Web3でよく使われる言葉を解説付きでまとめました!

Web3やNFTに詳しい方だけでなく、まだ始めたばかりの方にとっても参考になる内容となっています。

※目次を索引としてご利用ください。

キーワード一覧(随時更新)

NFT

Non-Fungible-Tokenの略。データをNFT化することでブロックチェーン上に刻まれる。デジタル画像や動画、3DモデルなどありとあらゆるデータをNFT化することができる。

NFT化(ブロックチェーンにデータを刻むこと)をmintと呼ぶ。mintには手数料(ガス代)をマイナー(電力を使ってブロックを生成する人)に支払う必要がある。

NFT化されたデータは販売、購入することができる(取引データもブロックチェーンに刻まれる)。

NFTは拡張性も備えており、アートやビジネスなど多くの分野で活用が期待されている。

イーサリアム

人の手を介さずに契約内容を自動実行できるスマートコントラクトや、契約内容の改ざんを防ぐブロックチェーン技術などが備わったプラットフォームのこと。

主にプラットフォームでアプリケーション開発するために利用されている。

プラットフォーム内で利用できる独自の暗号資産をイーサ(ETH)と呼ぶ。時価総価額第2位。イーサリアムという名称が暗号資産そのものを指す言葉として定着している。

NFT取引の多くがイーサリアムのブロックチェーン上で行われている。

DAO

Decentralized-Autonomous-Organization(分散型自律組織)の略。中央管理者がおらず、意思決定は投票による民主的な組織形態。インターネット環境があれば誰でも参加する事ができる。

DAO内で投票に参加するためにはガバナンストークン(仮想通貨)を保有する必要がある。

意思決定の投票や取引の内容は、全てオープンソースのブロックチェーン上に刻まれるので不正や改ざんを行うことが難しく、誰でもソースコードを閲覧することができるので透明性の高い組織運営が行える。

Web3

非中央集権型のインターネットという意味で用いられる。インターネットの新たな形を表す概念で、次世代の分散型インターネットの総称。

管理者が存在しなくても、ブロックチェーン技術を活用してユーザー同士でデータを管理したり、個人間でのコンテンツの提供、デジタルデータの販売、送金などが可能。

仲介組織を介さずに自由に通信が可能に、セキュリティの向上、人種や国境を超えてサービスの利用が可能になる事が期待されている。

仮想通貨、NFT、メタバース(三次元の仮想空間)、DeFi(銀行などの仲介役なしで個人間の直接取引ができるシステム)、DAOなどが具体的な事例として挙げられる。

MetaMask

イーサリアム系ブロックチェーンに対応した仮想通貨のウォレットのこと。イーサリアムのサービスを利用するにはMetaMaskは必須。

イーサリアム(ETH)や、イーサリアムをベースに発行されたERC-20トークンの保管・管理、NFTの保管場所としても利用する事ができる。

NFTマーケットプレイスやNFTゲーム、DeFiサービスなど、イーサリアムブロックチェーン上に作成されたさまざまなプラットフォームに接続可能。

メタマスクに対応した銘柄であれば、別の通貨にスワップ(交換)できる。

仮想通貨の取引や送受信で発生するガス代(手数料)を自分で設定できる。

メタバース

インターネット上に構成される三次元の仮想空間。メタ=高次・超越、ユニバース=宇宙・世界という意味を組み合わせた造語。

アバターと呼ばれる自分の分身を操作して空間内を移動したり、他の参加者と交流する事が可能。ゲーム、リモート会議、ショッピング(バーチャルショップ・メタバースEC)、イベント・ライブ、LAND(土地)などが主な活用法。

VR機器を用いた有名なメタバースとしてはVRChat、オンラインゲームではフォートナイトが挙げられる。メタバースゲームで手に入るアイテムは、NFTとしてマーケットプレイスで販売可能でメタバースとNFTは非常に親和性が高いと言われている。

DeFi

Decentralized-Finance(分散型金融)の略。ブロックチェーン上に構築されたシステムで、中央管理者(金融機関)を通さずにユーザー同士が直接取引や管理を行う金融サービス。

ソースコードが公開されているため資産の移動が確認でき、透明度が高いため中央管理者がいなくても不正が起こりにくい。

口座開設などの特別な手続きや審査がないため、インターネット環境さえあれば地域に左右されず誰でも利用できる。仲介者(銀行や証券会社)が不要なので時間的コストや手数料を大幅に削減できる。

