「写真をNFTアートにすることってできるの?OpenSeaで販売するにはどうすればいいの?」
最近NFTアートが高額で販売されたという話をよく聞かれると思います。
NFTアートはイラストだけでなく写真で作ることも可能です。
イラストとなると自信がないけれど、写真で作れるのなら作ってみたいという人もいるでしょう。
この記事では写真でNFTアートを作る利点や方法について詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- 写真でNFTアートを作ることが可能かわかる
- なぜ写真をNFTアートとして販売するとよいかがわかる
- 写真でNFTアートを作る方法がわかる
OpenSeaというNFTマーケットプレイスでの出品方法についても解説していますので、ぜひ最後まで記事を読んでみてくださいね。
写真をNFTアートにすることは可能なのか?
NFTとは非代替性トークンのことで、偽造することができないデジタルデータです。
したがって、デジタルデータをNFT化することで唯一無二の作品として販売することができます。
このデジタルデータはイラストでも写真でも問題ありません。
NFT化して唯一無二の作品にしてしまえば、現実のアート作品と同じように一点もののアートとして販売することができるのです。
一点もののアートであればいくらでも複製可能なただのデジタルデータとは違って、非常に価値が出る作品となる可能性があります。
また、写真などのNFTアートはメタバース空間内で個展を開くことも可能です。
2022年4月現在、写真家の武藤裕也氏がメタバース内でNFT写真展「Tokyo in 2020」を開催しています。
「コロナ禍の最中にある東京」を題材にして撮影された写真をNFT化し、メタバース空間内で閲覧できるようにした写真展です。
デジタルデータで写真展を開くことができるなんて、NFTによって写真の可能性が広がってワクワクしますね。
NFTにすることで写真が広く販売できるようになる
写真はリアルな良さはあるのですが、アート作品として販売するには問題を抱えていました。
なぜかというと、写真データはデジタル化してしまうと無料で保存することができますし、コピーも作成し放題になってしまうからです。
しかし、NFTの登場によって「代替不可能な唯一無二のデータ」として写真を取り扱うことが可能になりました。
これによって、デジタルデータとしての写真に唯一無二の価値が付くようになったのです。
また、販売の経路も現物を実際に会って販売することから、インターネット上でNFTマーケットプレイスなどを介して販売することが可能になりました。
今、写真を生業にする人にとって非常に追い風の状況となっています。
ぜひこの記事を最後まで読んで写真をNFT化して販売してみましょう。
写真でNFTアートを作る方法【簡単3ステップ】
写真でNFTアートを作るには以下の3ステップでOKです
・NFT写真を取り扱っているNFTマーケットプレイスに登録する
・イーサリアムを購入し、ウォレットに送金する
・販売条件を決めてNFT写真を販売する
なお、NFTの発行、出品には仮想通貨取引所の口座とウォレットが必要です。
仮想通貨取引所は「コインチェック」がおすすめです。
コインチェックへの登録方法とウォレットの作成方法は以下の記事で解説していますので、まだ作成していないという方は参考にしてくださいね。
(コインチェック登録方法とウォレット作成方法のリンクを貼る)
NFT写真を取り扱っているNFTマーケットプレイスに登録する
まずは、NFTを販売することができるNFTマーケットプレイスに登録しましょう。
今回は、世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」に登録してみましょう。
①OpenSeaの公式ホームページにアクセスする
②「Setting」をクリック
③接続するウォレットを選択する
④アカウントの情報を入力し、送られてくるメールの内容をチェックする
以上のように簡単に登録することができます。
③のウォレットを接続する際は「MetaMask」が簡単に接続できるのでおすすめです。
GoogleChromeであればMetaMaskを紐づけることができるので、ぜひChromeを活用しましょう。
OpenSeaはイーサリアム版の方がよく使われていますので、最初はイーサリアム版を使用することを推奨します。
コインチェックでイーサリアムを購入し、ウォレットに送金する
コインチェックの口座に入金し、イーサリアムを購入します。
続いて、
①コインチェックの「コイン送金」をクリック
②「Ethereumを送る」をクリック
③送金する金額を入力し、ウォレットのアドレスを入力する
④「送金する」をクリック
の4ステップでイーサリアムをウォレットに送金してください。
販売条件を決めてNFT写真を販売する
ウォレットに送金ができたらNFT写真の販売をしてみましょう。
①OpenSeaにログインし、ウォレットを接続する
②トップページの人型アイコン→「My Collections」を選択する
③「Create a collection」をクリックし、出品するデータをアップロードして情報を入力する。
④値段を入力してNFTを発行する。
価格は自分で自由に決めることができます。
似たような作品の価格を確認してどのくらいの相場で売られているのかも知っておくと良いでしょう。
OpenSeaでは初出品時にガス代(手数料のようなもの)が必要です。
コインチェックに口座を開設し、必ず入金しておきましょう。
まとめ
この記事では
・写真をNFTにして販売することは可能である
・NFTにすることで写真の問題点を解決しながらアートとして販売できる
・写真のNFTアートは3ステップで簡単に販売できる
ということをお伝えしました。
NFTアートはイラストだけではなく、写真でも作成することが可能です。
イラストを描くのが苦手な方であっても、写真であればできるという方もいるでしょう。
ご自身の撮った写真で気軽にNFTを初めてみてはいかがでしょうか。