今回は、動くNFTアートの作り方を解説します。この記事を読めば、以下の3つのことが理解できるでしょう。
この記事でわかること
- 動くNFTアートを作るべき理由
- おすすめGIF作成アプリ
- アプリ「Piskel」の使い方
特に本記事では、NFTアートに動きをつけられるアプリ「Piskel」の使い方について詳しく解説しています。日本語で詳しく説明されている記事はあまりないため、有益な情報になっていますよ。
はじめに:NFTアートは静止画だけではない【動いていてもアートです】
まずは、NFTアートが静止画だけではないということについて解説します。
NFTアートと聞くと、多くの方がさまざまなデジタルアートを思い浮かべることでしょう。ドット絵で描かれたアバター画像や、綺麗な風景画など。
しかし、NFTアートは決して静止画でなければならないというルールはありません。むしろ、デジタルアートだからこそ表現できる2次元・3次元の動きをNFTアートに取り込むべきでしょう。
(実際、NBAでのスーパープレー動画が公式でNFT化されているため、動画などの動きのある情報・作品ともNFTは相性がいいと言えます。)
NFTアートに動きをつけるメリット【結論:他との差別化で売れやすくなる】
では、NFTアートに動きをつけることはどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットは以下の3つです。
①他のNFTアートと差別化できる
②動きをつける作業はとても簡単
③デジタルアートの利点をフルに活用できる
ひとつずつ見ていきましょう。
メリット①:他のNFTアートと差別化できる
1つ目のメリットは、他のNFTアートと差別化できる点です。先ほども述べたように、NFTアートの大半は静止画の作品が占めています。
そのため、静止画ばかりの市場に動くドット絵のNFTアートがあるだけで、他の作品と一線を画すことが可能です。
メリット②:動きをつける作業はとても簡単
また、既存のドット絵の静止画に動きをつけることが非常に簡単なのもメリットです。いくら他のNFT作品と差別化できると言っても、その作業に莫大な時間・お金がかかるとなれば、実行するのに躊躇してしまいますよね。
でも、ご安心ください。今回、本記事で紹介するアプリを活用すれば誰でも簡単にNFTアートに動きをつけることができるので、お手軽に周りと差別化できますよ。
メリット③:デジタルアートの利点をフルに活用できる
3つ目のメリットは、デジタルアートの利点をフルに活用できる点です。
静止画のNFTアートが市場の大部分を占めていることは先ほども述べましたが、これらのアート作品はデジタルであるべき理由が特にありません。
実際、現実に存在する絵やイラストをNFTで権利として販売するサービスもあるため、むしろ静止画なら物質としての価値を持っておきたいところ。
ただ、動きのある絵となれば話は別です。動きのある絵を現実に物質として持つことは技術的にできないので、デジタルアートの強みを最大限生かすことに成功しています。
以上が、NFTアートに動きをつけるべき3つのメリットでした。何度も述べたように、NFTアートに動きをつけるのはとても簡単で、それなのに周りとは大きく差をつけることができます。
次の項目では、NFTアートの作成に必要なアプリを2つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
動くNFTアートを作るためのおすすめアプリ【Pixelable・Piskel】
ここからは、具体的に動きのあるNFTアートの作り方を解説します。
まずここでは、その前段階の「ドット絵を描くのにおすすめなツール・アプリ」を計2つ紹介します。
①Pixelable
1つ目のおすすめアプリは、「Pixelable」です。
PixelableはiPhoneで使えるドット絵のエディターアプリで、円が簡単に描画できたり、透過・半透過や色調補正ができます。レイヤーが使えるのも魅力ですね。
他にもさまざまな強みがあるので、一度使ってみてください。
・保存件数200件まで可能
・パレットを150色まで作成可能
アプリの利用は基本的に無料でできますよ。
②Piskel
2つ目のおすすめアプリは、「Piskel」です。
Piskelは先ほどの「Pixelable」同様、ピクセルアート・ドット絵を作成できるツール。そのため、NFTアートの作成にもってこいのアプリとなっています。
Piskelはブラウザアプリとして利用することが可能で、オープンソースのため利用は無料です。
以上、2つのアプリが動きのあるNFTアートを作るのにおすすめです。そこで、次の項目では、その中でも「Piskel」にフォーカスして、本アプリの使い方を解説します。