コールドウォレット/ハードウォレット

コールドウォレット=インターネットに接続されていないウォレット。ペーパーウォレット(秘密鍵の情報を印刷して保管)とハードウェアウォレット(専用デバイスで秘密鍵情報を保管)がある。

インターネットに対して安全な一方、物理的に秘密鍵を保管しておく必要があるので、現実の紛失や損傷に弱い。

ホットウォレット=インターネットに接続しているウォレット。主にデスクトップウォレット(パソコンにインストールして使用)とモバイルウォレット(スマホなどのモバイルにインストールして使用)がある。

常にインターネットに接続しているため取引をスピーディーにできる反面、ハッキングやウイルス感染などのリスクがある。

Giveaway

NFTコレクションのPRのために無料でNFTアートをプレゼントする企画のこと。主にTwitterで行われている。

Giveawayの手順は①NFTにしたい作品をミント(作成)②TwitterでGiveaway企画を開催③参加者の中から当選者を選ぶ④当選者にNFTアートを送る⑤当選者に当選ツイートをしてもらう(任意)で行う事が多い。応募条件は①クリエーターのアカウントをフォロー②いいね&リツイートの事が多い。

NFTを送付する際、ガス代(手数料)がかかる。TwitterとOpenseaのアカウント、MetaMaskウォレットが必要。

スマートコントラクト

ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組みのこと。イーサリアムなど多くの暗号資産(仮想通貨)でスマートコントラクトが実装されている。

契約処理の自動化により仲介業者を介さないので、取引にかかる時間とコストを削減できる。ブロックチェーン技術の特性から、情報の透明性・耐改ざん性・耐障害性に優れている。

金融・保険業界、不動産業界、エンタメ業界でスマートコントラクト導入の事例があり、取引の電子化により活用が期待されている。

ステーブルコイン

従来の仮想通貨は価格の変動が大きく、取引価格が安定することを目的に米ドルや金などの資産と連動するように作られた仮想通貨の一種。

主に、①ドルや円といった法定通貨を担保にした「法定通貨担保型」②特定の暗号資産(仮想通貨)を担保にした「仮想通貨担保型」③法定通貨や暗号資産(仮想通貨)などの担保を保有せず、通貨の供給量を調整することで法定通貨と同様の値動きを目指す「アリゴリズム(無担保)型」の種類がある。

国内では、GMOコイン(ダイ)、DMM Bitcoin(ジパングコイン)、CoinBest(ダイ)以上の取引所で主に取り扱われている。

トークンエコノミクス

企業または個人により、ブロックチェーン技術を用いて発行された独自の通貨(トークン)によって成り立つ経済圏のこと。

取引にスマートコントラクトを活用すれば、管理者や仲介者を経由せずに契約や決済を自動的に行える。

少額決済やトークンの即時受け取りが可能になるため、コミュニティ参加者のモチベーション向上や、これまで価値評価が難しかったものを正当に評価することが可能になる。

ブロックチェーン技術によりトークンが偽造不可なデジタルデータとなるため、法定通貨に代わるほどの可能性を持つのではと期待されている。

マーケットプレイス

インターネット上で売り手と買い手を結び付ける取引所のこと。eマーケットプレイスとも呼ばれる。

見積もり・受注・決済の一連の販売プロセスをオンライン上で完結できるプラットフォーム。調達・営業コストの削減、新規取引先開拓が容易になる。

BtoB(企業間の取引)では、自動車部品・資材や建築資材、化学繊維素材をはじめ、様々な業界で企業間の取引が行われている。BtoC(企業と個人の取引)では、ECサイト上のマーケットプレイスで企業と消費者の取引に活用されている他、インターネットオークションやフリマアプリなどCtoC(個人間の取引)の分野でも普及が進んでいる。

スケーラビリティ問題

暗号資産(仮想通貨)に用いられているブロックチェーン技術において、利用者の増加によるシステム負荷の増大によって懸念されるリスクのこと。

ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)などの仮想通貨がこの問題を抱えている。処理速度の低下により送金遅延や、手数料の増加などのリスクが挙げられる。

解決策としてブロックチェーンを利用しないオフチェーン取引が進められており、①小額な決済はブロックチェーン外で行うライトニングネットワーク②ブロックチェーンの情報を他へ移すサイドチェーン③トランザクションの検証を効率化するシャーディング④取引データのサイズを圧縮するセグウィットなどの技術が使われている。

