日本発のNFTマーケットプレイスtofuNFT。
tofuNFTは4月に漫画「左利きのエレン」のNFTがオークション販売されたことで、認知度が上がりました。
コレクティブルとゲームのNFTを中心に展開しているので、ブロックチェーンゲームをプレイしている人は、気になっているNFTマーケットプレイスかもしれません。
この記事をざっくり要約!
- tofuNFTは多言語・マルチチェーンに対応している
- NFTの購入・販売の方法
- tofuNFTにはミント機能はない
- tofuNFTで購入できるNFT
- tofuNFTを活用したクリエイター支援の仕組み
tofuNFTとは
出典:tofuNFT
tofuNFTは、2021年10月に開始したNFTマーケットプレイスです。
tofuNFTは、もともとは海外向けのみに展開していたSCV NFT Marketというマーケットプレイスでした。
tofuNFTにリブランディングしてからは、国内にも対応し、多言語とマルチチェーンへの対応を強みとして、コレクタブルやGameFiのNFTを中心に展開してきました。
運営のCOINJINJAは、tofuNFT以外にも仮想通貨オールインアプリ「コイン相場」やICO情報検索サイト「COINJINJA」の企画・開発・運用を行っています。
名称 | tofuNFT |
運営会社 | 株式会社COIN JINJA |
運営者 | Co-founder & CEO徐 楽楽Co-founder & COO沼崎 悠 |
扱うNFTのジャンル | ゲーム、コレクタブル |
対応チェーン | 28種類(2022年7月現在) |
対応ウォレット | 16種類(2022年7月現在) |
tofuNFTの特徴
出典:tofuNFT
12ヶ国語に対応している
tofuNFTの最大の特徴は対応している言語が幅広い点です。
前述しましたが、tofuNFTはもともと海外展開を中心に行っていたSCV NFTというマーケットプレイスでした。
当初から、海外を中心に展開していたため、Webサイトは12か国語に対応、通貨は10種類に対応しています。
英語、中国語、韓国語まで対応しているマーケットプレイスが多いですが、tofuNFTのように12か国語まで対応しているところはありません。
通貨も10種類に対応しているので、世界に向けて自身のNFTを発信したいクリエイターにとっては非常に有益なマーケットプレイスと言えるでしょう。
28種類ものチェーンに対応している
tofuNFTの強みはマルチチェーンに対応している点です。
マルチチェーン対応とは、複数の販売チェーンで決済ができることを意味します。
EVMと互換性のあるサイドチェーンやLayer2に対応しているので、ポリゴンなども含めた合計28種類ものチェーンで利用可能です。
OpenSeaでも、最大4種類のチェーンにしか対応していないのに対し、tofuNFTでは28種類ものチェーンに対応しているため、かなり多くの種類の仮想通貨でNFTの購入ができます。
28種類の中に、自身が投資している通貨があれば、tofuNFTでは気軽に使用してNFTの売買ができるのです。
出典:tofuNFT
tofuNFTの使い方
出典:tofuNFT
tofuNFTの使い方のポイントは以下です。
- 言語と通貨の表示を選択する
- 使用するチェーンを選択する
- ウォレットを接続する
言語と通貨の表示を選択する
tofuNFTのTOPページを開いたら、最初に言語と通貨の表示を選択します。
画面右上のEN・USDの箇所をクリックしてください。
Lauguageボタンで日本語、Currencyボタンで「JPY-¥」をクリックしましょう。
表示が、「JA・JPY」となれば、設定完了です。これで、言語が日本語、通貨が円の表示となりました。
使用するチェーンを選択する
次に、使用したい販売チェーンの選択を行います。
保有している通貨に合わせて、使用するチェーンを選びましょう。
ウォレットを接続する
使用するチェーンを選択したら、次はウォレットを接続します。
画面右上の人マークのアイコンをクリックしてください。
以下のようにウォレットに接続する画面が表示され、選択画面となります。
利用したいウォレットをクリックしましょう。
tofuNFTの買い方
NFTの購入の仕方は主に以下の流れです。
- 購入したいNFTを探す
- 購入手続きを行う
購入したいNFTを探す
