【ANIFTYと楽座を比較 !!】ナウシカも北斗の拳も!NFTアニメについて3分で徹底解説

今回は、NFTアニメについて徹底解説します。

今話題のNFTですが、それが日本の世界に誇れる文化であるアニメとも関連性があるので、必ずチェックしておきましょう。

実際に、NFTアートとして販売された事例もいくつか紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

「NFTについてよく知らない」という方は、この記事を読んでから本記事に戻ってくることで、より理解が深まると思いますよ。

それでは早速、本題へいきましょう。

[冒頭定型文 ]

はじめに:NFTアニメとは?

まずは、NFTアニメとは何かについて解説します。

NFTアニメは、唯一性を証明できるデジタルデータの「NFT」と「アニメ」が合体したもので、アニメに関連したものをNFTとして販売・流通しているものを指します。

アニメに関連しているものとしては、アニメのセル画や原画などが挙げられます。このようなアニメに関するイラストを「NFTアート」として販売しています。

しかし、なぜアニメという大きな市場にNFTが参入しているのでしょうか。

その1つの要因として、海賊版・コピー品の存在が挙げられます。アニメ自体もそうですが、それに関連したイラストなどのデジタルデータは簡単に複製できるのが実情。

コピー品が横行すると、制作会社や作者の収益が損なわれてしまいます。そのため、NFTのブロックチェーンの技術を使って、デジタルデータの唯一性を証明し、複製できないようにする取り組みが始まっているんです。

実際、日本国内でもアニメのセル画や原画をNFTアートとして売買できるNFTマーケットプレイスがいくつかあり、その注目度は日々高まっています。

では、NFTアニメはこれまでのデジタルのイラストとはどのように違うのでしょうか。もう少し詳しくみていきましょう。

NFTアニメの3つの特徴

NFTアニメの特徴は、大きく分けて3つあります。

  • デジタルデータの価値を証明できる
  • NFTとして二次販売・流通で収益化できる
  • 海賊版・コピー品の流布を防止できる

ひとつずつ見ていきましょう。

デジタルデータの価値を証明できる

これまでのデジタルアートではアニメに限らず、簡単に複製ができていたので、それ自体に起床価値がありませんでした。誰でも手に入れられるものに価値がないのは当然ですよね。

ただ、このような状況を打破するものがNFTです。なぜなら、NFTではブロックチェーン上でデジタルデータの所有者情報やこれまでの取引情報が全て記録されており、そのデータの「唯一性」を証明できるからです。

NFTとして二次販売・流通で収益化できる

また、NFTアニメは他のNFT同様に二次流通での収益化が可能です。これも、ブロックチェーン技術のおかげであり、NFTマーケットプレイスなどのプラットフォームを使えば、簡単にNFTアートを売買することができます。これにより、「商品を買ったら終わり」ではなく、その商品が最初の値段より高くなれば、その差額でお金を儲けることも可能です。

また、NFTではその際に生じた差額の一部を元のクリエイターに配分するという機能があります。これにより、アーティスト・クリエイターもしっかり収益が得られる仕組みづくりがされています。このような点でも、NFTは注目されているようです。

海賊版・コピー品の流布を防止できる

前述したように、現在はアニメの海賊版やイラストのコピーが普通に出回っています。しかし、それらのコンテンツをNFT化することができれば、そのデータの所有者や取引情報は全て記録されるので、海賊版などの不正に複製されたものを排除することが可能です。

以上が、NFTアニメの3つの特徴でした。

NFTという新しい技術により、誰しもにメリットがある状況を作り出そうとしているのが「NFTアニメ」ということになります。

では、具体的にどんなアニメでNFTが実装されているのでしょうか。次で見ていきます。

NFTアニメの実例3選

実際にどんなアニメがNFTアートを販売しているのでしょうか。この記事では、有名な3つのアニメ作品のNFTを紹介します。

  • 邪神ちゃんドロップキック
  • 風の谷のナウシカ
  • 北斗の拳

1.『邪神ちゃんドロップキック』第1話の無修正版をNFTとして販売

CryptoGamesと邪神ちゃんドロップキックX製作委員会は、第1話をモザイク処理していない無修正版として、オークション形式で販売しました。使用したNFTマーケットプレイスは「OpenSea」。支払いにはイーサリアムを使い、販売枚数は1つです。