FTX事件

世界第2位の仮想通貨取引所だったFTXが2022年11月に経営破綻したこと。

投資家が広告に携わった著名人を提訴。FTXの顧客資産を不正に流用し、投資会社アラメダリサーチの債務やリスク投資に充てるなどのずさんな経営、創業者や経営陣がマネーロンダリングや相場操縦に関与したという疑惑があり、2022年12月創業者が証券詐欺・電信詐欺・マネーロンダリングの罪などに問われ逮捕された。

FTXは仮想通貨の取引手数料が安価で取引オプションが豊富なことから人気が高く、日本ではMLBの大谷翔平選手とテニスの大坂なおみ選手がパートナーシップを締結していた。

STEPN

歩いたり走ったりすることで暗号資産を稼げるNFTゲーム。ソラナのブロックチェーン上で運用されている。

プレイすることで暗号資産を得られるPlay to Earnと呼ばれるNFTゲームのひとつ。移動することで暗号資産を得られるMove to Earnという概念の先駆け。

プレイするためには、NFTのスニーカーの購入が必要。報酬として、GSTトークンと呼ばれる独自のトークンを得る事ができる。このトークンをBURN(焼却)することでスニーカーを修理したり、レベルを上げて強化できる仕組みになっている。GSTトークンや自分のスニーカーを売却することで利益を得ることもできる。

PoW

Proof-of-Work(プルーフオブワーク)の略。暗号資産(仮想通貨)の取引や送金が正しく行われているかどうかを不特定多数の参加者が確認・承認するコンセンサスアルゴリズムこと。ビットコインをはじめ多くの暗号資産(仮想通貨)で使われている。

膨大な計算量を必要とする作業(マイニング)を成功させた人が取引の承認者となり、新たなブロックをブロックチェーンに繋ぐ権利を得られる仕組み。マイニングを1番に成功した者には報酬として暗号資産(仮想通貨)が与えられる。

PoWにより、特定の管理者がいなくても取引記録の改ざんが極めて難しいため、不正が起こりにくい。

マイニング

暗号資産(仮想通貨)の新しい取引記録(トランザクション)が格納されているブロックで、取引が不正なく記録されているかどうかを検証し、これまでのブロックチェーンに繋ぐ作業こと。

この作業には膨大な計算量が必要となるため、マイニング専用のコンピュータを何千台も集めた工場のようなものを作ってマイニングを行うのが一般的。

マイニングをおこなう人をマイナーといい、成功報酬として新規発行された暗号資産(仮想通貨)がマイナーに与えられる。

マイニングの方法には①自分はマイニングを行わず投資という形で参加するクラウドマイニング②チーム戦のプールマイニング③一人で行うソロマイニングがある。

トランザクション

暗号資産(仮想通貨)の送金、ブリッジ(暗号資産やNFTを異なるチェーンに移動させること)、NFT購入、NFT出品などのスマートコントラクト実行をブロックチェーン上で処理された取引データが記載された情報のこと。

ビットコインをはじめとした仮想通貨は、トランザクションがブロックチェーンの各ブロックに記入されることで、送金などの仮想通貨の機能を成り立たせている。

マイナーに支払う手数料によってマイニングの優先度が変わるため、いくら手数料を払うのかによりトランザクションにかかる時間(送金時間)が大きく変わる。

opensea

NFTの作成や購入、出品、転売(二次流通)ができる世界最大級のNFTマーケットプレイスのこと。

openseaの特徴として①クリエイター審査がないので誰でも作成、出品することが出来る②販売手数料が他のマーケットプレイスと比べて安い③話題のアートや有名人の作品を購入することが出来る④固定価格での販売の他にオークションなど販売方法が多い⑤イーサリアムの他にPolygonなど複数のブロックチェーンに対応していることが挙げられる。

openseaの利用にはイーサリアムとMetaMaskの用意が必要。

サイドチェーン

メインのブロックチェーンとは異なるブロックチェーン(オフチェーン)によってトランザクションを処理する技術。

パブリックチェーン(誰でもいつでも参加できるブロックチェーン)とプライベートチェーン(参加に承認が必要なブロックチェーン)のどちらでも利用できる。

処理データの拡大に伴うメインのブロックチェーンへの負荷を分散させることが可能になり、スケーラビリティー問題の解決策として期待されている他にも、機能の拡張も目的に開発されており、仮想通貨取引所ではウォレット間の資金移動にも利用されている。

