【NFT都市】メタトーキョーとは?特徴や仕組みを徹底解説

「NFTを使ったメタトーキョーってなに?」

「メタトーキョーの目的は?」

こんな悩みを解消します。

NFTを使ったメタトーキョーと聞いても、NFT?メタ?という感じでよくわかりませんよね。

そこでこの記事では、NFTを活用したプロジェクト「メタトーキョー」について解説します。

この記事を読み終えれば、NFTのメタトーキョーについて理解でき、NFTやメタバースに関連する投資の判断材料の1つになります。

本記事の内容

  • メタトーキョーはNFTを活用したグローバル文化都市
  • メタトーキョーのビジョン
  • メタトーキョーの今後は明るい

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メタトーキョーとは

メタトーキョーは、「グローバルで新しいカルチャー、エンタメの流通を拡張しているNFTとメタバース、そして新たな社会の在り方を実現するWeb3.0ムーブメントと文化、都市を結びつける世界初のプロジェクト」と公式が発表しているプロジェクトです。

とはいっても、これでは難しすぎます。

もう少しかみ砕いて説明すると、メタバース空間の中にNFTを活用した作品やエリアを開発して、グローバル規模の文化都市を作っていくプロジェクト。

運営は、アソビシステム株式会社、ParadeALL株式会社、Ventures株式会社の三社が共同して展開しています。

まだ立ち上げられたプロジェクトなので情報が少ないですが、今後NFTを活用した様々な文化や都市を作り上げていく予定です。

メタトーキョーの魅力は、メタバースを利用した仮想空間で都市開発をしていくため、国境を越えたグローバルな規模で文化交流を行えるのです。

そして、メタトーキョーにはNFT化した「Meta Tokyo Pass」と呼ばれるデジタルパスポートが販売されます。

Meta Tokyo Passを持っていると、メタトーキョー内の限定イベントや参加券など特別な特典を受け取れます。

Meta Tokyo Passを使用するイベントについては後述しています。

なお、Meta Tokyo Passの第1弾は2021年11月18日~12月10日まで販売しています。

購入のさいは仮想通貨のイーサリアムが必要なので、事前に準備しておきましょう。

メタトーキョーの特徴

メタトーキョーの主な特徴は下記の通りです。

  • Passを持っている人しか入れないサービスがある
  • NFTを活用した土地を使用
  • 一緒にメタトーキョーの開発ができる
  • NFT化してセキュリティ対策も厳重に

1つずつ解説していきます。

Passを所有している人しか参加できないサービスがある

メタトーキョーは、Meta Tokyo Passと呼ばれる入場券を所有している人しか参加できないサービスがたくさんあります。

Meta Tokyo Passの価格は現在0.33ETHで100個しか販売されていません。0.33ETHならお手頃価格ですし、100個しかないので売り切れる可能性が高いです。

予定されている限定サービスはこちら。

  • ウェアラブルNFTの販売
  • グッズ販売
  • 限定イベント
  • コミュニティパートナーの追加権
  • ギャラリーの個展開催
  • MetaTokyo学園
  • NFTアーティストオーディション
  • MetaTokyo石碑

などなど、すでに多くのプロジェクトが予定されています。

NFTアーティストのオーディションは今後の人生にも影響を与えられそうな大きな権限ですし、石碑と書かれた未知数なプロジェクトもあります。

Passを所有しているだけで魅力的なサービスを堪能できて、世界で100人しかいない優越感を味わえるため、人気のある参加券になりそうです。

NFTを活用した土地を使用

メタトーキョーは、都市開発の土地に「Decentraland(ディセントラランド)」の土地を購入してエリアや建設物を開発しています。

Decentralandは最も歴史が長いメタバースプロジェクトの1つ。イーサリアムブロックチェーン上で土地や不動産などをNFT化して販売しています。

「仮想空間にある土地にお金を払うなんて意味が分からない」と思う方もいるかもしれませんが、仮想空間上にある土地を使用することでグローバルな交流、文化を形成できるので、非常に重要な役割を果たしているのです。

