合否は1〜2日程度で通知され、承認されれば1日以内にMagic Edenで販売できるようになります。

NFTの出品方法

Magic Edenで承認されているNFTを出品する方法を解説します。

Magic Edenで承認されていない、あるいはローンチパッドで販売したい場合は、コレクションの承認申請をおこなってください。

NFTを出品する手順をおおまかにまとめると、接続したウォレットからNFTを選んで価格を決めるという流れになります。

ウォレットを接続する

Magic Edenのトップ画面で「Select Wallet」を選択すると、接続するウォレットを聞かれます。

Magic Edenでは以下のウォレットが接続できます。

  • Phantom
  • Solflare
  • Sollet
  • Torus
  • Ledger
  • Slope
  • Sollet(Extension)
  • Clover
  • Coin98
  • Solong
  • MathWallet
  • Glow

取引に使うウォレットを選んでトップ画面に戻り、「Select Wallet」の代わりにウォレットのアドレスが表示されていれば接続完了です。

なお、いずれのウォレットも持っていない場合は「Get started」ボタンが表示され、そのボタンからPhantomウォレットのページに移動することができます。

PhantomウォレットはSolana上でよく使われる人気のウォレットなので、そのままダウンロードして利用するとよいでしょう。

販売するNFTを選択する

ウォレットを接続することで表示されたウォレットアドレスから開くことができるメニューで「My items」を選択すると、ウォレット内のNFTが一覧表示されます。

出品していないアイテムは「アイテム」タブに表示されるので、販売したいNFTの画像をクリックして詳細画面へ移動してください。

もしウォレットにNFTが入っているはずなのに表示されない場合は、「アイテム」タブの下にある「Unverified」ボタンを押してみましょう。

ここで表示されたNFTはMagic Edenで承認されていないため、出品することができません。

どちらの一覧にも表示されない場合は、そもそもNFTのフォーマットがMagic Edenに対応していない可能性があります。

販売方法や価格を決めて出品する

NFTの詳細画面では、販売方法と価格などを設定して出品(上場)することができます。

「Fixed Price」では設定した価格で販売し、「Auction」では設定した期間内に最も高額で入札した人に売るオークション方式で販売します。

「詳細」タブを開くと、NFT作成者へ払う使用料や取引手数料が書かれているので、それらを考慮したうえで金額を決めましょう。

販売方法や価格を設定して「すぐ上場する(List Now)」ボタンを押し、トランザクションの承認をすれば、NFTの出品が完了します。

トランザクションの承認時にガス代としてSOLを支払う必要があるため、あらかじめSOLを用意しておいてください。

オファーを申し込まれた場合

NFTを出品しているかどうかにかかわらず、「この価格で売ってほしい」というオファーを申し込まれる場合があります。

NFTの詳細画面の下の方にある「オファー」タブで、申し込まれているオファーを確認できます。

もし売ってもいいと思えるオファーがあったときは、横にある承認ボタンを押して取引を成立させましょう。

取引が成立したらキャンセルできないので、価格を見間違えていないか、ボタンを押し間違えていないか、十分に確認してから承認してください。

NFTを購入する方法

NFTを購入する4つの方法をそれぞれ解説していきます。

気になるNFTがあったら購入し、自分の活動に活かしてみましょう。

購入方法によって見るページが異なる点に注意してください。

提示されている価格で購入する場合

出品者が指定した価格で即時購入する方法です。

メニューの「Marketplace」から「Popular collections」または「New collections」を選び、購入したいコレクションを探しましょう。

また、検索ウィンドウを使えば、コレクション名または作者名で検索をかけることもできます。

コレクションの中から欲しいNFTが見つかったら、NFTを選択して詳細画面で現在の価格を確認してください。

「すぐに買う」ボタンを押せば、その金額とガス代を支払ってNFTを購入できます。

なお、選択したNFTが出品されていない場合「すぐに買う」ボタンは表示されません。

オファーで価格を提示する場合

出品されていないNFTを買いたいときや、提示されている価格より安く購入したいときは、価格を決めてオファーを送ることができます。

すぐに購入する場合と同様にNFTを探し、NFT詳細画面の「オファー」ボタンを押すことで、オファーする金額を入力する画面が表示されます。

金額を入力して「オファーする」ボタンを押し、NFTの保有者にオファーを送りましょう。

ただし、NFTが出品されている場合、販売価格の半額以上でオファーしなければなりません。

オークションで入札する場合

金額を提示することで入札し、期間終了時に最も高い金額で入札した人がNFTを購入できる方法です。

メニューの「Marketplace」から「Auctions」を選択し、Live Auctionsの一覧の中からオークションに参加したいNFTを探しましょう。

NFTを選択して「Place bid」ボタンを押し、金額を入力することで入札できます。

ただし、他の人が入札する可能性があるため、オークション期間が終了するまで購入は確定していません。

とくに期間終了直前に入札される可能性が高いため、どうしてもNFTを落札したい場合はすぐに入札し直せるように待機しておく必要があるでしょう。

ローンチパッドで生成する場合

コレクションのNFTを新しく生成(ミント)する購入方法です。

メニューの「Launchpad」を選択し、ローンチパッドが開催されているコレクションを選択してミントを実行しましょう。

ミントするNFTの種類は選ぶことができず、ランダムに選ばれたNFTを入手できます。

なお、販売期間が過ぎたり、ミント数の上限に達したりした時点でローンチパッドは終了します。

ローンチパッドを開始して1時間と経たずに終了することもあるので、Upcomingの一覧を見て、開始時間に立ち会えるように用意しておきましょう。

また、事前にホワイトリスト登録しておかないとミントできない場合もあるので、ローンチパッドに参加する際はコレクションについて調べておく必要があるでしょう。

まとめ:Magic EdenでSolanaのNFTに触れてみよう

Magic EdenはOpenSeaを超える可能性を秘めているNFTマーケットプレイスです。

Magic EdenでNFTを売買し、Solanaの市場に触れてみるとよいでしょう。

こちらからMagic Edenのページに移動できます。

取引する際に必要なSOLの入手方法や取引所については、下記の記事を参考にしてみてください。

(参考)【海外経由不要】STEPN通貨が買えるLiquid by FTXとは?口座開設方法も紹介

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