solidity

solidity(ソリディティ)とは、スマートコントラクトを開発することができるプログラミング言語のこと。

イーサリアムのブロックチェーンで使われており、スマートコントラクト開発に最も使われている言語。

スマートコントラクトを用いるDappsでDeFiの開発、NFTの開発にも対応している。

solidityはシンプルで記述しやすい言語であることや、将来性の高いイーサリアムの使用言語であることから需要が高く、注目されている。

Polygon ネットワーク

イーサリアムのセカンドレイヤー(メインのブロックチェーンと接続された別のレイヤーに存在するネットワーク)として機能し、イーサリアムが抱えているスケーラビリティ問題を解決することを目的としたブロックチェーンネットワークプロジェクトのこと。

開発当初はMATICと呼ばれていたが2020年にPolygonに改名した。

特徴として①コンセンサスアルゴリズムPoS(トークンの保有量などに応じて報酬を得やすくなる仕組み)を採用している②処理速度が速くコストも抑えられる③独自のトークンMATICを発行していることが挙げられる。

カルダノ(ADA)

カルダノはオンラインカジノのこと。ブロックチェーン技術によって、より透明度が高い公正なカジノ。

カルダノのブロックチェーン上で使える通貨をADA(エイダコイン)という。

特徴として①ダイダロスと呼ばれるカルダノ上でステーキングに参加できる専用のウォレットがある②コンセンサスアルゴリズムはウロボロスと呼ばれるPoSを採用している③Plutus(プルータス)という独自のスマートコントラクトを実装している④東京理科大学や、韓国の大手モバイル決済サービスのメタップスプラスなど大学や大企業と提携していることが挙げられる。

様々な企業との提携や決済手段として普及されており、期待値が高い。

アスターネットワーク

日本発のパブリックブロックチェーンで渡辺創太氏がCEOを務める。独自のトークンをASTR(アスター)という。

異なるブロックチェーン同士をつなぐdAppsハブを目指しており、世界で3番目にPolkadotのパラチェーンと接続した。

特徴として①イーサリアムの仮想マシン(EVM)とWebAssembly(WASM)の仮想マシンに対応している②dAppsステーキング(ステーキングにより開発者を支援し、同時に報酬を受け取る仕組み)を提供している③スマートコントラクト機能を持っていることが挙げられる。

国内外の大手企業と提携や、大企業や個人投資家から出資を受けるなど、注目が高く期待されている。

PoS

Proof-of-Stake(プルーフオブステーク)の略。コンセンサスアルゴリズムの一つ。

暗号資産(仮想通貨)の保有量や保有期間の長さでバリデーター(承認者)が決まり、承認作業が完了すると、バリデーターに新たな暗号資産(仮想通貨)が報酬として付与される仕組み。

PoWと比べ、膨大な電気代や環境への負荷をかけなくても承認が進むので手数料を抑えられ、承認時間も短くなる。

コインを大量に保有しているユーザーが承認作業を行うため、コインの価値を下げるような不正行為を行うことは低いと考えられている。

dApps

Decentralized-Application(分散型アプリケーション)の略。ダップスと読む。ブロックチェーン上で構築されるアプリのこと。

ブロックチェーン技術により不正や改ざんが起こりにくく、管理者が複数に分散されているのでサーバーダウンが起きにくい。

ゲーム、DeFi、保険サービス、予測市場、仮想通貨など様々な分野でdAppsの開発が進められている。代表的なdAppsとして、opensea、STEPN、Uniswapなどがある。

イーサリアムアドレス

EOAアドレス(Externally Owned Accountの略)とコントラクトアドレスの2種類のアドレスがある。

独自のエンコード規則で生成され、0xではじまる42桁の英数字で表される口座番号のようなもの。MyEtherWallet(マイイーサウォレット)という、ウォレットサービスでアカウントを作成すればアドレスを取得する事ができ、誰でもいくつでもアドレスを作成することができる。

EOAアドレスはイーサリアムの送金・受け取りを行うために必要。コントラクトアドレスはイーサリアムのdAppsを利用するためのアドレス。

mint(ミント)

スマートコントラクトを使って、NFTを新たに作成・発行すること。

ブロックチェーン上に書き込まれることで、mintされたデータは唯一無二のデジタルデータ(NFT)となる。

デジタルアート、ゲーム上のアイテム・土地、トレーディングカード、写真、音楽などのデジタルコンテンツをmintすることができる。mintする作品は必ずオリジナルのコンテンツを用いる必要がある。