Piskelの使い方を解説【動く(GIFの)NFTアートが作れます】
ここからは、ドット絵作成ツールの「Piskel」の使い方を解説していきます。先ほども述べた通り、Piskelはブラウザアプリのため、誰でも無料で利用可能です。
また、使い方は非常に簡単なので、この記事を読みながら作業を進めてみてください。
では、Piskelの使い方を見ていきましょう。手順は以下の5STEPです。
①公式HPにアクセス
②『Create Sprite』をクリック
③ドット絵を描く
④作品を保存する
⑤作品をエクスポートする
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
STEP①:公式HPにアクセス
まずは、公式HPにアクセスしましょう。下記のURLから公式HPにジャンプすることができるので、ぜひ参考にしてください。
上の写真のような画面が表示されたら成功です。
(全て英語表記のサイトではありますが、ドット絵を描くだけなら全然簡単なので、このまま作業を進めていきましょう。)
STEP②:『Create Sprite』をクリック
次に、画面の中央に現れる『Create Sprite』というボタンをクリックしましょう。すると、下のような画面が表示されればOKです。
これだけの作業で、今すぐにドット絵を描き始めることができます。
STEP③:ドット絵を描く
では早速、ドット絵を描いていきましょう。
左側のいろいろなアイコンが描かれているところに、ドット絵を描く際に必要になるツールが揃っています。コマンドなんかも教えてくれているので、英語だからと言って諦めないでくださいね。
具体的なドット絵を描く時の手順は以下のとおり。
手順①:『RESIZE』でWidth(横)とHeight(縦)を設定する
手順②:『PALLETS』で色を設定する
手順③:ドット絵を描く
手順④:(動きをつけるために)『Duplicate』で作品を複製する
手順①ではまず、ドット絵のサイズを設定します。NFTマーケットプレイスで販売されているNFTアートは縦横16pxずつに設定されているものが多いので、そのように設定しておきましょう。
次に手順②では、描画する際に使う色をパレットに設定していきます。とりあえずは3色ほど設定しておくと便利なので、白と黒ともう一色お好きな色を選んでください。
手順③では早速、ドット絵を描いていきましょう。マウスを動かすことで簡単に絵が描画されます。また、色塗りも先ほどのパレットで設定した色を簡単に塗ることができますよ。
手順④からは、ドット絵に動きをつけるための作業になります。ここでは、手順③で書き終えた作品を複製。その後、少しだけ絵を変化させます。
そうすることで、2つの画像を交互に表示させて、動きのあるドット絵が完成します。
STEP④:作品を保存する
作品が完成したら、それを保存する必要があります。
右側に5つ並んでいるアイコンの中から、『SAVE』と表示されるアイコンをクリックしましょう。
そして、『Title』に作品名を、『Description』に作品の内容を記述します。さらに、作品の保存先を設定しましょう。
『Save as.piskel』を選ぶと、自分のデスクトップなどに保存する場合はPiskelファイルとして保存できます。
『Save In Browser』を選ぶと、Piskel内で保存することができます。
STEP⑤:作品をエクスポートする
そして、最後に作品をエクスポートします。この際に、自分のドット絵に動きをつけることもできるので、ぜひご活用ください。
まず、先ほどの『SAVE』の下にあるアイコン『EXPORT』をタップしてください。
そして、そこで画像サイズや寸法、形式を選択できます。
ここで、「GIF」や「PNG」を選べるので、ドット絵に動きをつけたい人は「GIF」を選びましょう。
以上が、Piskelの一連の使い方の流れでした。こちらが実際のGIF画像です。
これだけの動きでも、人の目を引くドット絵になりますよ。
まとめ:アプリでNFTアートに動きをつけて、他の作品と差別化しよう
今回は、NFTアートのドット絵に動きをつけるメリットとその方法を解説しました。
ドット絵に動きをつけると聞くと難しそうな作業に思えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。それどころか、静止画のドット絵を描くときと労力はほぼ同じ。
ぜひこの機会に、動きのあるドット絵をNFTアートとして販売してみてはいかがでしょうか。
NFTアートの出品方法などについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。