この記事では
- LooksRareとは何か知りたい
- LooksRareを始めたいけど、始め方が分からない
- LooksRareとOpenSeaの違いを知りたい
このような疑問を解決します。
LooksRareとは、2022年1月に始まったNFTマーケットプレイスです。
2022年2月20日現在では、24時間の取引高がOpenSeaを超えるほど、注目を浴びています。
それを踏まえて、本記事では以下の点を解説します。
- LooksRareの特徴
- LooksRareの始め方
この記事を最後まで読めば、LooksRareについて理解が深まるだけではなく、始めることもできるので、是非最後まで読んでください。
LooksRareとは
LooksRareは、2022年1月10日から開始したNFTマーケットプレイスです。
当時シェア率No.1だったOpenSeaのライバルマーケットとして登場しました。
LooksRareは中央集権ではなく、コミュニティ主導を掲げるマーケットプレイスです。
Zodd、Gutsと名乗る匿名のエンジニアが共同創業者であり、その他デザイナーなどを含めた11人のチームで運営されています。
OpenSea並みの取引量
LooksRareは、2022年2月20日現在、OpenSeaと同程度、もしくはそれ以上の取引がされています。
この理由は、LooksRare自体のサービスの魅力もありますが、独自トークン「LOOKS」の配布(エアドロップ)によって、OpenSeaユーザーの移動を図った背景もあります。
LooksRareは、2022年6月16日~12月16日の間にOpenSeaで3ETH以上の取引を行った上客に、LOOKSを無料配布しました。
このようなライバルサービスのユーザーを狙う手法は、「ヴァンパイア・アタック」と言われています。
LOOKSについては、後述します。
LooksRareの特徴
ここからは、LooksRareのマーケットの特徴を3点解説します。
独自トークン「LOOKS」を発行
一つ目は、独自トークン「LOOKS」を発行している点です。
LOOKSは前述したように、OpenSeaの取引を3ETH以上行っている人に無料配布されました。
LOOKSは、ステーキングに利用できるため、報酬を得ることもできます。
ステーキングとは、仮想通貨を一定数預けて、金利で稼ぐ仕組みのことです。
また将来的には、LooksRareのガバナンストークンとして利用する予定であることも公表されています。
ガバナンストークンは、運営の方針について投票できる権利です。ガバナンストークンを多く持つほど、決定権が強くなります。
さらにLooksRareでは、NFTの売買が成立すると、販売者と購入者の両方にLOOKSが配布されます。これは実質、キャッシュバックに相当します。
手数料がOpenSeaより安い
LooksRareでは、OpenSeaよりもNFT販売手数料が安い点も魅力的です。
各NFTマーケットプレイスでかかる手数料は、以下の通りです。
- OpenSea:売上の2.5%
- LooksRare:売上の2.0%
0.5%の差でも、売上額が大きい場合、かなりの差が生じます。クリエイター側に、より売上が入る点も、LooksRareの優れた点の一つです。
ETHとWETHが使用可能
LooksRareでは、ETHとWETHの2種類の仮想通貨が使用可能です。WETHはERC-20規格のETHで、ETHと同じ価値を持っています。
ETHとWETHの使い方は以下の通りです。
- ETH:固定価格のNFTの購入
- WETH:固定価格のNFTの購入、コレクションのオファー
オファーする際は、WETHしか使用できません。なお2022年2月現在は、Polygonに対応していません。
LooksRareの始め方
それではLooksRareの始め方を解説します。
LooksRareの始め方は、次の通りです。
- MetaMaskをインストールする
- LooksRareとMetaMaskを連携する
LooksRareの会員登録等は必要ありません。
①MetaMaskをインストールする
MetaMaskのインストール方法は、下記の記事で紹介しているので参考にしてください。
②LooksRareとMetaMaskを連携する
最初にLooksRareのサイトにアクセスしましょう。
MetaMaskのネットワークをイーサリアムにする
Polygonのネットワークだと、エラーが起きるので注意してください。
LooksRareのサイトで「Connect」をクリック
右上にあるConnectをクリックします。
MetaMaskを選択
接続するウォレットをMetaMaskにします。
MetaMaskと連携させる
MetaMask側の画面で、接続します。
これで連携は完了です!LooksRareでNFTの売買が可能になりました!
LooksRareでNFTを購入してみましょう
LooksRareでは、OpenSeaの人気コレクション「BAYC」や「Azuki」も出品されています。
固定価格で購入したい場合はETHを、オファーをしてみたい場合はWETHを使って、NFTマーケットを楽しみましょう!
まとめ
今回はLooksRareの特徴と始め方について解説しました。
本記事のまとめです。
- LooksRareは、OpenSeaより売上手数料が安くて、クリエイターに優しい
- LooksRareでは、独自トークン「LOOKS」を発行している。LOOKSはステーキングにも使える。
- LOOKSはNFTの取引をすることで、NFT販売者、購入者の両方に配布される
- LooksRareは、MetaMaskと連携するだけで、簡単に始められる
既にOpenSeaを始めている人にとっては、始めるハードルが低いので、まずはウォレットを接続して、気になるコレクションを探してみましょう!