NFTマーケットプレイス上(opensea等)でmintすることができ、マーケットプレイスごとでmintにかかるガス代(手数料)が異なる。

リビール(Reveal)

NFTにおけるリビールとは、購入時には同じデザインのNFTが、あるタイミングで隠されていたデザインが明らかになること。

リビールは①発行者から所有者にNFTが送付されたタイミング②プロジェクトが決めたある日時③何かのイベントをクリアしたタイミングでおこなわれることが多い。

ガチャのような要素があり、所有者はどのデザインがでてくるかわからないのでレアなデザインを入手できる可能性がある。

NFTの発行者は、他のNFTと差別化され注目されやすい、コミュニティが盛り上がることで価値が上がりやすいといったメリットがある。

ウォレット

暗号資産(仮想通貨)やNFTなどのデジタル資産を保管する専用の財布のようなもので、秘密鍵を管理するための仕組み。

秘密鍵(公開されないコード)と公開鍵(誰でも確認できるコード)を使った暗号システムによって、保管している暗号資産(仮想通貨)やデジタル資産を守っている。

インターネットに接続されているホットウォレットとインターネットに接続していないコールドウォレットがあり、それぞれに様々なウォレットの種類があるので、目的に応じてウォレットを使い分けるのが望ましい。

ガス代

取引に発生する手数料で、ブロックチェーン上でトランザクションのマイニングを行なっているマイナーへ払う報酬のこと。

暗号資産(仮想通貨)の送受金をするとき、NFTの売買をおこなうとき、NFTを発行(mint)するときにガス代が発生する。

ガス代は一定の価格ではなく、常に暗号資産(仮想通貨)の価格やトランザクション量(ネットワークの処理)によって左右される。

ロイヤリティ

NFTの二次流通(転売)が発生したときに、収益の一部がNFTを作ったクリエイターに還元される仕組みのこと。

NFTマーケットプレイスごとにロイヤリティを設定できることが多く、システムが異なる。ロイヤリティの相場はは3〜5%程度で設定されることが多い。

何度転売が繰り返されてもロイヤリティは入り続けるが、別のマーケットに出品されると無効になる。

ロイヤリティ支払いをスキップできるNFTマーケットプレイスが登場し、使用するユーザーも増加している。

PFP

profile-photoまたはprofile-pictureの略。SNSのプロフィールアイコン用画像のこと。NFT市場で取引量が多いコンテンツ。

海外セレブなど著名人が、SNSアイコンに設定したことでブームとなった。

正方形のアイテムが多く、人気のあるNFTコレクションは高額になるので投資目的で購入されることも多い。

PFPをNFTに設定することで、NFTプロジェクトの認知度・知名度向上や、自分の趣味・所属するコミュニティを表現することが可能。

SBT

Soul-Bound-Token(ソウルバウンドトークン)の略。他のアカウントに移転・譲渡のできないNFTや仮想通貨(暗号資産)のこと。

SBTを保有するウォレットをSoul(ソウル)という。

仮想通貨取引所のBinanceが、独自のSBTとしてBinance Account Bound Token(BAB)を導入している。

トークンが一度入手したアカウントに永久に紐づけられるため、学歴や資格の証明、契約、投票等に使えるのではないかと期待されている。

DAOでSBTを使用することで、シビルアタック(一人の攻撃者が複数のノードを使用して不正すること)を回避できる。

ジェネラティブアート

プログラムやアプリによって自動生成されたNFTアートのこと。

顔の表情や服装、背景などのパーツを自動的に組み合わせてNFTを生成するタイプと、計算式によって幾何学的なアート作品を描画するタイプがある。

すべての組み合わせが完全に一致しないように100〜10000個の作品を生成することが多い。

NFTのトレンドであることから、人気が出やすくコレクションとして認知されやすいメリットがある。

ドット絵をジェネラティブNFT化したCryptoPunks、猿をジェネラティブNFT化したBored Ape Yacht Clubなどが有名なジェネラティブアートとして挙げられる。

Bored Ape Yacht Club

ボアード・エイプ・ヨット・クラブと読み、BAYCと略される。類人猿をモチーフにしたNFTコレクションプロジェクトで、合計で10,000体発行されている。

NFTホルダーのみが入ることができるDiscordのコミュニティがあり、会員権としての役割も持っている。

基本的にNFTの商用利用は許可されていないが、BAYCでは所有しているNFTの商用利用が可能となっている。

多くの著名人や海外セレブ、プロスポーツ選手などが保有し話題となり、高額で取引されている。著名人がPFP(SNSのプロフィールアイコン)にしたことで更に認知度が上がった。

