「NFTアートを作ったけどなかなか売れない」
「効率的に作品を宣伝することはできないの?」
というふうに感じているクリエイターの方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのがtwitterの「スペース」という機能です。
スペースを利用することで多くの人に自分の作品を宣伝することができ、効率的な集客が可能になります。
作品を売るためには作品自体のクオリティが高いのはもちろん、マーケティングを行うのも重要で、特にNFTの世界ではその傾向が強いです。
この記事を読むことでtwitterスペースのメリットやその使い方について理解できます。
この記事でわかること
- twitterのスペースについて
- スペースを使ってNFTを宣伝するメリット
- スペースの始め方
ぜひ最後までご覧ください。
twitterの機能「スペース」とは?
twitterのスペースとは、音声によってリアルタイムで会話ができる機能です。
2021年初頭、日本でClubhouse(クラブハウス)というアプリが大きな注目を集めました。
ユーザーはトークルームを作ることで他者と会話することができ、フォロワーはその会話を聴くことができるという音声アプリです。
アメリカを始めとして世界中で話題となったツールでしたが、twitterでも「スペース」として同様の機能が搭載されたのです。
スペースによってユーザーは他のスピーカーと音声で会話することができます。
また、スペースで行われる会話はフォロワーやtwitterユーザーだけでなく、インターネット利用者であれば誰でも聞くことが可能です。
このためスペースでの会話は非常に多くのリスナーに届けることができるのです。
NFTとtwitter
作成したNFTを販売するにはマーケティングが重要になってきます。
せっかく作って販売しているのに売れなくては意味がありません。
そこでSNSを使ったマーケティングが非常に効果的なのですが、NFTの場合「twitter」との親和性が非常に高いです。
NFTとTwitterの親和性が高い理由として、ここでは2つの要因を挙げます。
・暗号資産(仮想通貨)やNFTを扱っているユーザーが多い
・コミュニティを作りやすい
暗号資産(仮想通貨)やNFTを扱っているユーザーが多い
twitterには仮想通貨やNFTを扱うユーザーが多く、NFTを宣伝するには最適のSNSと言えるでしょう。
実際、インスタグラムでNFTの宣伝をしても効果がなかったクリエイターがtwitterに活動の場を移すとたちまち人気が出たというケースもあります。
また、twitterの創業者であるジャック・ドーシー氏が自らのツイートをNFTとして販売したり、twitterのプロフィールアイコンがNFT対応するなど、twitterもNFTに注力しています。
コミュニティを作りやすい
twitterには「コミュニティ」というグループを作成できる機能があります。
NFTコレクションではホルダーやファンが集まるコミュニティが非常に重要です。
twitterのコミュニティ機能によって自分の作品を作りみんなで盛り上げていきましょう。
スペースでNFTを宣伝するメリット
次にスペースを利用してNFTを宣伝するメリットを紹介します。
スペースを利用するメリットは以下の通りです。
・多くのtwitterユーザーに届く
・NFTを紹介できるスペースが頻繁に行われている
・有名インフルエンサーに宣伝できる
・音声なので熱意が伝わりやすい
多くのtwitterユーザーに届く
先ほど説明した通りtwitterにはNFTクリエイターやコレクター、投資家などNFTに携わっているユーザーが多くいます。
スペースを利用すれば自分のフォロワー以外にも作品を宣伝することが可能です。
また、後述しますがフォロワーの多いユーザーがスペースのホストをしている場合、より多くの人に作品を知ってもらえたり、時には思いもよらない人物にアプローチできることもあります。
NFTを紹介できるスペースが頻繁に行われている
現在、スペースは公開アカウントであれば誰でもホストになってルームを作成することができます。
そのため自分の作品を宣伝したければホストになってスペースを開催しましょう。
しかし、中にはホストになることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
そんな時は他のユーザーが開催しているスペースに参加しましょう。
コレクターや投資家が新たなNFT作品と出会うために、クリエイターに対して宣伝の場になるスペースが頻繁に開催されています。
そういった場で積極的に宣伝することで多くの人に作品を知ってもらうことができます。
有名インフルエンサーに宣伝できる
スペースでは有名インフルエンサーがリスナーにいたり、その人自身がスペースを開いて宣伝の場を設けていることもあります。
過去にはスペースを利用したクリエイター応援キャンペーンで、関口メンディーさんがゲストとして参加したケースも。
インフルエンサーに自分の作品を知ってもらえる機会などなかなかないので、そのようなチャンスがあれば逃さないようにしましょう。
音声なので熱意が伝わりやすい
スペースを利用する大きな強みとして“音声”で届けられることがあります。
文字にするとどうしても作品への感情が伝わりにくかったり、細かい部分を説明できないことも多いでしょう。
しかし自分の言葉をそのまま話せるスペースではその心配はありません。
最初はうまく話せないかもしれませんが、作品への思いをしっかりと伝えることが大切です。
スペースの使い方
スペースで宣伝するメリットがわかったところで、スペースの使い方を見ていきましょう。
現在、スペースは公開アカウントであれば全てのユーザーが利用可能です。(非公開の場合ホストになることができません。)
使い方を覚えて自分の作品を宣伝しましょう。
スペースに参加する
フォローしているユーザーがスペースを開催している場合、タイムライン上部に表示されます。
開催されているものの中から聞いてみたいスペースを選択しましょう。
選択するとホストやスピーカーが表示されます。
下部の「聞いてみる」を選択するとリスナーとしてスペースに入ることが可能です。
リスナーで入ると、ホストやスピーカーの話を聞けたり、絵文字を送ってリアクションをとる、参加者のアカウントを見る、バックグラウンド再生で他の作業をするといったことができます。
また、自分もスピーカーとして話したい場合は左下の「リクエスト」を選びます。
リクエストを送ってホストに承認されると、スピーカーとして話ができます。
スペースから出る場合は右上の「退出」を選択しましょう。
ホストとしてスペースを開始する
スペースを始めるときは右下のプラスマークを長押し、一番下のスペースのアイコンを選択します。
次にスペースの名前・トピック(最大3つまで)・録音の有無を入力し、「今すぐ始める」をタップするとスペースを始められます。
「今すぐ始める」の隣にあるカレンダーのアイコンを選択すると、配信スケジュールを設定することが可能です。
他のユーザーと共同開催するなどの場合はスケジュールを組んでおきましょう。
スピーカーを管理する場合は右上の「…」から設定を変えられます。
初期設定では「スピーカーとして招待したアカウントのみ」になっているので、状況に応じて変更してください。
スペースを終わらせる場合は右上の「終了」をタップすることで終わらせることができます。
スペースはブロックしているユーザー以外は誰でも聞くことができます。
まとめ
今回はスペースを利用したNFTの宣伝方法について解説しました。
スペースを利用することで多くの人に自分の声で作品を宣伝することができます。
文字と違い音声は感情が伝わりやすいので宣伝にはもってこいの機能です。
また、スペースでの宣伝によってインフルエンサーの目にとまることもあるかもしれません。
最初は人前で話すことに緊張するかもしれませんが、せっかく作った作品を見てもらうためにスペースを利用してみてはいかがでしょうか。