本記事では、メタバースの現在の市場規模と将来的にどれほど価値を伸ばすのかについて徹底考察します。信頼性の高いデータを元に解説するので、参考になると思いますよ。

ただ、「メタバースとは何か?」といった基礎的な内容は解説していません。そのため、メタバース初心者だという方は当サイトのこちらの記事をご覧ください。

メタバースで話題の注目企業についても紹介しているので、あわせてチェックしておきましょう。

現在のメタバースの市場規模は”約56兆円”です

2021年にはFacebookが「Meta」に社名を変更したり、日本でもパナソニックなどの大手企業がメタバースに本格参入しています。このようにIT業界では盛り上がりを見せているメタバースですが、その市場規模はどれほどのものなのでしょうか。

結論からお伝えすると、現在のメタバースの市場規模は4787億ドル以上です。

Bloombergの推計値を参考にすると、2020年のメタバース市場の規模は4787億ドル(約56兆円)でした。こちらは、2021年12月の記事のため比較的新しい情報だと言えます。

ここまで読んで、メタバース市場が人気で世界的に注目されていることがわかったと思いますが、なぜここまでメタバース市場が急激に成長したのでしょうか。その最も大きな要因として考えられるのが「コロナウイルス」です。

世界的なパンデミックの影響で在宅時間が増え、仮想空間への注目が集まりました。なぜなら、メタバースの世界にはコロナのような感染症も地震のような自然災害も存在しないからです。また、Fortniteなどのメタバース関連のゲームもステイホームの影響で売り上げを伸ばしています。

このように、コロナウイルスの影響はメタバース市場にとって”大きな後押し”になっていると言えるでしょう。

メタバースの今後:将来的に市場規模は上昇し続けます

本記事をここまで読んで、「メタバースは2022年現在でもすでに大きな市場になっている」ということを理解できたと思います。

では、ここからはメタバースの将来性について考えていきましょう。複数のデータを参照しつつ現実的な未来予測をするので、ぜひ最後までご覧ください。

まずは米国の調査会社のレポートを見てみましょう。Emergen Researchによれば、世界のメタバース市場は2020年の476.9億米ドルから、2028年に8,289億ドルに成長する見込みとのこと。

(参照ページ:2028年に8,289億5,000万米ドルに達する世界のメタバース市場規模

また、Bloombergの推測によれば、4787億ドルの市場規模だった2020年から2年後の2024年には、約7833億ドルにまで拡大することが予想されています。この成長率は凄まじく、年平均で成長率が13.1%にまで及ぶ数字です。

さらに、メタバースと親和性の高い「AR/VR」分野でも市場拡大の予想がなされています。米Technaviのレポートによれば、AR/VR市場が2021年から2025年にかけて約1627.1億ドル成長すると予測されています。日本円にして約18.5兆円と莫大な金額であり、メタバース市場の盛り上がりをサポートすると考えられます。

以上のような成長が見込まれるメタバースですが、この驚異的な成長率を後押ししているのは「コロナウイルス」です。在宅・ステイホームの需要の高まりも相まって、メタバースという仮想空間の価値は上昇し続けるでしょう。

しかし、これほどまでにメタバース市場が成長すると考えられる要因は何なのでしょうか。ひとつには、メタバース企業の先駆けとも言える「Meta」の存在が大きいと考えられます。前述したように、2021年10月にFacebookから社名を変更したMetaは年間100億ドルをメタバース構築に投資する方針を明らかにしています。これは日本円に換算すると、約1兆1400億円。Facebookというアメリカの大手IT企業が社名を変更して莫大な資金を投下するという事実は、メタバース市場が成長するひとつの要因として十分に考えられるでしょう。

(メタバースについてこれからも勉強したいという人は、まずMetaの動きを注視しておきましょう。Metaをチェックしておけば、メタバース市場の最先端を知ることができるのでおすすめです。)

ここからは、このようなメタバース企業の事例を紹介していきますよ。

注目すべきメタバースの伸びている企業3選【Meta・Microsoft・Cryptovoxels】

メタバースの市場規模が拡大しているというのは、関連企業が成長している証です。そこで、ここでは今からでも注目すべきメタバース企業を紹介していきます。今回紹介する企業は以下の3つです。

  1. Meta
  2. Microsoft
  3. Cryptovoxels

ひとつずつ順番に見ていきましょう。

1.Meta

1つ目は先ほどから何度も名前が登場している「Meta」です。社名をFacebookから変更したことでも話題になったMetaですが、FacebookやInstagram、WhatsAppの次に来るSNSとしてメタバースに期待しています。

実際、VRヘッドマウントディスプレイ市場では、Facebookが提供する「Oculus」シリーズのシェアが高く、将来的なメタバース市場でもトップランナーになることが予想されます。積極的に資金を投資したり、会社を買収しているので、Metaの動きには敏感に反応しておくことをオススメします。

2.Microsoft

2つ目に紹介する注目すべきメタバース企業は「Microsoft」です。こちらもGAFAに並ぶ世界最大手のIT企業ですが、メタバース市場への参入を予定しています。

既にMicrosoftは、WindowsやOfficeシリーズなどのさまざまな分野で多くのユーザーを抱えており、それらの領域間をつなぐ媒体としてメタバースがMicrosoftの将来的なメインビジネスになると考えられます。

3.Cryptovoxels(クリプトボクセルズ)

最後、3つ目に紹介するメタバース企業は「Cryptovoxels(クリプトボクセルズ)」です。こちらは先ほどまでの2社とは違い、名前を聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。クリプトボクセルズはイーサリアムのブロックチェーンを活用したメタバースを開発しています。

クリプトボクセルズのキーワードは、まさに「自由」。その仮想空間内では土地やアイテムなどの売買が自由に行えます。そのため、フォートナイトなどのゲームのためのメタバースでも、Metaのようなビジネスのためのメタバースでもない、新しい形のメタバースが構築されています。

また、クリプトボクセルズはプログラミングの知識がなくても簡単に利用できる空間構築を目指しており、新規参入のハードルが低くなることが予想されます。

まとめ:2022年からメタバース市場の動向をチェックしておこう

今回は、メタバースの市場規模について解説しました。現在の具体的なメタバース市場の大きさから、将来的な成長予測もあわせて理解できたと思います。

そして、メタバースを語る上では欠かせないメタバース企業を計3つ紹介しました。特に「Meta」は世界的にもトップクラスの大手IT企業なので、ぜひその動向には目を光らせてもらえればと思います。

メタバースはまだまだ日本では浸透していない技術で、法整備もままならない状況ですが、アメリカや中国などの世界の最先端を走る国のニュースを毎日チェックして、時代に置いていかれないようにしておきましょう。

「メタバースや仮想通貨についてもっと知りたい」という方は当サイトが非常に役立つと思うので、他の記事も参考にしてください。今回は以上です。

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