フルオンチェーン

全てのデータをブロックチェーンに記録すること。

NFTは大きく分けて、フルオンチェーンNFT(NFTの情報・画像データを含むNFTのmetadata全てがブロックチェーン上に記録されている)と、オフチェーンNFT(NFTの情報のみブロックチェーン上記録され、画像データを含むNFTのmetadataはブロックチェーン外のサーバーにホストされている)の2種類に分けられる。

フルオンチェーンNFTは、永続性やデータの改ざんが難しいため、オフチェーンNFTより付加価値が上がっている。フルオンチェーンNFTの発行には専門的な技術力や高価なガス代がかかる。

ホワイトリスト

WLと略され、NFTの優先購入権という意味。

優先購入権を得ると、ほぼ確実にNFTが手に入り、リリース時の販売・設定価格でNFTを手に入れることができる。

ホワイトリストを獲得するためには、特定のNFTを所有する・タスクを達成する・コミュニティに所属するなどの条件を満たす必要が各プロジェクトで用意されている。

ホワイトリストという言葉には、差別的な意味合いがあることから、Allow List(アローリスト)が同じ意味で使われることが主流となっている。ALと略される。

ギャルバース

日本発の1980〜90年代の少女マンガがコンセプトのコレクタブルNFTコレクションのこと。ギャルバース=ギャル×メタバース×ユニバースを掛け合わせた言葉。

草野絵美氏と大平彩華氏が中心となって始まったプロジェクト。コミュニティ主導でのアニメ制作が目標に掲げられている。

openseaで全世界1位を獲得し、世界中のNFTやWEB3系インフルエンサーからも注目を集め人気が広がっている。

NFTホルダーには、ホルダーが参加できるコミュニティや、新星ギャルバースにまつわるアート作品のダウンロードやエアドロップなどの特典がある。

CNP

CryptoNinja Partners(クリプトニンジャ・パートナーズ)の略。NinjaDAOと呼ばれるコミュニティによって企画された。

イケハヤ氏がプロモーションを手がける、CryptoNinja(アニメ化やゲーム化がされている国内最大級のNFTプロジェクト)に登場するサブキャラクターが主役となったジェネラティブNFTコレクション。

パンダ、幽霊、鷹、白蛇がモチーフになっており、22,222体販売されている。

ホルダー限定のコミュニティや、リリース予定作品の優先購入権などの特典がある。

ホルダー

NFT保有者のこと。

特定のNFTを保有することで、ホルダー限定のコミュニティに参加できる会員権のような役割や、限定コンテンツ、優先購入権などの特典がある。

NFTプロジェクトによって、ホルダー向けに様々な特典が用意されていることが多い。

ホルダー限定の特典によって、他プロジェクトとの差別化や知名度の向上、コミュニティが盛り上がることで価値が上がると言ったメリットがある。

Twitter

140文字以内の文章を投稿するウェブサービスで、SNSと呼ばれるものの1つ。スマートフォンや携帯電話、パソコンなどから使用できる。

匿名で投稿ができ、文字だけでなく写真や画像、動画の投稿も可能。他の人の投稿も閲覧することができる。

現実の友達だけでなく、自分の趣味や興味のあるものでユーザー同士がつながるため、まったく知らない人とも交流できる。

日常のつぶやきから、企業のプロモーションコンテンツなど様々な投稿の利用がされている。

Discord

ディスコードと読み、アメリカで開発されたボイスチャットサービスのこと。マルチブラウザに対応している。

ゲーマー界隈で普及していたが、使い勝手の良さからビジネスシーンなど、幅広くコミュニケーションツールとして利用されている。

ボイスチャット、ビデオチャット、テキストチャットが無料で利用することができ、有料プランもある。

招待制のサーバー(コミュニティ全体のことで部屋のようなもの)を作り招待・参加することで、コミュニケーションをとることができる。

ロール

Discordで使われる言葉。役割や役職と呼ばれ、サーバー内(コミュニティ内)での担当を表している。所属するメンバーを区分けするときに活用する。

メンバーをロールに振り分け、ロール毎にサーバーでできることの権限を設定(ロールの権限付与)することができる。

チームでの役割を明確にし、チームの形成と管理することができる、特定のロールにメンションをつけることができる、特定のロール限定でチャンネルを作成できるといったメリットがある。

