【NFT 二次創作事例】そもそも二次創作はアリなのか

「NFTの二次創作って売れるの?」「NFTの二次創作事例を知りたい」「そもそもNFTの二次創作ってアリなの?」

今回はこのような疑問を解決していきます。

この記事でわかること

  • NFTコレクション「Crypto Ninja」の二次創作事例
  • そもそも二次創作は、アリなのか
  • 公式公認の二次創作サービス「ニジソー」について

本記事を読めば、NFTの二次創作の概要が分かりますので、是非最後まで読んでくださいね。

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二次創作とは

二次創作とは、簡単に言うと、マンガやアニメのキャラクターを、自分なりにアレンジして創作することです。「ファンアート」とも言われます。

コミケで売られている初音ミクの同人誌などが、二次創作にあたります。

日本は二次創作業界が盛んで、同人誌の市場規模は、2019年度で850億円にもなっています。

NFTコレクション「Crypto Ninja」の二次創作が活発

二次創作の流れは、NFTにも流れてきています。

中でも、人気NFTコレクション「Crypto Ninja」では、日々新しい二次創作作品が、リリースされています。

Crypto Ninjaとは

Crypto Ninjaは国内のコレクションで、今、最も勢いのあるコレクションの一つです。

関口メンディーさんや国内外の投資家からも注目されています。

最近では、アニメ化、ゲーム化も決定しました。

Crypto Ninjaは、インフルエンサーである「イケハヤさん」とイラストレーターである

「リツさん」がプロデュースしている作品です。

各ニンジャごとの忍術、誕生日や性格といった設定がされているのが特徴的です。

2022年2月13日現在、28個のニンジャがリリース。

また総取引高は、160ETH(約5800万円)となっています。

そしてCrypto Ninjaのコンセプトとして、「誰もが自由に商用できるIP(キャラクター)」を掲げているため、積極的に二次創作がされています。

Crypto Ninjaの二次創作取引事例

NFTの二次創作は売れるのか。結論、作品によっては、しっかり購入されています。

今回は事例として3作品を紹介します。

Crypto Ninja #008 fan art

(画像引用

こちらはCrypto Ninja #008 凪紗(Nagisa)の二次創作品になります。

この作品は、1.1ETH(約37万円)で取引されました。

Teen’s CryptoNinja NFT

画像引用

Crypto Ninjaのキャラクターが、首を傾けているコレクションです。

こちらのコレクションは、なんと16歳の女子高生が作成しています。

全て完売済で、現在は二次流通で購入できる作品です。

総取引高は、2022年2月13日現在、0.35ETH(約11万円)となっております。

Crypto ninja 002(LINEスタンプ)

画像引用

Crypto NinjaのLINEスタンプも発売されています。

二次創作は、NFT作品だけではなく、LINEスタンプ等の展開も可能です。

二次創作はアリなのか

そもそも二次創作はアリなのかについて、結論「製作者、製作会社の許可が得られればアリ」です。

無許可で二次創作をNFT化して、販売することは止めておきましょう。

Crypto Ninjaは、ガイドラインを守れば創作OK

先に紹介したCrypto Ninjaの場合は、「誰もが自由に商用できるIP」がコンセプトであるため、ガイドラインを守れば二次創作が可能になっております。

2022年2月13日時点のガイドラインは、以下の通りです。(引用:NinjaDAO

【禁止事項】

  • CryptoNinjaのイメージを損なう内容
  • 他者の権利を侵害する、または侵害するおそれのある内容
  • CryptoNinjaの公式コンテンツであると誤解をまねく内容
  • ファンアート作品を、その創作者に無断で再利用する行為
  • その他過剰な性的表現や猟奇的な表現、特定の個人、団体、人種などを中傷する内容等、社会通念上著しく不適応だと判断される行為

Crypto Ninjaはガイドラインさえ守れば、許可を得ることなく、自由に二次創作をすることが可能です。

公式公認の二次創作支援サービス「ニジソー」始動

画像引用

最近では、公式公認の二次創作支援サービス「ニジソー」が始動しました。

「ニジソー」は、日本の二次創作文化を発展すべく始動したプロジェクトになります。

ニジソーは、次の過程で成り立っています。

  1. クリエイターの代わりにニジソーが、公式の許可を得る。
  2. クリエイターは許可が出た作品について、二次創作品を作る。
  3. 公式が出来た二次創作品について、公認する。
  4. 公認後、クリエイターは、二次創作品をOpenseaで販売
  5. 作品が売れた際は、クリエイターにお金が入金される。
    また一部ロイヤリティが、公式に還元される。

画像引用

ニジソーの公式、クリエイターのメリットは次の通りです。

  • (公式側)二次創作が盛り上がることで、オリジナルの人気が出る。
  • (公式側)二次創作品が売れると、ロイヤリティが入る。
  • (クリエイター)公式に製作許可を得る煩わしさがない。
  • (クリエイター)公式公認なので、訴訟の心配もない。

ニジソーは両者にメリットがある事業なので、今後NFTの二次創作はますます盛り上がりそうです。

まとめ

本記事では、NFTの二次創作品について解説しました。

最後に本記事をまとめます。

  • Crypto Ninjaは、ガイドラインを守れば二次創作OK
  • 二次創作品でも、購入されるコレクションはある
  • ニジソーによって、今後ますますNFT市場が発展する可能性がある

二次創作に興味のある方は、Crypto Ninjaでの二次創作や、ニジソーの会員登録をオススメします。

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