現在、Decentraland上で「SPACE by Meta Tokyo」というポップアップミュージアムを建設されており、ミュージアム内はNFTアートとして有名な「Generativemasks」などが展示されています。

このポップアップミュージアムに入場するにも、先ほど紹介したPassが必要になります。

一緒にメタトーキョーの開発ができる

メタトーキョーは、ブロックチェーンを活用することで、オープンな社会構成を実現しています。

プロジェクトのパートナーを募集していて、メタバース空間の中でメタトーキョーのエリア開発やプロジェクト開発に参加ができます。

しかし現状の予定を見ると、Meta Tokyo Passが必要条件になりそうです。もしプロジェクトの参加に加わりたい人がいたらお早めに。

ただ参加するだけではなく、共同して文化形成をしていくプロジェクトは前例のない世界初のプロジェクトですから、注目度はかなり高いです。

 NFT化してセキュリティ対策を厳重に

メタトーキョーはMeta Tokyo PassをNFT化して販売することで、セキュリティ対策を厳重にしています。

NFTにすると、Meta Tokyo Passを購入した人の履歴がすべてブロックチェーンに刻まれて残るため、Passを持っていないのに限定プロジェクトに参加する違反を防止できます。

また、従来のチケットは転売目的で購入して、転売者が1番儲かってしまう仕組みがありました。

この問題も、NFTにすれば転売されたさいのロイヤリティを設定できますし、そもそも転売をしたらブロックチェーンによってばれてしまいます。

NFTにする意味は、本当にチケットが欲しい人のもとに届きますし、チケットの価値を維持できる画期的な仕組みになっています。

プロジェクトの開発も常にブロックチェーン上で行っていて、透明性や信頼性も担保されています。悪事を働こうとしてもすべてブロックチェーン上の履歴に残るのでセキュリティ対策もされるのが特徴です。

メタトーキョーのビジョン

未だかつてないプロジェクトのメタトーキョーですが、いったいどんな目的でメタトーキョーを作ろうと考えたのでしょうか。

ここでは、メタトーキョーのビジョンについて解説します。

メタトーキョーのビジョンはこちら

  • デジタル上の文化都市の創出とエリア開発
  • NFTを活用して、日本からグローバルへのデジタル文化輸出
  • Tokyo発のグローバル・クリエイター・エコノミーをWeb3.0で実現

デジタル上で文化都市やエリア開発をすれば、新しい形で日本の文化の良さなどを伝えられるチャンスがあります。

建設物や文化、仮想空間内のアバターに言語の壁はないですから、日本のクリエイターの表現力を使ってビジョンを達成していきたいところです。

特に今はNFTやメタバースが世界的にブームになっているので、ビジョンを実現しやすい環境に近づいていっているのです。

文化輸出が成功すれば、Web3.0の技術を使ってクリエイターに還元することも可能。

メタトーキョーのビジョンは、NFT・メタバース・クリエイターエコノミーの3種類を使って、日本の文化を今までとまったく違った伝え方をしたいと考えられます。

メタトーキョーの今後

メタトーキョーの未来についてですが、かなり期待できると感じられます。

なぜなら、グローバル規模でコンテンツを作れれば、仮想空間の中で新しい経済圏ができる可能性があるから。

日本はコンテンツ作りが強く、色々な文化作品が世界中で人気になっている事例はたくさん存在しています。

その技術や文化を仮想空間で活かせれば、グローバル規模で日本の文化を表せることができ、文化輸出にもつながるでしょう。

特に今はNFTが注目されているので時代の波にも乗れますし、NFTの技術でクリエイターも活動しやすい環境になっているので、ビジョンの実現も達成できる可能性が十分にあります。

メタトーキョーのPass所有者限定プロジェクトには、学園や石碑といった、日本特有の文化を表したイベントも予定されていますから、グローバルな視点で見ても注目度の高い内容になっているのではないでしょうか。

ただ、世界での注目は集まっているのはたしかですが、日本の世間一般に認知されているかというと、認知しているのは少数です。

日本ではまだ時期早々な感じがしますが、日本でメタバースを広める活動としては素晴らしい取り組みです。

今後の展望に期待してメタトーキョーを楽しんでいきましょう。

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