NFTのスケーラビリティ問題を解説【対策済みブロックチェーンも紹介】

今回は、NFTのスケーラビリティ問題について徹底解説していきます。

スケーラビリティについては、NFTや仮想通貨を始めるなら絶対に理解しておきたい問題なので、ぜひ最後までご覧ください。

もちろん、「NFT・仮想通貨について全然知らないよ」という初心者の方でも理解できるようわかりやすく解説しているので、安心してご覧ください。

[冒頭定型文 ]

NFTのスケーラビリティ問題とは

まずは簡単に、NFTにおけるスケーラビリティ問題について解説します。言葉の意味を知らないという人もここを読めば、概要が理解できるので必ずチェックしておきましょう。

一言で言うと、スケーラビリティ問題とは「暗号資産の維持に利用されている”ブロックチェーン技術”において、1つのブロックの中に書き込めるトランザクションの数が限られているために引き起こされる障害」のこと。

トランザクションとは取引データのことで、3つの情報(日付・送受信先・アセットの内容)を1セットとしてブロックチェーン上で保管しています。

少々難しい言葉も出てきましたが、要するに「スケーラビリティ問題はブロックチェーン技術の欠陥」だと押さえておきましょう。

(ちなみに、スケーラビリティとは「どの程度の取引記録を”同時に処理できるか”の限界値」を表す言葉。一般的に、TPS「1秒あたりのトランザクション処理量」として定義されています。)

このスケーラビリティ問題は需要・利用者の増加とともに年々大きくなっており、NFTで主に利用されるイーサリアムでは、この問題が引き起こす「手数料の高騰化」や「取引時間の遅延」が近年、問題視されています。そこまで利用者がいなかった頃は大した問題として取り上げられていませんでしたが、今の市場の大きさでは無視できません。

そして、この問題はブロックチェーン技術を使うNFTにも影響を与えており、取引の際のガス代の高騰は市場の成長を抑制する要因になる恐れがあります。

しかし、ご安心ください。現在ではスケーラビリティ問題を解決しているブロックチェーンが新たに誕生しているので、それらを次に見ていきましょう。

解決策:スケーラビリティを対策しているブロックチェーンを紹介【Polygon・Flow・Near Protocol・Polkadot】

ここからはスケーラビリティ問題を解決しているブロックチェーンを全てで4つ紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

1.Polygon

1つ目に紹介するものは「Polygon」です。

Polygonはイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するためのセカンドレイヤー・ソリューションと呼ばれる技術の一種で、独自通貨の「MATIC」はOpenSeaなどのさまざまな主要アプリケーションに対応しています。

やや専門的な話になりますが、「Proof of Stake」という方式を採用しているため、トランザクションを高速で行ったり、ガス代が発生しない(手数料が無料)などのユーザーファーストな機能を実現。

Polygonについてもっと詳しく知りたい方は、本サイトのこの記事をご覧ください。こちらではPolygonをより深く学べますよ。

2.Flow

2つ目に紹介するものは「Flow」です。

Flowは、Dapper Labsという会社が独自に開発したブロックチェーン。Dapper Labsは「NBA TopShot」などのサービスを提供するエンタメ系のNFT会社で、NFTゲームの「CryptoKitties」もリリースしています。

これまではDapper Labsのサービスの利用にはイーサリアムが用いられていましたが、スケーラビリティ問題でトランザクションの手数料が高騰したり、取引時間が遅延したりなどの問題が発生。そこで、Dapper Labsが「Flow」というブロックチェーンを開発しました。Flowではイーサリアムのブロックチェーンで起こるスケーラビリティの課題を解決しているため、取引手数料を気にすることなく利用できるようになっています。

また、Flowは「ゲーム・アプリに特化している」ところも特徴。そのため、取引の高速処理が実現しています。広く浅くのイーサリアムにはできないことですね。

Polygon同様、「Proof of Stake」という方式を採用しているため、電力消費を抑えて環境問題にも配慮しています。

3.NEAR Protocol

3つ目に紹介するブロックチェーンは「NEAR Protocol(NEAR)」です。

NEAR Protocol(NEAR)はスマートコントラクトを利用するためのプラットフォームを提供するブロックチェーンで、アプリ開発などで使われることを想定しています。つまり、先ほど紹介した「Flow」と共通する部分がありますね。

NEAR Protocolもイーサリアムと違い、スケーラビリティ問題を解決しているブロックチェーンのひとつです。その方法には「シャーディング」と呼ばれる独自の技術を採用しています。

(シャーディングとは、データベースの負荷分散の方法のひとつで、データを細かく分散して処理する仕組みのことを指しています。)

また、イーサリアムとNEAR Protocolの間でトークンを自由に行き来することができる「Rainbow」というブリッジ機能を提供しており、互換性も高いです。さらに「Aurora」というシステムによって、イーサリアムと同じようにNEAR Protocolでスマートコントラクトが記述・展開ができるため、イーサリアム利用者が簡単に移行できる環境を整えています。

4.Polkadot

最後、4つ目に紹介するブロックチェーンは「Polkadot」になります。

Enjinによって開発が発表されているPolkadotは、ブロックチェーン同士を繋げるためのブロックチェーンという特殊な立ち位置のもの。

ブロックチェーンが相互につながり合い、運用できるようになると、特定のブロックチェーンに縛られずに自由にNFTを取引・売買することができると予想されています。

現在はまだ開発途中で利用できませんが、今後の実用化に期待したいブロックチェーンの1つになります。

NFTとスケーラビリティ問題の将来について【勉強することが大切です】

ここまでNFTとスケーラビリティ問題について論じてきましたが、NFTは今後この問題とどのように付き合っていくのでしょうか。

イーサリアムという名前ですら聞いたことがない人も数多くいる現状で、最新の技術であるといえます。しかし、すでにスケーラビリティに関する課題により問題視されており、それを改善した新たなサービスが生まれ始めているのが実情。

デジタルの世界はアナログの何倍も速いスピードで技術革新が進んでいくため、5年後には全く新しいブロックチェーンが生まれていることは確実です。スケーラビリティ問題も余裕で解決され、また新たな問題が発生しているかもしれません。

なので、あまり将来の予想は意味がありません。本末転倒なことを言っていますが、正直なところ、コレが本音です。

ただ、今の我々ができることが1つあります。それは「勉強する」ことです。仮想通貨やNFT、ブロックチェーンなど勉強できることはたくさんあります。

手段は何でもいいので日常的にこれらの分野を勉強しておくことが重要になるでしょう。

お金をかけたくないなら、本サイトを閲覧することもメリットがあります。

書籍などの情報はどうしても古くなりやすいです。そのため、これらの分野との相性はあまりよくありません。一方で、本サイトはデジタルで情報を日々更新し続けているため、最新情報を確認することができます。

世界中の全ての情報を網羅しているとは口が裂けてもいえませんが、上質なコンテンツを提供している自信はあるので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

まとめ:NFTのスケーラビリティ問題は解決可能

今回は、NFTのスケーラビリティ問題について解説しました。

スケーラビリティはブロックチェーンにまつわる問題ですが、それを解決する新しいサービスも誕生しています。

常にアンテナを張って最新情報に目を光らせておくことが、仮想通貨・NFT分野で成功する鍵なので、国内外問わずニュースをチェックしておきましょう。

今回は以上です。

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