OpenSeaでウォレットを使用する方法とは?管理方法についても解説

仮想通貨やNFTの取引を始めた方であれば、ウォレットという言葉を聞いたことがあると思います。

ウォレットはNFTを取引する上で、必ず必要となるツールです。

今回は、ウォレットとは何かというところから、ウォレットの作成方法とOpenSeaとの連携方法について解説していきます。

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NFTの売買が可能なOpenSeaとは

OpenSeaはNFTの購入、出品ができる、世界最大級のNFTマーケットプレイスです。

2017年のサービス開始から、NFTの取扱い数量、取引額ともに右肩上がりで増加しており、著名なNFT作品も多数出品されています。

はじめてNFTを取引する方であれば、まずはOpenSeaの利用をおすすめします。

また、2022年に入ってからOpenSeaは、暗号資産ウォレット企業である「Dharma Labs」を買収すると発表しており、OpenSea上でのNFT取引がこれまでよりも容易になる可能性があるとも言われています。

このように今後も利便性、マーケット規模の拡大が期待できるサービスです。

NFT取引で必要なウォレットとは

NFT取引では、暗号資産を管理するウォレット(財布)の準備が必須です。

暗号資産ウォレットは、ユーザーが秘密鍵を管理し、保有する暗号資産を管理できるサービスです。

簡単に言えば、日常で使用している財布と同じで、管理する通貨が暗号資産であるということ。

ウォレットを持ってOpenSeaへNFTを購入しに行くというイメージです。

コインチェックなどでも、暗号資産の管理は可能ですが、NFT取引には利用できません。

OpenSeaでNFTを売買する場合は、ETH(イーサリアム)を使用するので、イーサリアムを購入し、ウォレットへ送金しておきましょう。

ウォレットは少額の送金や保管に便利な反面、常にインターネットに接続されている状態なので、可能性は低いですが、ハッキングのリスクも抱えています

もし、数千万円、数億円単位の暗号資産を管理する場合は、ネット環境から遮断されたコールドウォレットで管理すると良いでしょう。

外部からのハッキングリスクも抑えられるため、安全性の高いウォレットです。

おすすめのウォレットはMetaMask

OpenSeaを利用する前に、主流ウォレットであるMetaMaskを準備しましょう。

他にも数多くのウォレットは存在しますが、MetaMaskは簡単で使いやすい上に、対応しているマーケットプレイスも多いため、はじめて持つウォレットにおすすめです。

NFTを購入するために必要な暗号資産ETH(イーサリアム)を管理できるのはもちろん、購入したNFTも同時に管理できます。

OpenSeaのアカウント登録の際にも、ウォレットは必ず必要なので事前に用意しておくとスムーズにNFTの購入に移れます。

MetaMaskの使用方法

ここからは、先ほど紹介したウォレット「MetaMask」の使用方法について解説していきます。

PC、スマホどちらでも使用可能ですが、今回はPC版の利用方法を紹介します。

MetaMaskはブラウザの拡張機能を利用して始めますが、ハッキングなどの被害を避けるためにも、必ず公式サイトからインストールしてください。

ブラウザにこだわりがない場合はGoogle Chromeを利用すると良いでしょう。

使用手順は以下の通りです。

1.MetaMask公式サイトにアクセスしインストール

2.MetaMaskの設定

5分程度で完了するので、ぜひ始めてみてください!

MetaMask公式サイトにアクセスしインストール

まずは、MetaMask公式サイトにアクセスし、「Download」をクリック。

Chromeを選択し、MetaMaskをインストールします。

画面右上の「Chromeに追加」を選択。

最後に開始ボタンを押せば、インストールは完了です。

この後は、MetaMaskの設定に移ります。

MetaMaskの設定

インストール後、このような画面になるので、「ウォレットを作成」を選択します。

パスワードを設定する。

秘密のバックアップフレーズが表示されます。

秘密のバックアップフレーズとは12個の英単語でウォレット接続時に必要なフレーズです

秘密のバックアップフレーズは、スマホとPCで同じウォレットアカウントを管理したり、PCを買い替えた際などに、アカウントを引き継ぐ場合に利用します。

アカウントの復元などにも必要となるので、必ず保管しておきましょう

もし、バックアップフレーズをメモしていない状態で、MetaMaskを削除した場合、中身の暗号資産は全て取り出せなくなるので、注意が必要です。

また、他人に見られるとウォレット内の資産が盗まれるので気をつけてください。

秘密のバックアップフレーズを入力すれば、MetaMaskの設定は完了です。

OpenSeaと連携させる

MetaMaskの準備ができたら、OpenSeaを開きます。

右上のウォレットアイコンをクリックすれば、ウォレットの選択画面が出てくるので、MetaMaskを選択します。

すると別のウィンドウでMetaMaskが立ち上がり、最終的に「署名」画面まで進み、OpenSeaとの紐付けを完了させましょう。

OpenSeaでのウォレット管理

OpenSeaでのウォレット管理は、右上の1番端にあるウォレットアイコンから確認できます。現在、ウォレットに入っている暗号資産や、通貨を送金するための口座番号などの管理が可能です。

暗号資産の送金・受け取り方法

OpenSeaでNFTを取り引きする際に、MetaMaskへ暗号資産を送金しておく必要があります。

ここからは、暗号資産の送金方法と受け取り方法について確認していきます。

暗号資産の送金方法

MetaMaskを開き、「送金」ボタンをクリックし、手続きを進めていきます。

相手のアカウントのアドレスを入力し、金額を入力すると送金できます。

MetaMaskの送金には、イーサリアムブロックチェーンの利用時にかかる「ガス代」と呼ばれる手数料がかかります。

ガス代は自分で設定できますが、ガス代を多く支払った方が優先的に送金処理されるため、支払う手数料が安い場合は、送金処理に時間がかかる可能性があります。

暗号資産の受け取り方法

MetaMaskで暗号資産を受け取るには、アカウントのアドレスが必要です。

コインチェックなどの暗号資産取引所から送金する際に、送金先としてアドレスを設定します。

アカウントの下部の文字列がアドレスとなります。

間違って送金してしまった暗号資産は返ってこないので、少額送金して間違っていないか確認すると良いでしょう。

ウォレットを準備しNFT取引を始めてみよう

今回は、ウォレットの作成方法とOpenSeaとの連携方法について解説してきました。

OpenSeaで利用できるウォレットはいくつかありますが、主流であるMetaMaskでアカウントを作っておけば間違いありません。

本記事を参考に、ウォレット登録を完了させ、NFT取引をスタートさせましょう。

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