AMA

Ask Me Anythingの略でなんでも聞いてくださいという意味。仮想通貨やNFTプロジェクトの運営者がオンライン上で開催するユーザーとのライブ配信のこと。

Twitterのスペース(Spaces)という音声でやりとりのできる機能を利用してAMAが開催される。

プロジェクトの方針、プロジェクトのこれからなどプロジェクトに関わる情報を収集したり、質疑応答することができ、運営とユーザーとの交流ができる。

スペース

Twitter上で音声を使って、リアルタイムで配信や会話ができるサービスのこと。Twitterアプリを使用しておこなう。

スペースの作成者と発言のできる人をホスト、ホストと同等の権限を持つ人を共同ホスト(ホストが招待する)、スペースの会話を聴取する人をリスナー、スペース内で発言権を与えられている人をスピーカーという。同時に最大13人で会話することができ、リスナーはTwitterアカウントがなくても聴取することができる。

様々な企業、ブランド、著名人などがマーケティング施策や交流の場として活用している。

スペースでは120日間音声が保存される。

渡辺創太

日本発のパブリックチェーンAstar Networkのファウンダー、Stake Technologies CEO、日本ブロックチェーン協会理事や丸井グループアドバイザーなども務める。

慶應義塾大学経済学部卒。 インド、ロシア、中国、アメリカでインターンシップを経験後、シリコンバレーのブロックチェーンスタートアップChronicledに就職。 帰国後、東京大学大学院ブロックチェーンイノベーション寄付講座共同研究員を経てStake Technologiesを創業。

Astarは国内外から注目を集めており、渡辺氏も起業家として注目されている。Astar NetworkをDAOにすると公言している。

solana

高速処理を実現したブロックチェーンのこと。ソラナと読み、独自の暗号資産(仮想通貨)をSOL(ソル)という。

PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)と呼ばれる独自のアルゴリズムを採用しており、処理速度が速く手数料も安いことから、イーサリアムキラーとして注目されている。

solanaブロックチェーン上では、NFT・DeFi・メタバースなど多数のプロジェクトが進められているほか、Solana Pay(ソラナのデジタル決済)、Solana Spaces(ソラナの実店舗でWeb3関連技術を体験できる)など日常生活にブロックチェーン技術の普及を目指したプロジェクトが進められている。

ICO

Initial-Coin-Offering(イニシャル・コイン・オファリング)の略。クラウドセール、トークンセールなどと呼ばれることもある。

企業などが独自の新しい暗号資産を発行・販売し、それを購入してもらうことで資金調達を行う方法のこと。

銀行借入と違い、投資家に対する返済の義務がないことが特徴で、国や地域を限定することなく世界中から資金調達することができる。

また、IPO(株式を発行して資金を調達すること)と類似しているが、株式を発行する必要がないので複雑な手続きの必要や配当を支払う必要がない。

IDO

Initial-DEX-Offering(イニシャル・DEX・オファリング)の略。

企業などがDEX(分散型取引所)で独自の新しい暗号資産を発行・販売し、それを購入してもらうことで資金調達を行う方法のこと。審査がなく、投資家に対する返済の義務もない。世界中から資金調達をすることができる。

DEXであれば取引所に口座を開設する必要がなく、ハッキングリスクが少ない。また主にDEXは、スマートコントラクトが備わっているイーサリアムのブロックチェーン上で稼働しているので透明性も高い。

従来の資金調達に比べて参入障壁が低く、低コストで調達スピードが速いことから、注目されている。

IEO

Initial-Exchange-Offering(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の略。

ブロックチェーンプロジェクトが仮想通貨取引所で、独自の新しい仮想通貨を発行・販売し、それを購入してもらうことで資金調達を行う方法のこと。 仮想通貨取引所がプロジェクトの審査を行い、審査を通過したプロジェクトの仮想通貨が取引所で先行販売される仕組み。

発行された仮想通貨がIEOを実施した取引所に上場することが決まっている。ある程度の信頼性と安全性が担保されている。

集まった資金は、取引所の手数料を差し引いた上で発行元のプロジェクトに渡る。

ヴィタリック・ブテリン

ロシア系カナダ人のプログラマ、起業家。
ブロックチェーンプラットフォームEthereum(イーサリアム)の考案者として知られている。
ビットコインと出会ったことから仮想通貨に興味を持つようになった。