tofuNFTのTOP画面の一番上に検索窓があるため、ほしいNFTの名前を入力して検索してください。
また、ほしいNFTがメジャーなものであれば、tofuNFTのTOP画面にある「人気コレクション」や「人気オークション」の中に表示されている場合があります。
それ以外は、tofuNFTのTOP画面から少し下がったところに表示される「ディスカバー」から探すとよいでしょう。
ディスカバー欄からフィルタを設定して探す方法があります。
フィルタからは、ほしいNFTの名称で検索したり、購入方法や並べ方の順番を選択したりできます。
購入手続きを行う
購入したいNFTを見つけたら、値段を確認し、「今すぐ購入」をクリックします。
固定価格ではなく、オークションの場合は「入札」をクリックし、金額を入力しましょう。
購入の際には、各チェーンのガス代が発生しますので、注意してください。
tofuNFTの出品の仕方
出品の仕方は簡単です。
出品方法として、固定価格もしくはオークションを選択します。
固定価格で販売するときは、出品手数料は無料です。
しかし、NFTの売買が成立した際は、5%の手数料がtofuNFT側に支払われます。
オークションで販売するときも、同様に販売が成立した際に、tofuNFTへ5%の手数料が支払われます。同時に自分の入札を上回った入札者にも5%の手数料が支払われるので、注意しましょう。
固定価格を選択し、金額を入力したら、「出品開始」をクリックします。
「承認」をクリックしてください。
このタイミングでガス代が発生するため、ウォレットが起動します。
ガス代を確認して、先へ進めてください。
次に、サインボタンをクリックしてください。
再度ウォレットが表示され、署名が求められるのでクリックしてください。
これで、出品は完了です。
tofuNFTを利用する上での注意点
出典:pixabay
tofuNFTにはNFTを発行する機能がありません。
よって、OpenSeaのように、自身で用意した画像をNFT化することはできないので注意しましょう。
販売できるのは、なんらかの手段で入手したNFT(ゲームやギブアウェイ、エアドロップなど)と、tofuNFTで購入したNFTです。
ただし、外部サービスの「NFT Garden」を使用すれば、自身の所有する画像をミントして、tofuNFTに出力が可能です。
自身の作成した作品をtofuNFTに出品したい人は、以下のNFT Gardenなどのサービスを利用して、作品をミントするとよいでしょう。
外部サービス:NFT Garden
tofuNFTで購入できるNFT|おにぎりまん
tofuNFTでは、「Tokyo Pop Girls Collection by Onigiriman」のNFTを扱っています。コレクティブルが出品されており、販売チェーンはBNBです。
どのNFTも必ず右上になんらかの漢字のマークがあり、海外の日本ファンの間で人気が高そうです。
tofuNFT活用例|ステーキング証明書「sToken」も売買できる
tofuNFTでは、DEVプロトコルで発行されたステーキング証明書つきのNFTの売買ができます。
DEVプトロコルとは、ブロックチェーン上でクリエイターが収入機会を得るための仕組みを構築するプラットフォームです。
たとえば、クリエイターはDEVプトトコルに登録し、自身のプロジェクトを投稿することで、ファンから「DEV」という通貨で支援してもらえます。
その支援は、ファンがDEVをDEVプロトコルにステーキングしたという扱いになり、ファンへ向けて発行されるのが以下のようなNFTが発行されます。
tofuNFT上で上記のNFTをDEVトークンで売買する以外に、オークションを行ったり、ファン同士で交換したりできます。
まとめ
tofuNFTは、世界に向けて自身のNFTを発信したい人に向いているマーケットプレイスです。
多言語・マルチチェーン対応しているため、世界中の人々がガス代の安いチェーンを利用して、NFTを購入しやすいのが利点です。
NFTの購入や販売の方法もOpenSeaとは大差なく、シンプルな方法です。
注意点として、tofuNFTにはミント(NFT作成)機能がないことが挙げられます。しかし、外部サービスを利用すれば、作成したNFTをtofuNFTに出力できます。
OpenSea以外のマーケットプレイスにも出品してみたいと考えているクリエイターさんはtofuNFTも出品先の選択肢の一つに入れてみてください。