CryptoNinja NFT(以下CryptoNinja)は、日本人が提供しているNFTアートのなかでも有名な作品の1つです。
将来的にさまざまなプロジェクトが進行する予定で、多くのクリエイターやユーザーから注目を集めています。
しかし、名前を聞いたことはあるものの詳しくは知らないという人が多いのではないでしょうか?
この記事では、CryptoNinjaの詳細や購入方法を解説するとともに、CryptoNinjaから展開していくプロジェクトを紹介していきます。
CryptoNinjaについて詳しく知りたい、もしくは購入したいという方は、ぜひ本記事をお読みください。
なお、エバーシステム社が運営しているブロックチェーンゲームに「Crypto Ninja」がありますが、こちらは今回紹介するものとは直接関係のないサービスです。
CryptoNinjaとは
(出典:OpenSea)
CryptoNinjaの特徴として、次の3点が挙げられます。
- 忍者がテーマのNFTアート
- コレクション性の高い1点もの
- 二次流通が可能
ほかにも特徴はありますが、まずはこの3点から詳しく見ていきましょう。
忍者がテーマのNFTアート
CryptoNinjaは忍者の世界をテーマにしたNFTアートです。
オーソドックスな黒装束の忍者や、ウサ耳の忍者など、その種類はさまざま。
2021年9月に1作品目を取引して以来、10ETH(約500万円)以上の値がつくほどに知名度を上げています。
なお、CryptoNinjaをプロデュースしているのはイケハヤ氏、イラストを描いているのはRii2(リツ)氏です。
コレクティブな1点もの
CryptoNinjaは1作品ずつ描かれており、どの作品も1点限りです。
少なくとも最初の50体は1点のみになる予定であることがアナウンスされています。
また、CryptoNinjaはどの作品も構図が似ており、コレクション性が高い作品でもあります。
今後需要が多くなれば希少性も高くなり、今以上に高値で取引されるようになるでしょう。
二次流通が可能
CryptoNinjaは二次流通が可能なので、購入したあとに値段を付けて販売することもできます。
CryptoNinjaに限らず多くのNFT作品には二次流通時のロイヤリティが設定されているため、NFTアートの発行者に売上の一部が入る仕組みになっています。
投機目的でCryptoNinjaを購入するのも選択肢の1つといえるでしょう。
とはいえ、実際に手に入れても売りに出さない人が多いようです。
CryptoNinjaを購入するには?
CryptoNinjaを購入するには、オークションに参加して落札するか、すでに保持している人に売ってもらう必要があります。
オークションは不定期に開催されるので、購入するためには情報をつねにチェックしましょう。
また、CryptoNinjaはGiveaway企画で配布される場合もあるため、購入する資金がなくても情報は集めておくとよいでしょう。
決まった日にちに開催されるオークションで落札可能
NFTマーケットプレイスのOpenSeaで開催されるオークションに参加すれば、CryptoNinjaを落札できる可能性があります。
OpenSeaを利用するには、NFTを保持できるウォレットと、支払うための仮想通貨が必要です。
CryptoNinjaを手元に保管するためにウォレットは必須なので、まだ持っていない場合はMetaMaskなどを用意しておきましょう。
入札額が少なくてもチャンスがある
手持ちのETH(仮想通貨)が少なくても、諦める必要はありません。
なぜなら、最高額で入札できなかった人が落札者に選ばれた事例があるからです。
たとえばCryptoNinja#006を購入したのは、NFTアートの売上で入札したという7歳の女の子でした。
すでに高額が提示されていても入札する価値はあるといえるでしょう。
開催日はTwitterなどでチェック
オークションの開催日については、イケハヤ氏のTwitterなどで告知されます。
購入を希望する場合はアカウントをフォローし、日々の発信をチェックしてみてください。
購入者から買う方法も
CryptoNinja保有者のなかには、値段を決めて出品している人もいます。
予算をじゅうぶん持っているのであれば、そういった二次流通から購入するのも1つの方法です。
ほしいNFTが売りに出されていなくても、高い金額を提示してオファーすれば売ってくれる可能性があります。
いますぐCryptoNinjaを手に入れたいなら試してみるといいでしょう。
協賛・コラボ企画
これまでCryptoNinjaが関わった企画の例を2つ紹介します。
1つは、売上金から寄付するチャリティーオークション。
もう1つは、CryptoNinjaのキャラを使ったコラボ商品の販売です。
これらの企画をとおしてCryptoNinjaを知った人も少なからずいるでしょう。
NFTチャリティーオークション
(出典:PLAS(プラス))
2021年10月18日~24日におこなわれたNFTチャリティーオークションの出品物としてCryptoNinjaの作品が提供されました。
オークションを開催したのは、特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGOであるPLAS。
落札金額は14ETHに及び、約639万円が寄付されたようです。
なお、落札者はEXILEの関口メンディー氏でした。
(参考:NFTチャリティーオークションは6,389,903円のご寄付となりました! – PLAS(プラス)|アフリカの子どもを支える国際協力NGO)
VARBARIANとのスニーカーコラボ
(出典: Varbarian Sneakers - Medium)