2013年19歳という若さで、イーサリアムの大きな特徴であるDApps(分散型アプリケーション)の構築や、スマートコントラクトの実装をホワイトペーパー(開発仕様書)に盛り込んでいた。

2017年にブルームバーグ社の「世界に一番影響力を与えた人物50人」のうちの1人に選ばれ、2018年にはフォーブス誌の「30アンダー30」に選ばれた。

秘密鍵

暗号資産(仮想通貨)を所有している所有者のみが知るパスワードのようなもの。所有者であることを証明する機密データのことで、プライベートキーとも呼ばれる。

秘密鍵はウォレット内で管理・保管される。ウォレットには秘密鍵と公開鍵(口座番号のようなもので、仮想通貨を受け取る際に必要)の2種類ある。 暗号資産(仮想通貨)の送付を行う際、所有者はウォレット内で管理している秘密鍵を使って署名する必要がある。

秘密鍵は再発行ができず、紛失すると暗号資産(仮想通貨)が使用できなくなることや、他人に秘密鍵を知られてしまうと勝手に暗号資産(仮想通貨)を送付される可能性があるので、取り扱いには注意する必要がある。

中央集権

政治や企業などの社会的組織の権限・権力が、組織の中心に集中するという意味で使われ、明確な事業主体が存在する、通常のビジネスモデルのこと。

中央集権は、意思決定に至るスピードが早い、意見の対立による分裂の懸念が小さいといったメリットがある一方で、中央集権型管理の不透明さが社会的問題となっている。

インターネットにおけるデータ管理などもその一例として挙げられる。保管データを管理企業が見れる状況にあり、機密性・安全性に関する懸念や、ハッキング・悪用の可能性、サーバーが物理的な危険に冒される可能性がある。

分散型

複数のコンピュータなどに分散して機能を持たせること、またはそれで一つの機能を動作させる考え方。中央集権的なデータベースが存在しない。

分散型にすることにより、通信コストの削減や柔軟な運用が可能で、あるコンピュータやセンターの障害で全面障害となる可能性が減少する。

web3ではブロックチェーンをはじめとする技術を利用し、情報を分散管理することで、巨大企業による独占からの脱却を目指そうとしている動きも存在する。
また、DAO、DEX、Defiなど、非中央集権の概念を持った分散型のシステムが多く取り入れられている。

インカム/キャピタルゲイン

どちらも投資によって得られる利益を指す言葉。

インカムゲインは、資産の保有によって得られる継続的な利益のこと。ローリスク・ローリターンで資産を長期保有することが多い。
株式の配当金や株主優待・銀行預金などの金利・投資信託の分配金・不動産の賃貸収入・FX取引におけるスワップポイントなど。

キャピタルゲインは、保有する資産を売却することによって得られる利益(売買差益) のこと。ハイリスク・ハイリターンで資産の保有は一般的に短い。
株式・投資信託・土地やマンションなどの不動産・仮想通貨(暗号資産)・外国為替証拠金取引(FX取引)など。売却することによって損失が出た場合はキャピタルロスという。

成行/指値注文

株式を売買するときの注文方法で、なりゆき/さしねちゅうもんと読む。大きな違いは約定(株式市場において売買が成立すること)の優先順位が違うこと。

成行注文は、値段を指定しない注文方法。指値よりも優先され、瞬時に取引が成立する。
売買が成立しやすい反面、予想以上に高く買ったり、安く売れてしまうデメリットがある。

指値注文は、希望する値段を指定する注文方法。指定した値段以下または以上にならない限り注文が成立しない。
希望通りの価格で取引でき自動的に取引が約定される反面、利益を逃したり、損失を生み出すデメリットがある。

エクイティ/デット

資金調達方法の区分を表す言葉で、エクイティは株式、デットは、借金・負債を意味する。大きな違いは、返済義務があるかどうか。

エクイティは、企業が新株を発行して、資金の調達を行う方法。
返済義務がなく、利息の負担もないので資金がマイナスにならないが、手続きが複雑で時間と費用がかかる。

デットは、金融機関からの融資、各種ローンの借り入れ、社債の発行などからお金を借り入れて資金調達を行う方法。
返済義務があり、返済期間が設けられ利息が発生するが、資金調達先が多いので状況に応じて選択することができる。

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