その収益は全額、制作会社に還元されるので、アニメクリエイターの新たな収益化の道を築く第一歩となっています。

(参考文献:https://news.mynavi.jp/article/20211022-2166946/)

2.『風の谷のナウシカ』複製セル画をNFTとして販売

大人気ジブリ作品のナウシカでもNFTが販売されています。

アニメNFTのマーケットプレイスである楽座(RAKUZA)で、本作の複製セル画の”所有権NFT”が37万7500円で出品。

セル画自体は実物が存在するものなので、ここで取引されているのはその焼有権を証明するNFTとなっています。簡単に言えば、「引換券」みたいなものです。

そして、そのNFTをバーン(焼却)することで、実物のセル画を手に入れることができます。

3.『北斗の拳』漢の死に様シリーズのNFTが即日完売

最後に北斗の拳のNFTを紹介します。こちらは本作の名シーンを集めたNFTで、第一弾は「『北斗の拳』漢の死に様シリーズ 南斗六聖拳ボックス」として、税込4910円で発売されました。結果的に計418ボックス全てが即日完売という人気ぶり。

このように新しいアニメ・漫画だけでなく、名作漫画と呼ばれる作品でもNFTが販売されており、その注目度は言わずもがなです。

では、そんなアニメNFTはどこで買えばいいのでしょうか。次に、おすすめのアニメNFTマーケットプレイスを紹介します。

(参考文献:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2110/14/news080.html

おすすめのアニメNFTマーケットプレイス【ANIFTY・楽座】

ここでは具体的に日本で利用できるアニメ・漫画に特化したNFTマーケットプレイスを2つ紹介します。どちらも日本の企業のサービスなので、気になったものがあれば公式HPをチェックしてみてくださいね。それではいきましょう。

ANIFTY

1つ目に紹介するものは「ANIFTY」です。

こちらはイラストレーターである絵師の方とファンの方のためのNFTプラットフォームで、株式会社ANIFTYが運営しています。ANIFTYでは総勢55名350名以上の公認絵師が選出されており、そんな絵師たちのイラストをNFT化して販売。(2022年2月5日時点 ※公式よりご訂正いただきました)

日本だけでなく海外からも人気を集めており、グローバルリリースもされているため、注目では高め。

誰でもイラストをNFTとして出品ができるというサービスではありませんが、自分の好きなアニメや漫画、ゲームで活躍する絵師の方のオリジナルイラストが自分だけのものになるのはANIFTYだけです。

公認絵師としては人気ゲームの『アズールレーン』のキャラクターデザインに携わっている「夜ノみつき先生」や、ライトノベル『友達の妹が俺にだけウザい』のデザインを担当したトマリ先生などが参加しています。

今後もどんどん公認絵師が追加されていくと思うので、一度公式HPを覗いてみてはいかがでしょうか。

(参考文献:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000082297.html )

楽座

次に紹介するマーケットプレイスは、「楽座(RAKUZA)」です。

楽座はRAKUICHI株式会社によるアニメ・漫画に特化したのNFTマーケットプレイスで、扱う商品はセル画の”所有権NFT”です。先ほどのナウシカの説明でも出てきたものですね。

実は、セル画はアニメ制作の技術の発展により、新たに作られることがなくなったもの。そのため、アニメ史に残る貴重な文化財なんです。そんなセル画にあるアニメのワンシーンを「世界にひとつだけのあなたの権利」としてNFT化して販売しています。

世界的にもアニメ制作の副産物であるセル画の価値が認められており、今後も注目すべき分野の1つでしょう。ナウシカを始め、『もののけ姫』や『となりのトトロ』のセル画の所有権NFTがすでに高額で取引されており、全アイテムの取引額が2021年の6月時点で2億円を突破しています。

(参考文献:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000081425.html

まとめ:アニメを通してNFTを購入してみよう

今回はNFTアニメについて、その特徴から具体的な作品まで徹底的に解説しました。

おすすめのマーケットプレイスとして「ANIFTY」と「楽座」もあわせて紹介したので、アニメ・漫画好きでNFTに興味のある方はサイトを確認してみてください。

想像以上に簡単に購入することができるので、まずは実際にやってみるのが一番です。

今回はこれで以上になります。

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