
AI機能の技術発達は、NFTアート作成にあたり、役に立つかもしれません。
キーワードや文章のみで画像やイラストを生成してくれることで、アイデアの参考になったり、自分では思い浮かばなかったアイデアを提示してくれる可能性があるからです。
そんなAIによるイラストの自動生成は、自分の思考にプラスアルファで刺激を与えてくれるかもしれません。
この記事では、AIイラストを自動生成してくれるアプリやサービス・ツールを9つ紹介します。
✅AIによる自動イラスト生成はNFT制作に役立つ可能性がある
✅ダウンロードやアカウントを作るだけで使えるサービスなど導入方法は様々
✅スマホアプリで手軽に始められるものもある
NFT制作のヒントが欲しい方や、AIイラストの自動生成サービスを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
AIイラスト自動生成アプリ・サービス・ツール9選
AIイラスト生成アプリやサービス・ツールを9つ紹介します。
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)
・世界的に有名なツール
・派生サービスが多い
・完全無料、画像の枚数制限なし
Stable Diffusionは、世界的に有名なAIイラスト作成ツールです。
誰でも利用できるように、オープンソースになっていたり、ハイクオリティの画像が無料で制限なく作れるようになっています。
また、Stable Diffusionを元にしたAIツールがリリースされるなど、派生サービスも豊富です。
Midjourney(ミッドジャーニー)

・Discordに参加して使用する
・英語での入力が必要
・25回まで無料で利用できる
Midjourneyは、Discordに参加して利用する、気軽に楽しめるAIイラスト作成ツールです。
Discord上の専用チャンネルでキーワードを入力すれば、AIが画像を作成してくれる仕組みになっています。
幹部には元NASAの研究者が所属しており、簡単にハイクオリティな画像を作ってくれます。
また、25回まで無料で利用できるため、AIイラストに触れてみたい方には、うってつけのサービスです。
より高精度のイラストを生成するには、英語でのキーワード入力が必要です。
DALL・E2(ダリ2)
(DALL・E2)
・リアルな画像を作り出せる
・段階的な導入が計られている
・ダウンロードいらずで始められる
・初月50クレジット、翌月からが15クレジットが支給される
キーワードや言語入力から、オリジナルかつリアルな画像やアートを作成できるAIイラスト生成ツールです。
メールアドレスやGoogleアカウントを登録するだけで、簡単に始めることができます。
サービス開発において、安全システムに自信を持てるようになると、徐々にユーザーを増やしていくなど、段階的な導入が計られています。
また、一度の文章入力で4つの画像が生成されます(これが1クレジット)。
このクレジットが初月に50、翌月からは15ずつ支給され、足りない場合は、115クレジットあたり15ドル(現在価格で約2,050円)で追加購入できる料金体系です。
AI ピカソ
(AI ピカソ)
・スマホアプリで利用できる
・「お絵描きばりぐっどくん」の開発メンバーと同じ
・フリー素材サイト「いらすとや」と提携
・回数制限あり、600円/週、3,600円/年で使い放題
AIピカソは、スマホ一つで始められるAIイラスト作成アプリです。
絵心がない方でも、スマホの日本語入力で簡単に画像やアートを作成できるので、誰でも手軽に始められます。
開発メンバーは、後ほど紹介する「お絵描きばりぐっどくん」と同じ方です。
無料で使える回数制限はありますが、600円/週、3,600円/年で使い放題です。
また、有名フリー素材サイト「いらすとや」と提携しています。
アプリのスタイルから「いらすとや風」を選ぶことで、いらすとや風の画像やイラストを生成することができます。
お絵描きばりぐっどくん
・LINEの友達登録で利用できる
・「AI ピカソ」の開発メンバーと同じ
・プレミアムメンバー(月額550円)登録で無制限
お絵描きばりぐっどくんは、LINEで友達登録し、トーク画面でメッセージを送信するだけでAIによる画像やイラストが作成できます。
2022年8月からサービスを提供しており、公開からわずか2ヶ月でLINE登録ユーザーが250万人を突破しています。
また、月額550円のプレミアムメンバーになれば、無制限で画像やイラストを作ることができます。
UniPixel(ユニピクセル)
(UniPixel)
・NFTクリエイターになるツールが揃っている
・アイコン作成機能も搭載
・NFTブランド育成を支援
・一部無料、アプリ内で使うサービスによって料金が発生
UniPixelは、NFTコミュニティ向けに設計されたAI画像作成アプリです。
豊富な編集ツールにより、スピーディーにNFTを作成することができます。
また、ブロックチェーンの仕組みを活かし、自分の作品をNFTマーケットの「OpenSea」で販売することもできます。
Picsart(ピクスアート)
(Picsart)
・世界的に利用されている動画・画像編集アプリ
・同アプリ内のツールでAIによる画像生成ができる
・生成した画像を編集できる
・基本無料で使える/有料プランあり
Picsartは、世界的に有名な動画・画像編集アプリですが、「AIイメージジェネレーター」というツールで文字入力だけで画像やイラストを生成できます。
文字入力だけでなく、画像や写真からアバターを作成するツールもあります。
また、画像編集アプリならではですが、生成された画像をアプリ内で編集できるので、納得いくまで画像を作成できます。
mimic(ミミック)
(mimic)
・国内発のAIサービス
・自作のイラストを反映させたAIイラストができる
・生成されたイラストの権利はクリエイターに帰属する
・フリープラン(無料)と基本プラン(980円/月)の2種類
mimicは、国内発のAI画像生成サービスです。
自分で描いたイラストをAIに学習させることで、個性や画風が反映されたイラストが生成されます。
基本的には、イラストレーターや漫画家など絵を描くことが得意な方が利用することを想定されたサービスです。
また、AIにより生成されたイラストの権利はクリエイターに帰属するという、クリエイターファーストの考えがあります。
Canva(キャンバ)
(Canva)
・画像やデザインを作成、編集できるツール
・日本語入力で利用できる
・生成された画像を編集できる
・無料で利用可能
Canvaは、誰でも簡単に、オンラインで画像やデザインを作成・編集できるツールです。
そんなCanva内の「Text to Image」という機能でAIによる画像を作成できます。
無料かつ日本語入力で利用できるので、導入のハードルは低く、手軽に利用できます。
また、生成された画像を編集できるといった、画像ツールならではの機能もついています。
まとめ
AI機能の発達は、NFTアート作成の役に立つかもしれません。
キーワードの入力でサクッとアイデアを得られます。
NFT制作に行き詰まっている方は、AIイラストの自動生成サービスを利用してみると、新たなヒントが得られるかもしれません。
まずは、無料で利用できるツールから試してみて、実用できそうであれば、有料プランに乗り換えるのもいいでしょう。