2021年11月20日~22日には、CryptoNinjaのキャラがモチーフになったNFTスニーカーがVARBARIANより販売されました。
販売されたNFTスニーカーは1キャラクターにつき1足の全8種類で、ノベルティとしてシューズボックスNFTも付いていました。
順次オークションにかけられ、ほとんどのNFTスニーカーが0.35ETH前後で落札されています。
(参考:「Crypto Ninja」×「VARBARIAN」コラボによるNFTスニーカーの発売について - Varbarian Sneakers - Medium)
二次創作で広がるニンジャワールド
(出典:CryptoNinja Fanart|Ninjart Platinum Collection)
CryptoNinjaの世界は公式で作られたものだけに留まらず、二次創作のファンアートによって広がっています。
二次創作物をネット上に公開するため許可を取る必要はなく、自由に発表できます。
自分の作品に人気がなくてもCryptoNinjaの知名度にあやかることができるので、クリエイターであれば二次創作も検討してみるとよいでしょう。
ただし、ガイドラインに反しないよう、禁止事項をよく読んでから制作にとりかかってください。
二次創作は全面的に歓迎中
禁止事項に抵触しない限り、CryptoNinjaの二次創作は全面的に歓迎されています。
ガイドラインに則っていれば二次創作物を売買することも可能です。
これからNFT作品を作り始める人は、CryptoNinjaの二次創作から入るのもいいかもしれません。
なお、最新のガイドラインや禁止事項を確認したい場合は、DiscordのNinja DAOサーバーに参加する必要があります。
(参考:Guides for #ninjart)
すでに多くのファンアートが投稿されている
Twitterで#ninjartのハッシュタグを使って検索すれば、多くのファンアートが見つかるでしょう。
イラストやマンガ、音楽、3Dアバターなど、その種類は多種多様です。
Giveaway企画をおこなっている場合もあるので、情報収集もかねてお気に入りの作品を探してみるといいでしょう。
また、公認ファンサイトであるCryptoNinja Fanにも寄贈されたファンアートが公開されています。
ニジソーで公式公認NFTの生成が可能
ニジソーを利用すれば公式公認の二次創作作品にする申請がおこなえ、申請が通れば公式公認でNFT化することができます。
認定されたNFT作品はOpenSeaの公認二次創作コレクションに加わり、イーサリアムネットワークでの販売が可能です。
販売して得た利益の一部はロイヤリティとして公式に還元されますが、残りはクリエイターに支払われます。
公式に認められることに魅力を感じるのであれば、作品を用意して申請してみましょう。
Ninja DAOでさらなる発展へ
公式コミュニティのNinja DAOに参加すると、CryptoNinjaのプロジェクトが広がっていく様子を目の当たりにすることになります。
Ninja DAOではイケハヤ氏も頻繁に発言しており、新たな企画がどんどん動いています。
Ninja DAOの動きを追っていれば、これから展開していくニンジャワールドの全貌を知ることができるでしょう。
また、Ninja DAOではNFTをもらえるキャンペーンが開催されることもあるため、CryptoNinjaのNFTが欲しい人も参加してみてください。
Discordで運用しているコミュニティ
Ninja DAOとは、Discord上でイケハヤ氏が提供しているコミュニティです。
こちらのリンクから参加できます。
無料で参加でき、mainチャンネルでは1日100件をゆうに超える勢いでメッセージが飛び交っています。
mainチャンネル以外にも、ファンアートチャンネルやニュース共有チャンネル、英語用チャンネルなど数多くのチャンネルが存在します。
Ninja DAOから生まれるアイデアやプロジェクトもあるので、CryptoNinjaと関わりたい人は積極的に参加してみましょう。
続々と発足するプロジェクト
Ninja DAOで新たなプロジェクトを提案すれば、専用のチャンネルを立ち上げてもらえます。
2021年12月時点では、15を超えるプロジェクトチャンネルが用意されており、企画の具体案をそれぞれで話し合っています。
プロジェクトは必ず成功させないといけないといった重さはなく、失敗するのも想定内のようです。
CryptoNinjaに関するプロジェクトを立ち上げたいときにNinja DAOで声をかければ、ともに協力する仲間が見つかるでしょう。
無料でNFTが手に入るチャンスも!
Ninja DAOではキャンペーンが実施されるときがあるので、無料でNFTが手に入るチャンスもあります。
たとえば、2021年11月から期間限定のNinja DAO参加特典として、メタバースで利用できるVRMデータの配布を開始しました。
12月にはクリスマスキャンペーンとして限定NFTをGiveawayする企画も。
クリエイターとしてプロジェクトに加わることができなくても、Ninja DAOに参加しNFTを手に入れるチャンスを狙うとよいでしょう。
まとめ:CryptoNinjaとNinja Daoは要注目!
数々のプロジェクトが計画されているため、CryptoNinjaの世界はこれからも大きく展開していくでしょう。
NFTを購入するにしても、二次創作を作るにしても、Ninja DAOに参加してニンジャワールドの動きに注目していきたいところです。
とくに自分のNFTコレクションを作成したい場合は、自分がプロジェクトを立ち上げる際の参考にもなるはず。
TwitterやNinja DAOから情報を集め、CryptoNinjaの今後を見守っていきましょう。